今回は、介護現場で役立つレクリエーションネタをたくさんご紹介します。
目次
- 1 介護現場でのレクリエーションの目的・重要性
- 2 レクをするときの注意点
- 3 【簡単おすすめ】介護レクリエーションゲームネタ 40選
- 3.1 ①脳トレクイズ
- 3.2 ②座ってできる体操
- 3.3 ③大人数でできるレクリエーション
- 3.4 ④筋トレレクリエーション
- 3.5 ⑤リズム体操
- 3.6 ⑥タオル体操
- 3.7 ⑦連想ゲーム
- 3.8 ⑧ホワイトボードレクリエーション
- 3.9 ⑨工作レクリエーション
- 3.10 ⑩壁飾りレクリエーション
- 3.11 ⑪魚釣りゲーム
- 3.12 ⑫ボーリングレクリエーション
- 3.13 ⑬サッカーレクリエーション
- 3.14 ⑭玉入れレクリエーション
- 3.15 ⑮バランスレクリエーション
- 3.16 ⑯輪投げレクリエーション
- 3.17 ⑰もの送りゲーム
- 3.18 ⑱的当てゲーム
- 3.19 ⑲トランプを使ったレクリエーション
- 3.20 ⑳カラーボールを使ったレクリエーション
- 3.21 ㉑サイコロを使ったレクリエーション
- 3.22 ㉒紙コップを使ったレクリエーション
- 3.23 ㉓牛乳パックを使ったレクリエーション
- 3.24 ㉔お手玉を使ったレクリエーション
- 3.25 ㉕新聞紙を使ったレクリエーション
- 3.26 ㉖ペットボトルを使ったレクリエーション
- 3.27 ㉗ストローを使ったレクリエーション
- 3.28 ㉘段ボールを使ったレクリエーション
- 3.29 ㉙毛糸を使ったレクリエーション
- 3.30 ㉚音楽を使ったレクリエーション
- 3.31 ㉛口腔機能向上レクリエーション
- 3.32 ㉜手遊びレクリエーション
- 3.33 ㉝手芸レクリエーション
- 3.34 ㉞切り絵
- 3.35 ㉟ちぎり絵
- 3.36 ㊱チーム対抗レクリエーション
- 3.37 ㊲短時間でできるレクリエーション
- 3.38 ㊳アイスブレイクゲーム
- 3.39 ㊴寝たきりレクリエーション
- 3.40 ㊵回想法レクリエーション
- 4 さいごに
介護現場でのレクリエーションの目的・重要性
デイサービスだけではなく、入所施設など介護の現場において必ず行われるであろうレクリエーション。
これらは利用者さんたちにとってとても大切な時間です。
高齢になると若い世代よりも体力の低下があったり、骨折などの怪我や病気を理由として外出の機会が減少する方も珍しくはありません。
外出の機会が減れば、それに伴って運動をする機会も減っていきます。
レクリエーションは楽しみながら体を動かす機会になるため、ちょっとした運動の機会にもなります。
また、作品づくりなどの手先を使うレクリエーションも、脳への刺激として効果が期待でき認知症予防の1つと捉えることもできます。
そして、ゲームも作品づくりも共通して言えることと言えば季節感を取り入れることができます。
季節を身近に感じることで、昔の思い出を振り返る機会にもなり、懐かしさを感じつつも楽しい時間を過ごしていただけるでしょう。
レクをするときの注意点
レクリエーションを行う場合は当然怪我に注意する必要があります。
例えば・・・ものを投げる動作が含まれるゲームであれば、利用者さんに当たって怪我をすることのないようにゲーム前の準備として十分なスペースを確保する必要があるでしょう。
また、転倒に注意する必要もあるため自立度が高い方でも、座ったままゲームを行うのが望ましい方でも同じゲームを楽しめるような、レクリエーションの計画が望ましいです。
【簡単おすすめ】介護レクリエーションゲームネタ 40選
ここからはおすすめのレクリエーションについてお伝えします。
①脳トレクイズ
クイズは脳トレとしてとても効果的です。
答えやすいように選択肢を設けたり、〇×形式の出題にするのも良いでしょう。
難しい問題ではなく、楽しみながら考えて頂ける問題がおすすめです(*^-^*)
野菜や果物に関するクイズであれば農家さんが強いでしょうし、お花に関する問題であればガーデニングが趣味の方が強かったりと、その利用者さんの生活背景が見えてくるきっかけにもなるかもしれませんね。
②座ってできる体操
体を手軽に動かせる体操ですが、座ったままできるものを取り入れることで車いすの方も、歩行が可能な方も同じ体操を同じ条件で行うことができるため、一体感が生まれます。
体を動かすとは言っても大きな負担になるものは少ないので、どなたでも気軽に参加することができるという魅力があります。
集中力も活かした脳トレのようなものから、体を動かすものまで色々なものを楽しむことができますよ♪
③大人数でできるレクリエーション
施設によって人数の違いはあるでしょうが、レクリエーションには小グループに分かれて行うものから全員で行うものまであります。
全員で行うにはこのような大人数でできるレクリエーションがおすすめです!
人数が増えれば増える程、難易度が上がるゲームも含まれていますが、それもまた成功したときに大きな達成感を味わえるスパイスとも言えます。
大人数で行えるレクリエーションも幅が広いので、利用者さんの傾向をよく考えて選ぶのが良いでしょう。
④筋トレレクリエーション
高齢になると一見元気そうでも若い頃と比べると当然筋力は低下しており、転倒をした場合の転倒のリスクも高くなってきます。
しかし、高齢者でも筋トレを行うことである程度筋力を取り戻したり、維持をしていくことが可能です。
それにより今の生活を維持していくことにも繋がっていきます。
筋トレレクリエーションでは楽しみながら、普段はなかなか鍛えられない筋肉を活用した運動ができるのが魅力です(#^^#)
⑤リズム体操
体操の中には音楽を活用して、ちょっとした踊りのような流れで体を動かすことができるものがあります。それがリズム体操です。
もしかしたら、地域や施設によって既にお馴染みのリズム体操があるかもしれませんが、その魅力はやはり音楽を楽しみながら体を動かせることだと思います。
最近の曲から利用者さんの若い頃に流行った懐かしの曲まで、幅広い体操があるので、ぜひ取り組んでみてくださいね(^^♪
⑥タオル体操
タオルを活用して行うタオル体操と言うものもあります。
タオルを引っ張りながら腕や背筋を伸ばす動きを取り入れたものから、手の指先だけではなく足の指先の力を鍛えられるものまで様々なパターンが存在します。
どこの家庭にもあるタオルを利用しているため、ご自宅でも気軽に取り組んでいただきやすいというメリットもあります。
普段の体操の時間の中にも手軽に取り入れることができるので、おすすめですよ(#^^#)
⑦連想ゲーム
その場でテーマに適したものの名前を挙げて頂く連想ゲームをやってみましょう。
人名や国名などを挙げていただくといった決して難しい問題ではありませんが、その場で考えて適した回答を出すということで、脳トレとしての効果が期待できます。
絵を描いたり、しりとり要素を加えたりといったアレンジを行うことでバリエーションを広げることができます。
テーマが利用者の皆さんにとって懐かしいものに関係していると昔の思い出を振り返るきっかけにもなるかもしれませんね(*^_^*)
⑧ホワイトボードレクリエーション
施設であれば必ず置いているであろうホワイトボードを活用したレクリエーションは脳トレ要素を持つものがメインになってきます。
ホワイトボードを利用するメリットとしてはゲームの進行状況が目で確認できる点にもあります。
例えば、口頭だけでは説明しにくい穴埋めクイズも出題しやすくなりますし、キーワードを用いたクイズも目で確認できるようになり、どなたにもじっくり考えながら参加していただくことができます(^^)
⑨工作レクリエーション
工作レクとして何かしらの作品づくりに取り組まれている施設も多いでしょう。
中には作品づくりに力を入れている施設もあると思います。
工作レクは数日に分けて自分のペースで行うことができ、同じテーブルの方と時に協力しコミュニケーションを取りながら楽しんでいただけます。
物によっては職員さんがある程度材料を加工しておく必要も出てきますが、季節を感じられる作品など、イベントに関する工作を計画するのもおすすめです(*'ω'*)
⑩壁飾りレクリエーション
施設内で利用者の皆さんが協力して大きな作品をつくる場合の定番とも言えるのが壁飾りですよね。
折り紙を折ったり、色画用紙を切ったりちぎったりと1つ1つのパーツは小さくても皆さんの力を合わせることで、立派な大きな作品が完成します。
完成した作品はその季節を象徴するものとして、目で見ても楽しんでいただけるでしょう。(*^^)
パーツの数も多くなるので、その利用者さんの得意不得意にも合わせて声掛けさせていただくと、全員参加しやすくなります。
⑪魚釣りゲーム
利用者さんの中には実際の魚釣りを経験した方も見えるかもしれませんね。
そんな方には実際の魚釣りの思い出を話していただく機会になるかもしれません。
基本的には魚を書いた紙にクリップをつけ、磁石を先に付けた竿で釣り上げていただく形になります。
床かテーブルかどちらで行うかで用意する道具のサイズも変わってきます。
また、釣りという視点から見ると別物にはなりますが、漁をイメージした投網風のゲームにアレンジするとまた新鮮な気分で楽しんでいただけるのではないでしょうか。
⑫ボーリングレクリエーション
ボーリングと言えば、かつて大ブームを巻き起こしたこともあるスポーツで、今でも人気のある屋内スポーツですよね。
ボールを転がしてピンを倒すのがボーリングですが、施設で行う場合は思い切ったアレンジをすることができます。
ピンを高い位置に置いてバウンドしたボールで倒したり、ボールを蹴って足の運動も兼ねたゲームにしてみたりと自由な発想でアレンジを楽しんでいただけます♪
⑬サッカーレクリエーション
サッカーと言えばワールドカップでも熱狂する大人気スポーツで、コートを走り回る激しいスポーツです。
高齢者には難しいですが、サッカーをモチーフにしたゲームとしては施設でも取り入れやすいものがあります。
棒サッカーであれば座ったままとは言え、白熱した試合を楽しむことができます。
他にもテーブル上でできるサッカーゲームもありますので、雰囲気を楽しむと言う点でもおすすめです(*'ω'*)
⑭玉入れレクリエーション
運動会でもお馴染みのシンプルなゲームである玉入れはチームで行うゲームとしてもおすすめです。
玉も手軽に作ることができるため、多くの施設で行われているでしょう。
そんな玉入れも、カゴが動くという形でいつもとはまた違った工夫を取り入れることもできますし、個人で行うゲームとしてアレンジすることもできます。
玉を投げるという運動自体も握る握力と、投げる腕と肩の力を活用していますので上肢の運動にもなりますよ(^.^)
⑮バランスレクリエーション
手先や足を使って行うバランス感覚を活かしたゲームもいくつかあります。
ジェンガは有名で経験したことのある利用者さんも見えるかもしれませんね。
空き缶や、ボール、トランプなどを積み上げて行くゲームは一見シンプルですが、集中力も必要でなおかつ慎重に組み立てていくことから指先の運動としてもある程度の効果が期待できます。
ちょっと難しいものも含まれていますが、ぜひ挑戦してみてくださいね(*´▽`*)
⑯輪投げレクリエーション
輪投げは輪を的棒に向かって投げて上手く入れるシンプルなゲームですね。
施設で行う場合も的棒はペットボトルなどを利用できますし、輪も新聞紙を利用すれば簡単につくることができます。
シンプルに楽しんでいただくのも良いですが、通常の輪投げでもビンゴのように列を作るというルールを組み込むことでちょっとしたアレンジができます!
職員と利用者さんが一体となって楽しむアレンジもありますのでぜひお試しください(^_-)-☆
⑰もの送りゲーム
もの送りゲームはその名の通り、利用者さんから利用者さんへ次々とバトンを渡していくかのようにものを送っていくゲームです。
その場から動かずにできるリレーといったところでしょうか?(^^;)
送るものは軽くて破損の心配のないものを選ぶのが安全に楽しんでいただくポイントです。
手渡しだけではなく、口にくわえたストローや手に持った棒に通したリングを、直接手では触らないようにして送っていくアレンジもできます。
⑱的当てゲーム
的当てはボールを的に当てるゲームですよね。
ボールを当てるタイプの的当てであれば的は手軽に作ることができますし、一見ちょっと危なそうに見える吹き矢やダーツも、安全性を考えた手作りで楽しんでいただけます。
空気砲を使った的当ても実験みたいでおすすめです(*´▽`*)
⑲トランプを使ったレクリエーション
誰もが知っているシンプルなゲームから、ちょっと難しいゲームまで幅広い遊びを楽しむことができるのがトランプの魅力です。
あまり大人数になっても逆に進行しにくいため、1テーブルごとのグループに分けて楽しんでいただくのがおすすめです。
ゲームも良いですが、せっかくなのでマジックや占いを実践する側を経験するのも良いのではないでしょうか(#^.^#)
普段は見る側になることが多いと思いますので、新鮮な気分になれます。
⑳カラーボールを使ったレクリエーション
カラーボールは小さな子どもも手に取ることの多い柔らかくて、カラフルなボールのことです。
サイズも幅広いですが、ボールプールに使われるような握りこぶしサイズがおすすめです。
投げたり、蹴ったり、転がしたり・・・とボールを使った運動は手の運動にも、足の運動にもなるのでバリエーションが多く、色々なタイプのレクリエーションを楽しんでいただくことができますよ(*^▽^*)
㉑サイコロを使ったレクリエーション
サイコロを使ったレクリエーションと言えばすごろくを思い浮かべることができますよね。
それも面白いのですが、数字が書かれた道具であることを活かして脳トレをしたり・・・
手作りのサイコロを作って数字以外に言葉を書いたりして、出た目によって何をするかが決まる運によって結果が変わるというよりドキドキワクワクするようなゲームをすることもできます(#^^#)
また、すごろくはマスに体操に関する指示を入れることで楽しみながら軽い運動を取り入れることもできます。
㉒紙コップを使ったレクリエーション
紙コップはとても軽く加工もしやすく、安く手に入るという点からも施設でのレクリエーションにおいても活用がしやすい道具と言えます。
積み上げるバランスゲームに用いたり、球を投げ入れるカゴのように使えたりとテーブル上で行うゲームが行えます。
また、工作においても切込みを入れたり、色紙を貼り付けたりといった基本的な形を活かしつつ行えるので工作が苦手な方にもおすすめです!
㉓牛乳パックを使ったレクリエーション
どこの家庭でも用意することができるであろう牛乳パックを活用したレクリエーションです!
カットして先と先を繋ぐと小さな四角形のブロックにもできますし、輪っかにすることもできます。
その加工した状態で積み上げて行くバランスゲームや輪投げなどを楽しんでいただくことができます。
小物入れやコマなど、ある程度職員がパーツとしてカットしたものを用意しておけば好みのデコレーションを楽しめる工作にも活用することができますよ(*'ω'*)
㉔お手玉を使ったレクリエーション
お手玉は昔ながらの玩具であるため、特に女性の利用者さんは昔から慣れ親しんだという方も多いと思います。
軽くて柔らかく、掴みやすいため積み上げるバランスゲームだけではなく、玉入れのように投げたり、思い切って蹴ってみたりとゲームへの活用の幅はとても広いです。
利用者の皆さんが予想もしていなかったようなゲームを楽しんでいただくことができるかもしれませんよ( *´艸`)
㉕新聞紙を使ったレクリエーション
実は新聞紙は、思ったより筋肉を鍛えることにも繋がるレクリエーションに使うことができます。
例えば・・・向かい合って両端を持って引っ張り合えば上肢の力を使いますし、破れやすい紙と言うことを活かして足を使って破ってみると、なかなか鍛える機会のない足先の運動にもなるなど、意外な活用方法もあるんです(#^^#)
適当な大きさに破いておくと、パズルとして元の形に組みなおすゲームをすることができ脳トレの1つとしても活用することができます!
㉖ペットボトルを使ったレクリエーション
ペットボトルはある程度丈夫な素材で、元々液体が入っていたこともあり水を入れて活用できる点がメリットと言えます。
例えば・・・水を入れればダンベルとして筋トレの道具にできますし、形状からボーリングのピンとしても活用しやすく水を入れることで倒れやすさの調整をすることができます。
また、ボトル部分だけではなくキャップも指ではじいたり、積み上げたりといった手先の運動に用いることができ、ペットボトルレクリエーションと1言で言ってもボトル部分をメインで使うか、キャップをメインで使うかで違った顔を見せてくれます!(^O^)
㉗ストローを使ったレクリエーション
ストローは生活の中でも身近な商品ですよね。
飲み物を飲む時に吸うために使われていますが、その吸うと言う動作自体も実は積み重ねることで口腔トレーニングの効果が期待できます。
吸う、吹くといった動作を活用したゲームを楽しみながら口腔機能を鍛えていただく機会にもなるのがストローを活用したレクリエーションの魅力です。
柔らかい素材で加工もしやすいので、工作の材料としてもおすすめです(#^^#)
㉘段ボールを使ったレクリエーション
段ボールもレクリエーションに活用しやすい材料なので多くの施設で活用されているでしょう。
本来物を入れることを目的とされている箱であるため、物を入れる動作を含むレクリエーションに活用しやすいです。
また、ある程度丈夫な素材であるため作品づくりの材料としても扱いやすいのですが、ある程度職員さんで材料をカットしておくのが良いでしょう。
科学の実験でも馴染みのある空気砲も作ることができるので、皆さんで作ってレクリエーションに使うなんて方法も良いですね(*´▽`*)
㉙毛糸を使ったレクリエーション
毛糸は手芸に用いられることが多く、実際に手軽に作ることができる作品も多く存在しています。
かぎ編みではなく、フォークや画用紙、トイレットペーパーの芯などの身近なものを使って作ることができるものを中心にピックアップしているため、初心者の方でも取り組みやすいです。
また、それらの作品を使ってちょっとしたゲームを楽しむこともできるため工作とゲームの両方を楽しみたい場合にもおすすめです(*^_^*)
㉚音楽を使ったレクリエーション
音楽は私たちの生活にとって身近な娯楽です。
若い世代には今の流行りの曲があるように利用者の皆さんにも若い頃流行った思い出の曲があります。
そんな音楽を活用して脳トレをしたり、体を動かしていただきましょう!
例えば、カラオケなどで歌っていただくのも良いのですが、楽器を手に取っていただいたり・・・音楽に合わせた体操を行うこともできたり・・・イントロクイズもCDさえあれば手軽にできます。
音楽に触れると言うことは脳にとっても良い刺激ですし、名曲と共に当時の思い出話に花を咲かせるきっかけにもなるかもしれませんね(笑)
㉛口腔機能向上レクリエーション
高齢者になると飲み込む力が低下し、誤嚥のリスクも生じてきます。
それらを防ぐためにも楽しみながら口腔機能を鍛える効果が期待できるレクリエーションを行ってみましょう!
早口言葉や口の体操は気軽に行えるので普段の施設の中のリズムに取り入れやすいものになります。
ご自宅でも取り組んでいただくことができるでしょう。
ストローを使って口にくわえる、吸う、吹くといった動きを取り入れたゲームもおすすめです(*´з`)フー
㉜手遊びレクリエーション
指先は神経が多く通っていることから、指先の刺激は脳にとっても良い刺激であり脳トレとしての効果も期待できます。
手遊びと言えば女性の利用者さんに得意な方がいることは珍しくなく、音楽を使って2人で手を合わせて行うものなどは逆に職員が教えられてしまうかもしれませんね(笑)
音楽を使ったものだけではなく、自宅でも気軽にできるような脳トレも含まれていますのでぜひお試しください。
㉝手芸レクリエーション
手芸と言えば、難しそうというイメージがあり自分が不器用だと感じている方にとっては触れる機会すらないのではないでしょうか?
実際にちょっと難しいものも含まれてはいますが、初心者向けの作品も多く、手先の運動として脳トレも兼ねながら可愛らしいアイテムを作っていただく時間にすることもできます(*´▽`*)
特に編まずに作ることができる手芸作品は初心者の方でも取り組みやすいのでおすすめです。
㉞切り絵
切り絵は1枚の紙から余計な部分を切り取ることでものの形をつくる作品のことを指します。
作ることができるのは花や葉っぱのような季節を感じられるものから、動物まで様々です。
切る工程があまり多くはない作品であれば比較的難易度は低いため、施設でも行いやすいですが工程が複雑で難しい作品まで幅広いため簡単な作品から始めるのが良いでしょう!
ハサミを使うので怪我には気をつけてくださいね。
㉟ちぎり絵
ちぎり絵は作品をみたことがある方は多くても実際に自分で作ったことがある方は少ないと思います。
紙をちぎるということは、ちょっとした手先の運動にもなります。
様々な紙を利用するため、「この花はこの色」といったような決まった形に捕らわれずに自由な発想で紙を貼り付けていただくと良いですよ(*^-^*)
インターネットで下絵を探すこともできるので、色紙があれば気軽に始められます。
㊱チーム対抗レクリエーション
ゲームをするなら大勢で盛り上がりたい!!
そんな時におすすめなのがチーム対抗のレクリエーションです。
行事として運動会を行う場合にも取り入れやすいと言えます。
チームで協力して勝ちを目指すと言うことで、一体感が生まれますね(#^^#)
㊲短時間でできるレクリエーション
施設で過ごす中でちょっとした時間が余ってしまうことは珍しくはないでしょう・・・。
例えば、デイサービスであれば帰りの時間の送迎車の順番待ちであったり、そんな短い時間でも取り組めるレクリエーションがいくつかあります。
ポイントは手軽に開始できること、テーブルや椅子を動かさなくてもできることです。
用意する物が少ないゲームや脳トレなど、短時間でできるものは意外と多くあります(#^^#)
㊳アイスブレイクゲーム
アイスブレイクゲームは初対面の人同士が集まった時に、緊張をほぐすことを目的として行われるちょっとしたゲームです。
施設で行う場合もシンプルなものが多いため手軽に取り入れることができます。
脳トレの要素を持ったゲームも多く、特に道具を用意することなくすぐに取り入れることができます。
若い世代が行うことも多いため、立って行うゲームもありますが座って行うようにアレンジすることで転倒のリスクのある動きを無くすこともできます。
㊴寝たきりレクリエーション
寝たきりになってしまうとあまりレクリエーションに参加するというイメージを持ちにくい方もいるでしょう・・・。
しかし、寝たきりとは言っても動く部位を使った簡単な運動であれば職員の支援を受けつつ参加することができます。
セラピーのような刺激を受け取る受け身のレクリエーションであれば一緒に楽しんでいただけるなど、レクリエーションと縁がなくなるわけではありません。
寝たきりの方も交えたレクリエーションの参考までにどうぞ(^O^)
㊵回想法レクリエーション
回想法は認知症高齢者に対しても行われる心理療法の1つです。
懐かしい音楽や写真に触れたり、それらに関するエピソードを語り合っていただくことで脳が刺激されるというものです。
例えば・・・おはじきやお手玉、メンコなどの昔懐かしの玩具に触れていただくのも回想法の1つですし、単に昔の話をするだけでも回想法の1つになると言えます。
ただし、利用者さんにはそれぞれ過去があるため、あまり触れて欲しくないエピソードがあるかもしれないと言う点に関しては意識しておいてくださいね。
以上、介護レクリエーション40選でした!
さいごに
ここまでに40種類のレクリエーションの分類についてお伝えしてきましたがいかがでしょうか?
一言で「ストローを使ったレク」、「玉入れ」などと言っても様々なバリエーションやアレンジがあって、色々なパターンのゲームを楽しんでいただけることが伝わったかと思います。
レクリエーションはやはり利用者さんに楽しんでいただける時間にしたいものですよね。
いくつかのパターンがある中から利用者さんの状態に合わせ、できるだけ皆さんが参加できる形式を選ぶのが良いと思います。
とは言っても施設によって定番のゲームができていたりと、なかなか新しいゲームを取り入れるのは勇気がいる場合もあるかもしれません。
そんな場合、アレンジもその地域に関するネタであったり、季節のネタを取り入れることで定番のゲームであってもちょっとだけ変わった雰囲気にできるかもしれません。
ここで紹介したレクリエーションを参考にその施設ならではのアレンジを生み出していただくのもおすすめです。
皆様にとって、素敵なレクリエーションの時間をおくれることを祈っております。