へそのごまが白いのはなぜ??臭いの原因も徹底的に解説します!

 

 

よーっし、今日もおへその掃除しちゃうぞ!

 

と、シャワーを浴びながら、おへそを優しくなぞってみると…

 

おいおいおい!!何だか、しろっぽいのが出てくるじゃありませんか!

 

え、『へそのごま』って、黒っぽくなかったっけ?

 

 

やっぱり、『ゴマ』だから、黒だけじゃなくて、白もあるの!?

 

クン、クンクン…。 おまけに、すごく臭い…。

 


これ、何かの病気? もしかして、私の身体…人と違う?

 

今回は、『白いへそのごま』と、その『臭い』について、解説します!

 

そもそも、へそのごまの正体とは?

 

そもそも、みなさんは『へそのごま』の正体をご存知ですか?

 

実は『へそのごま』って『垢』『皮膚や皮脂』『服の繊維』『ホコリ』などで形成されているんです。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

 

あの窪んだおへそに色んな物がまじりあって、溜まっちゃってるんですね。

 

ですが、大抵の『へそのごま』は黒っぽいものが多く、『白』じゃない。

 

この『白いへそのごま』って、一体何なのでしょう?

 

へそのごまが白い?!その正体はあれが原因だった

 

さて、今回の本題、メインディッシュとも言える部分です。

 

そう、『白いへそのごま』の正体について。

 

前項でも、触れましたが『へそのごま』自体には、自身の着ている洋服の繊維が混じることから、

 

『へそのごま』を分析することで、その人が好んで着用している衣類の色が分かることが知られています。

 

 

余談ですが、これはイグノーベル賞 公衆衛生賞を受賞した、オーストラリアのカール・クルスツェルニキ博士が研究した内容です。

 

(博士は自身の『へそのごま』が『青い』ことから、なぜ青いのか、そもそもなぜ『へそのごま』は作られるのか、という疑問から、研究を始めたそうです。)

 

じゃあ、白い肌着を普段から着ているから、私の『へそのごま』は白いのか!!と、早合点をしてはいけません。

 

博士の言っている『衣類の繊維』説も1つの可能性なのですが、別の可能性もあります。

 

そもそも、『へそのごま』が形成される過程として、

 

色々なゴミが集まってきて、汗やごみの中の水分を基に、固形化されるのですが、

 

この時の『へそのごま』、固形化した頃は白っぽく、空気が触れることで酸化し、段々と黒ずんでくるそうです。

 

つまり、『白いへそのゴごま』の正体は『酸化していないへそのごま』という可能性もあるのです。

 

なので、『へそのごま』が白っぽく、冒頭の私のように、もしかして病気!?私の身体、大丈夫!?と心配された方々、ご安心ください。

 

それも『へそのごま』の一つの姿であり、あなたは健康そのものです!

 

これでまずは、一安心ですね。

 

へそのゴマの臭いのは異常?臭いの正体とは

 

『へそのごま』が『白い』ことは、何の問題もないことは分かったけれど…。

 

この『臭い』って普通なの?異常じゃないの?と、心配される方ご安心ください!

 

それも、普通です!

 

ここから、詳しく解説していきます。

 

強烈な臭いを発生している『へそのごま』ですが、そもそも色んなゴミが集まってできた『ゴミの塊』でしたね?

 

もちろん、ゴミには様々な雑菌が含まれており、

 

その人自身の汗やゴミの中の水分が、36℃という、ぬるーい体温に育まれて、すくすくと育っているのです。

 

炎天下の中に放り出された生ごみをイメージしてください。

 

なんとも言えない湿気をはらみ、炎天下の暑さに蒸され、嗅ぎたくもない異臭を放つイメージ。

 

そう、それこそが『へそのごま』の臭いの正体!

 

雑菌が繁殖し、強烈な臭いを発してしまっているんですね。

 

もちろん、脂性の方や、汗をあまりかかない方、定期的におへそを掃除している方など、

 

身体の状況には個人差がでてきますし、臭いの発生のメカニズムは、私たちの体臭と同じだそうです。

 

 

まとめ

 

さて、今回は『白いへそのごま』、その『臭い』について、

 

解説・ご紹介してまいりましたが、いかがでしたでしょうか?

 

今回の内容をまとめると…

・へそのごまは『ゴミの塊』

 

・『白いへそのごま』の正体は『衣類の繊維』による場合と、『酸化していないへそのごま』の場合が考えられる。

 

・『へそのごまの臭い』は、へそのごまに含まれる雑菌が原因で、臭いを発している

 

色はあまり気になくてもいい『へそのごま』でしたが、『臭い』はぜひとも気を付けたい。

 

綺麗なおへそを保って、『へそのごま』が溜まらない状態にしたいものですね。