手芸をする方にとっては馴染みの深い『毛糸』。
冬は暖かいマフラーやセーターの材料としても大活躍している毛糸を活用して、デイサービスでも簡単に作品をつくることができます。
特に男性はあまり経験がない作品づくりになるかもしれないので、ちょっと苦戦する可能性もありますが、新しいことへの挑戦と言うことでぜひ取り組んでみてもらいたいです。
また、その作品を使ってレクリエーションゲームを楽しむこともできます。
今回は、高齢者向け毛糸を使った工作(作品集)・それを使ったレクリエーションをご紹介します。
目次
- 1 【高齢者向け】簡単!毛糸レクリエーション15選
- 1.1 ①毛糸のリボンボウとUFOキャッチャーゲーム
- 1.2 ②毛糸のヘアゴムと輪投げ
- 1.3 ③指で編むブレスレットと早編み
- 1.4 ④毛糸のポンポン(通常サイズ)と玉入れ
- 1.5 ⑤毛糸のポンポン(ミニサイズ)とリレー
- 1.6 ⑥毛糸のポンポンと的あて
- 1.7 ⑦ハートのポンポンと糸巻きゲーム
- 1.8 ⑧毛糸のふかふかマットと足踏みゲーム
- 1.9 ⑨毛糸のコースターと色合わせゲーム
- 1.10 ⑩簡単編み物と旗揚げゲーム
- 1.11 ⑪雪の結晶とつかみ取りゲーム
- 1.12 ⑫毛糸のポンポン(大き目)とラリー
- 1.13 ⑬コットンボールライトとボール釣り
- 1.14 ⑭クリスマスリースと棒リレー
- 1.15 ⑮ペン立てとふわふわ毛糸玉ゲーム
- 2 さいごに
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【高齢者向け】簡単!毛糸レクリエーション15選
①毛糸のリボンボウとUFOキャッチャーゲーム
毛糸を使ってリボンボウを作ることができます。可愛らしい小型サイズでぬいぐるみなどに添えてあげても可愛くていいかもしれませんね。
編む必要がないため気軽に作ることができますし、細かい作業が苦手な方であっても比較的簡単に作ることができるので、ちょっとした手先の運動も兼ねて作ってみても良いかも知れません。
このリボンにクリップを挟んで魚釣りゲームとして遊ぶこともできます。
魚釣りゲームの要領で磁石がついた竿を使って上手くリボンを釣り上げるのですが、この時に竿につける磁石はU字型にするとクレーンゲームのアームのようにも見えてゲームセンターの雰囲気を味わえます、
②毛糸のヘアゴムと輪投げ
毛糸を使って簡単にヘアゴムを作ることができます。
お孫さんで女の子が居る方ならプレゼントにも良いでしょうし、女性の利用者さんなら自分で使ってみるのも良いでしょう。
作る工程の中でストローを軸にして、それを途中で抜くのですが軸のストローが入っている状態だとちょっと小さいですが、形が崩れない程度のリング状になります。
ストローの軸が入ったままの状態でいったん縛ることで輪投げの輪としても使うことができます。ちょっと小さいので難易度は高めです。
③指で編むブレスレットと早編み
道具を使うことなく指に毛糸をひっかける動作を繰り返すことによって毛糸のブレスレットを作ることができます。
ちょっと大きめかなと思うくらいのサイズで作ると余裕をもってはめることができます。
動作も最初は難しく感じますが、動作としては比較的やさしいので早く編むという行為を競争にしてみても良いのではないでしょうか。
手先の運動にもなりますし、完成を目指すのではなく制限時間内にどの程度編む動作を進めることができたかで判断すれば時間もかからずに競争できます。
④毛糸のポンポン(通常サイズ)と玉入れ
毛糸のポンポンも可愛らしい飾りとしてかばんやニット帽につけることができる飾りです。
このポンポンですが、特別な器具を使うことなくお手軽に編むことができます。
ある程度厚みのある画用紙などを用意し、それに切込みを入れます。その切込みに毛糸を挟み込む動作を繰り返すことで編むことができるのです。
ある程度の大きさのある球状のアクセサリーなので、そのまま玉入れに使っても良いかも知れません。
素材が軽いのでちょっと玉入れゲームとしての難易度は高めですが、いつもより可愛らしい玉を使って楽しめます。
⑤毛糸のポンポン(ミニサイズ)とリレー
毛糸のポンポンでも先ほどに紹介したものよりも小さいさらに可愛らしいサイズでの工作になります。
道具も先ほどの物だと厚紙を用意する手間がありましたが、今回はフォークを使います。
どの家庭にもあるため、より気軽に編むことができます。
今回はこのミニサイズのポンポンを使ってリレーをします。
うちわの上にポンポンを乗せて、うちわからうちわへと渡していくリレー形式のゲームです。
先ほどのものよりも軽くてちょっと転がりやすいので落とさないように気を付けてやってみましょう。
⑥毛糸のポンポンと的あて
毛糸のポンポンを作る方法として手軽なものは、100均などにある工作キットを使うと言う方法もあります。
ボールとして使うにも柔らかい毛糸の素材であるため、小さなお孫さんが居る方は一緒に遊ぶ際にも安全な素材です。
この毛糸のボールを使い、トイレットペーパーなどの芯で作っておいた的を倒す的あてゲームをやってみましょう。
軽い素材であるがゆえに普通のボールとも違った感覚で遊べます。
⑦ハートのポンポンと糸巻きゲーム
ポンポンでも形がちょっと変わったタイプのものもご紹介します。
可愛らしいハート型のポンポンです。バレンタインの贈り物とかにも良いかも知れませんね。
これを使ってゲームをするために、箱に長めの毛糸を固定しておきます。
毛糸のもう片方の先端はラップの芯に張り付け、芯をくるくる回すことで毛糸を巻き取れるようにしておきます。
箱の上にこのポンポンを置き、上手くハートを落とさずに引き寄せるゲームです。
⑧毛糸のふかふかマットと足踏みゲーム
トイレットペーパーの芯を道具として活用して作る毛糸のふかふかマットです。
部屋にあると気持ちよくておしゃれなマットになってくれます。
動画では大きめのサイズでカラフルに作っていますが、もう少し小さめのサイズで作っても良いでしょう。
マットを足の傍に置き、旗揚げゲームの要領で「右足を乗せる」「左足を下す」等の指示を出します。
慣れてきたら指示と逆の行動を取ってもらうのも良いでしょう。
⑨毛糸のコースターと色合わせゲーム
毛糸で作れるコースターです。
まさか毛糸がコースターになるなんてと言う意外性から楽しむこともできますね。
そんなコースターで遊ぶのが色合わせゲームです。
コースターを適当な大きさにカットした厚紙に毛糸で括り付けておき、2つで1つの同じ色の組み合わせができるようにしておきます。
コースターがついている面を下に向けて神経衰弱の要領で遊んでみましょう。
⑩簡単編み物と旗揚げゲーム
段ボールに切り込みを入れたものを活用して編み物をしましょう。
2色の毛糸で動画内では作っていますが、1色の毛糸で作ると単色の旗のようになります。
後はこの毛糸の編み物を使ってお馴染みの旗揚げゲームをしてみましょう。
手作りの道具で何時もと違った気分の旗揚げゲームができますよ。
⑪雪の結晶とつかみ取りゲーム
綿棒に毛糸をぐるぐる巻きつけていくだけでクリスマスの飾りにもピッタリな可愛らしい雪の結晶ができます。
イメージとしては白や青が良いですが、好きな色でカラフルに作ってみても楽しいですね。
そんな雪の結晶も綿棒部分が露出していることを活かし、豆掴みゲームのように箸で掴んで移動させる、手先のトレーニングになるゲームをやってみるのはどうでしょうか。
普段はなかなか掴まない形状のものを掴むのも新鮮な気分になれます。
⑫毛糸のポンポン(大き目)とラリー
毛糸のポンポンも作り方次第では先に紹介したものよりも大きいものが作れます。
大きいサイズであればよりボールのような遊び方にも代用できます。
今回はちょっと大き目なポンポンを使ってテニスのような感覚で遊んでみましょう。
段ボールの板に持ち手を付けておき、それをラケットとしてポンポンを打って落とさないようにしてラリーを続けて遊びます。
⑬コットンボールライトとボール釣り
風船を利用して作る毛糸のボールです。
中に電球を入れることでお洒落なライトとして部屋を照らしてくれます。
そんなコットンボールも力を入れて扱うと壊れやすいですが優しく扱うなら問題ありません。
夏祭りの水風船釣りの感覚で釣り上げるゲームをやってみてはどうでしょうか。
⑭クリスマスリースと棒リレー
紙皿の中央をくりぬいたものを用意しておきます。
毛糸玉を持ちながらぐるぐると、紙皿に巻き付けていきましょう。
そうすると綺麗に円形の形になるので後はその上からビーズなどで飾りつけをしていけば完成です。
数人で列になり細い棒状の物を持ち、輪の中に通します。次の人は自分の棒を輪の中に入れて前の人は自分の棒を抜く、この動きを繰り返してリレーをしていきます。
最後の人は壁にかけたフックに引っかけると言う形でゴールにしてもいいですよ。
⑮ペン立てとふわふわ毛糸玉ゲーム
フルーツの缶詰の空き缶を用意します。空き缶にボンドを塗りながら、その上からひたすら毛糸を巻いていくというシンプルな作品です。
いくつかの色を使いながら自分好みの作品に仕上げることもできて、実用性もある作品になります。
ある程度大きな口のある缶であるため、ゲームにも使ってみましょう。
毛糸の工作で余った毛糸を簡単に丸めてふわふわの玉にしておき、それをうちわで扇ぎながら落とさないように缶の中に入れるゲームです。
以上、高齢者向け毛糸を使ったレクリエーション(工作&ゲーム)15選でした!
さいごに
いかがでしたでしょうか?
毛糸の工作というと難易度が高いイメージが付きまといがちですが・・・
道具も使わずに作ることができる作品もありますし、本来の使い道とはそれてきますが、作品の形状を利用した遊びを考えることもできます。
毛糸のグッズで行うゲームは何時ものゲームとはまた違った温かみを感じられるのではないでしょうか。