高齢者施設でボールを使ったレクリエーションは、職員や高齢者ともに人気があります。
なぜ、人気があるのでしょうか?
介護施設の職員は、常に人で不足で仕事に追われています。その中で、レクリエーションをするのはとても大変です。
そういった中でボールレクリエーションは、準備する時間がかからず、手ごろな値段で入手することができ工夫すれば何通りの遊びもできるため、職員の方々からの人気は高いです。
高齢者の方々にとっても、ボールはリハビリ効果が高く日ごろ使わない筋肉を使うことができます。ルールも簡単なので、認知症の方や軽度認知症の方でも楽しみやすいため人気があります。
今回は、ピンポン玉を使ったレクリエーションを紹介したいと思います。
目次
【高齢者向け】デイサービスでお勧め!!ピンポン玉レクリエーション15選
①玉入れ
ルールは、玉入れと一緒ですが使うのは定番の玉入れではなく、複数の種類のボールを用います。(例:ピンポン玉、新聞紙を丸めた球、小さいゴムボール等)
色んな種類の球が入っているので違う筋肉を自然に使うことができます。
②どこでも卓球
卓球台は普通のテーブル、ネットは本を置きます。
本がなければぬいぐるみでも可。ぬいぐるみの場合はあえて隙間をあけて配置することで障害物として扱うことができるので、普段と違う卓球を楽しむことができます。
③うちわ卓球
本来はラケットを使う卓球ですが、ラケットの代わりに街中で配られるうちわを使います。
今回はピンポン玉を打ち返すのではなく、扇いで転がします。卓球台も必要なく、テーブルとうちわとピンポン玉があればできるシンプルなレクリエーションです。
卓球は、立って行う必要がないので他の人にぶつかる心配もなく怪我も最小限に抑えられるため高齢者の方々も参加しやすいレクリエーションです。
日ごろ使わない上腕筋も使うことができ、エクササイズとしても楽しむことができます。
④ピンポンだまゲーム
手前からごみ箱、タッパー、グラスと置きそこへピンポン玉を投げ入れていくというシンプルなレクリエーションです。
⑤ピンポン玉リレー
1グループをつくります。全員に紙コップを配ります。
グループの先頭に、ピンポン玉(カラーボール)を配り、合図で後ろ人の紙コップにピンポン玉を送るレクリエーションです。
そんなんじゃ生ぬるい!というか場合は、スプーンを使ったリレーをどうぞ(#^^#)
⑥ピン玉ジャグリング
お手玉はやや重いので、麻痺などのある方には空中で投げるのは大変なのでお手玉の代わりにピンポン玉を使ったレクリエーションです。
⑦障害物玉落とし競争
持ちやすい適度な大きさの段ボール箱に穴をあけて、ピンポン玉を早く落とした方が勝ちというレクリエーションです。
力も要らないので、誰でも参加できます。
⑧ホッケー
台はテーブル、ラケットはティッシュケースを使います。
座ったままでもできるので、多くの高齢者の方でも楽しめます。
⑨フーフーピンポンゲーム
心肺機能向上を目指して、一息で目標の場所までピンポン玉を飛ばすというレクリエーションです。
集中力も必要になるので、とても良い刺激になります。
肺活量を鍛えるならこちらのゲームも良いかも?
⑩ピンポン玉ビンゴ
用意するものは、業務用の卵ケースと段ボール。
正方形に卵ケースを切って倒れないように段ボールで固定します。そこへ、ピンポン玉を縦や横、斜めに一列になるビンゴを目指すレクリエーションです。楽しみながら集中力を鍛えることができます。
⑪ピン玉すくい
金魚ではなく、ピンポン玉をすくうレクリエーションです。
用意するのは、ぽいとピンポン玉とボールです。ぽいのセットはダイソーでも売っているので、手軽に遊ぶことができます。ティッシュペーパーでも代用可能です。その場合は、予行練習が必要です。夏の暑い時期にあうのではないでしょうか。
⑫球のせ
蓋のしていない空のペットボトル(沢山置いた方が良いです)の上にピンポン玉を置くレクです。道具は空のペットボトル、ピンポン玉を挟むトングやスプーンです。
ピンポン玉はツルツルしているのでトングを使う場合は力加減が難しいです。スプーンも蓋に置くのが難しいです。手のリハビリや集中力を養うにはとても良いレクだと思います。
⑬紙皿ピンポンゲーム
紙皿を裏返しにして、その間にピンポン玉を入れるレクリエーションです。
一見簡単そうに見えますが、紙皿の間をピン玉がスルスルと抜けていくので中々難しいです。
⑭ピンポン玉リハビリ
ガムテープにピンポン玉を強めに貼り付け、それを取っていくレクリエーションです。
麻痺がある高齢者の方々にはリハビリになりますし、そうでない方でも日ごろ使わない筋肉を使うことができるのでよい運動になると思います。
⑮ピン玉カップイン
上向きにした、透明の紙コップにピンポン玉を入れるレクリエーションです。
以上、デイサービスでおすすめのピンポン玉レクリエーション15選でした!
さいごに
ピンポン玉を用いたレクリエーションはいかがでしたでしょうか?
今回ご紹介したのは、ほんの一例に過ぎません。工夫次第で、何通りもピンポン玉を使ったレクをすることができるのではないでしょうか。
レクで利用者皆さんが楽しめることは大切ですが、やはり一番は利用者の安全です。
体調管理をしっかりと行いながら、皆さんと楽しい時間を過ごして下さい。