様々な雑誌やインターネット上ではレクリエーションやレクレーションを恐らく同じような意味で使われていることが良くあります。
しかし、どちらが正しい言い方なのでしょうか?(同じような言葉にリクリエレーションもありますね…笑)。
レクレーション?
レクリエーション?笑
— るー(CW.カフェ巡り) (@CW_coffee_cafe) 2018年4月9日
そういえばさっき上司2人が、「レクリエーション」なのか「レクレーション」なのかで揉めてたので、ずっと(´ー`)←こういう顔で傍観してました。カレーが食べたくなりました。
— Mr.左 (@_gdlft_) 2014年10月29日
そこで今回は「レクリエーション」と「レクリエーション」の違いを解説いたします。
公益財団法人があった!
(引用元:https://www.recreation.or.jp/)
皆さんご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、レクリエーション(レクレーション)に関する公益財団法人が設立されています。
そこの名称は…「公益財団法人 レクリエーション協会」です。
⇒https://www.recreation.or.jp/
現在のところ、このような法人などで「レクレーション」を使ったものはありませんでした。
今のところ「レクリエーション」という言い方に軍配が上がるようです。
英語ではどのように書くのだろう?
レクリエーション(レクレーション)の英語のスペルは「recreation」となります。
う~ん…。
これだけではどちらの言い方が正しいのかがわかりませんね。
では日本語訳にするとどのような意味になるのかを考えるとわかりやすくなります。
「recreation」とは「仕事や勉強の疲れを、休息や楽しみで回復すること。またそのための休養や楽しみ」という意味があります。
意味の中で重要なのは「回復する」ということです。
英語の単語をよく見ると「re」というスペルがありますね。
「re(「レ」もしくは「リ」)」とは「再び」「また」などの意味があります。
「リハビリテーション」の英語のスペルは「rehabilitation」で、その大きな意味は「再び社会生活に復帰する」などがあります。
さて話を戻しますが、「recreation」の「creation」は「クリエーション」と日本語でも読むことができますので、
「recreaton」は「レ(‐)クリエーション」→「レクリエーション」と呼ぶことが正しいことになります。
なぜレクレーションと呼ぶことがあるのか?
英語を日本語の読みにするときに発音をカタカナにする必要がありますね。
その例えとして…
【ダイアモンドとダイヤモンド】など、その微妙な言い方を文字に表すと違うことがよくあります。
レクリエーションの場合も同じことがいえそうです。
特にご年配の方には「レクレーション」と読まれることが多くあるようで、お話の中でも若い世代も「レクレーション」と呼ぶこともありますね。
今回の解説では「レクリエーション」と読むのが正しく、文献や論文を書く際にもこちらの方が正しい表記ではないかと思います。
しかしご年配の方などには「レクレーション」と言って伝える方が、個人的にはわかりやすいかと思っています。
以上、『レクレーションとレクリエーションの違い』でした!