今回は難問ことわざクイズをご紹介していきます。
ことわざは、短い言葉の中に歴史と教訓が刻みこまれていて、代々受け継がれてきた大事な言葉です。
普段耳にしないようなことわざを集めてみたので是非クイズに挑戦してみて、いろんな方に教えて受け継いでいただけたらと思います(#^^#)
ではことわざクイズ20問スタートです!
目次
超難問ことわざクイズ!!【前半10問】
第1問
□□猫を噛む
① 窮鼠(きゅうそ)
② どら
③ 野良
第2問
人間万事□□が馬
① 帝王
② 塞翁(さいおう)
③ 長老
第3問
挨拶は時の□□
① 氏神(うじがみ)
② 女神(めがみ)
③ 幸運
第4問
□の威を借る狐
① 狸(たぬき)
② 虎(とら)
③ 猫
第5問
開いた口への□□餅
① 五平(ごへい)
② 小豆(あずき)
③ 牡丹(ぼた)
第6問
驕(おご)る□□は久しからず
① 平家
② 源家
③ 氏家
第7問
勝って□の緒を締めよ
① 剣(けん)
② 鎧(よろい)
③ 兜(かぶと)
第8問
□□の利
① 田(でん)父(ぷ)
② 犬(けん)兎(と)
③ 漁夫(ぎょふ)
第9問
必要は□□の母
① 発明
② 研究
③ 工夫
第10問
大根を□□で切る
① 頼朝
② 正宗
③ 家康
超難問ことわざクイズ!!【前半の答え】
第1問 ① 窮鼠の猫を噛む
答えの解説
力のない弱いネズミでも、追い詰められたら敵の猫に対して噛みつくという意味で、弱い者も追い詰められたら強い者に反撃をするというたとえです!
弱い者でも、追いつめすぎると反撃してくるので、相手を追い詰めすぎるなという教えだそうです(^^)
第2問 ② 人間万事塞翁が馬
答えの解説
人生というのは何がいいことで、何が悪いことなのか最後までわからないという意味です!幸福や不幸は予想ができないということです(^^;)
第3問 ① 挨拶は時の氏神
答えの解説
喧嘩や争い事があって仲裁してくれる人がいたら、それに従うのがいいという意味。「挨拶」は争いごとの意味を持ち「氏神」は祖先をまつった神のことで、争いの時に仲裁してくれる人は、氏神様のようにありがたい存在と言われています(^^)
第4問 ② 虎の威を借る狐
答えの解説
権力のある人に力頼みをして威張ることを意味します。
弱い者が力の強いものを後ろ盾にして、威張るとはなんだかはずかしいですね・・(^^;)
第5問 ③ 開いた口への牡丹餅
答えの解説
苦労や努力をしていないのに、思いがけない幸運が舞い込むことを意味します!
棚から牡丹餅と同じ意味のことわざになります(^^)
第6問 ① 驕る平家は久しからず
答えの解説
高慢な振る舞いは、長く続かず、自分をだめにするのは自分自身という意味。
勢いが盛んな時程つつしんで、行動するべきという戒めだそうです(^^;)
第7問 ③ 勝って兜の緒を締めよ
答えの解説
成功したからといって、気を緩めずに気を引き締めろという意味。
このことわざの由来は、戦に勝って、一息ついて兜を脱いだ時に敵が襲ってくることもあるので、油断せずにいなければならないというものです!
第8問 ③ 漁夫の利
答えの解説
互いに争いをしているときに、第三者が利益を得てしまうことを言います。
このことわざの由来は、鳥と蛤が争っているのをみた漁夫が、鳥と蛤両方をつかまえたということが由来となっています(^^)
第9問 ① 必要は発明の母
答えの解説
不自由・不足などを克服したいという必要性を感じる事が、色々な発明を進歩させていくという意味。
必要は発明を生み出す母のようなものといわれています(^^)
第10問 ② 大根を正宗で切る
答えの解説
大物や有名な人につまらない仕事をさせるたとえ。
正宗とは、名の高い刀のこと。たかが大根を切るのにその名刀をつかった事が由来とされています!
続いて後半戦です!!
超難問ことわざクイズ!!【後半10問】
第11問
□□の火事見舞い
① 何時
② 目時
③ 金時
第12問
磯の□の片思い
① 蛤(はまぐり)
② 鮑(あわび)
③ 蜆(しじみ)
第13問
羹(あつもの)に懲(こ)りて□を吹く
① 膾(なます)
② 氷
③ 火
第14問
□□の昼寝
① 泥棒
② 盗人
③ 赤子
第15問
夜目□□の笠の目
① 遠目
② 近目
③ 寄目
第16問
□□の魚(とと)交じり
① 小魚
② 新魚
③ 雑魚
第17問
同じ穴の□
① 鼠(ねずみ)
② 狢(むじな)
③ 猪(いのしし)
第18問
紺屋(こうや)の□□
① 白袴
② 赤袴
③ 黒袴
第19問
伝家の□□
① 伝統
② 宝刀
③ 宝物
第20問
坊主憎けりゃ□□まで憎い
① 袈裟(けさ)
② 心底
③ 今朝
超難問ことわざクイズ!!【後半の答え】
第11問 ③ 金時の火事見舞い
答えの解説
お酒に酔って顔が真っ赤になることを意味します。
お酒にかかわらず顔が真っ赤になることでもこの言葉をつかいます!
このことわざの使い方としては、「スナックで課長とお酒を飲んでいたら、二人とも酔っ払って金時の火事見舞いのように顔が真っ赤になった。」という感じに使います♪
第12問 ② 磯の鮑の片思い
答えの解説
自分だけ恋しく思っても、相手はなんとも思ってくれないことのたとえ。
片思いの事をお洒落にいったことわざだそうです(*^_^*)
第13問 ① 羹に懲りて膾を吹く
答えの解説
前回の失敗にこりて、必要以上に慎重になること。
熱いスープでやけどをしたのにこりて、冷たいものでも吹いて冷まそうとしたことから、このことわざが生まれました!
膾とは、酢で味付けした冷たい料理のこと。
第14問 ② 盗人の昼寝
答えの解説
一見何の目的もないようにみえることでも、それなりの考えや理由があるということのたとえ。
このことわざは、盗人の昼寝は夜に盗みをするために備えているもので、何も目的のないようにみえるけど、実は違うんだよということです!
あまり良い意味には使わないことわざです(^^;)
第15問 ① 夜目遠目の笠の目
答えの解説
女性を夜の暗がりでみるとき・遠くからみるとき・笠の下からちらっとみえるときは一番美しくみえるという意味。
はっきりとみえないから、美しくみえるということだそうです(^^;)
なんだか失礼なことざわですね・・
第16問 ③ 雑魚の魚交じり
答えの解説
身分の劣る人が、身分の高いものに交じっていることを意味します。
雑魚とは、いろんな種類の小魚のことをいいます!
このことわざの使い方としては、「会社の偉い人達の集まる会議に参加したけど、雑魚の魚交じりっていう感じだったよ。」という感じです(^^)
第17問 ② 同じ穴の狢
答えの解説
一目見ると違って見えても、同類・仲間であるということ。
悪いことを一緒になってする仲間という意味で使われるので、使うのにとても注意のいることわざです(^^;)
第18問 ① 紺屋の白袴
答えの解説
他人の為に働いて、自分のことに手が回らないことを言います。
紺屋とは、布を染めている仕事をしていることで、いつも染めていない白い袴をはいていることから、生まれたことわざです(^^)
なので、自分の袴を染める暇もないほど他のことで忙しいということですね!
第19問 ② 伝家の宝刀
答えの解説
いざという時にしか使わない手段という意味です。最終的な切り札ということ。
代々家に伝わる大事な刀という意味で、高い刀ほど滅多に使わずしまっておくので、いざというとき最終手段として使うものということです。
第20問 ① 坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
答えの解説
その人を憎むあまりに、その人に関わる全ての事も憎いということ。
どうして坊主というと、お坊さんが着ている袈裟というものまで憎らしいという意味だそうです!
憎くて憎くてどうしようもないー!!と言った感じですね(^^;)
以上で、難問ことわざクイズ終了です!お疲れ様でした♪
ことわざクイズいかがでしたか?
普段はあまり耳にしないようなことわざを集めてみたのですが、聞いた事がある方もいたかもしれません(^^;)
わからない問題もこのクイズを機会に是非覚えていただけたらと思います。
あと、ことわざクイズを一問でも良いので、覚えて誰かにクイズを出題してみてください。
記憶力・コミュニケーション力が鍛えられ、認知症予防にもとても役立ちますよ(#^^#)
これからもどんどんクイズを紹介していくので、その都度楽しくクイズを解いていただけたらなと思います。
ことわざクイズ解いていただきありがとうございました♪