【高齢者の誕生日メッセージの書き方】おすすめ!!メッセージ例文&注意点を紹介!

 

施設では、利用者さんの誕生日を何らかの形でお祝いすることがあると思います。

 

その都度個別にというわけではなくとも、その月が誕生日の利用者さん数名を一緒に祝うところも多いでしょう。

 

その際には誕生日祝いと言うことで昼食やおやつが特別メニューになる施設も多いかと思いますが、職員さんの手で用意できるプレゼントとしては「メッセージカード」もありますね。

 

特別高価なものではありませんが、心のこもったプレゼントの代表格と言っても過言ではないでしょう。

 

 

では、そのメッセージカードをつくる際にはどのような言葉を入れると良いのでしょうか?

 

今回は、高齢者の方へのメッセージカードの書き方&注意点・その例文についてお伝えしていきます。

 

 高齢者の方へのメッセージカード作成のポイント

 

 

メッセージカードはあまりお金をかけずに、相手に気持ちを伝えることができるプレゼントです。

 

しかし、100円ショップなどで買ってきたメッセージカードにただ単にお祝いの言葉を書いて渡すというだけでは何だか味気ないような気がしませんか?

 

どうせ用意するなら手作りがいいでしょう。

 

カードのデザインを考え、手書きのメッセージを添える。

 

それだけでも受け取った立場としては嬉しいものです。

 

では、そのメッセージカードにはどのような言葉を入れれば良いのでしょうか?

 

①興味や関心のある項目、最近の出来事などに触れる

施設を利用していくなかで、その方の好みや性格がだんだんわかってくるものですよね。

 

そこで趣味の話題などに触れると、その利用者さんが他の利用者さんや職員さんと話していた「あの話をちゃんと覚えていてくれたんだ」と思っていただけるでしょう。

 

例えば、ガーデニングが趣味の方の場合は「〇〇さんが育てたお花の話を、ぜひまた聞かせてくださいね。」などの一文を入れるだけで、全員に同じ文章を贈っているわけではなく、個別に考えてくれているんだ、と感じていただけるでしょう。

 

「お誕生日おめでとうございます。」に加えて、このような言葉を入れることができると良いですね。

 

複数の職員さんの手でつくり上げる

可能であれば1人の職員さんだけの手でおこなうのではなく職員さん全員とまではいかなくても、数人から寄せ書きのような形にできるといいでしょう。

 

文章があまり被らないように意識し過ぎると、その方へ送るからこそ書けるメッセージがなかなか思い浮かばないこともあるでしょう。

 

その場合は、無理にひねった文章を考える必要はありません。

 

「いつまでもお元気で、長生きしてくださいね。」「お体に気を付けてください。」といったその方の健康を気遣うような文章を入れるのも良いかと思います。

 

メッセージカード作成の注意点

 

 

先に述べたポイントだけを意識すればいいわけではありません。

 

勿論、注意するべき点もあります。

 

文章は固すぎず、砕け過ぎず

誕生日のお祝いですのであまり固くなりすぎるのも良くありません。とは言え、自分の家族や友人に送る言葉のように馴れ馴れしすぎるものになってもいけません。

 

その辺りのさじ加減は難しいかもしれませんが、普段の施設利用時間の中で利用者さんとの関係づくりができていれば、その辺りの加減も自然と掴めるようになってくるでしょう。

 

文字のサイズや、色にも気を付ける

また、これは文章の構成ではなくメッセージカードのデザインに関する指摘にはなりますが、文字のサイズや色には十分に注意しましょう。

 

贈る相手は高齢者ですので、若い世代と比べると当然視力は低下しています。

 

私たちが問題なく読めるサイズの文字でも利用者さんにとっては読めないサイズであったり、読めた場合でも読みづらいと感じるサイズであったりします。

 

文字はできるだけ大きいサイズであったり、太字で書くように意識してみましょう。

 

とは言え、大きすぎてもスペースを圧迫するのでカードのデザインに合わせてその辺りの加減は必要です。

 

ペンの色もただカラフルにすれば良いものでもありません。

 

紙の色によっては、見えづらくなる文字色になる可能性もあるため、基本は黒のペンを使用し、複数の色を使う場合は、読みづらい色にならないかをよく確認しましょう。

 

せっかくの心のこもったメッセージも、相手が読みづらいようでは伝わりにくくなってしまいます。

 

メッセージカードのデザインを考える段階から、贈る相手のことを考えて作れるといいですね。

 

メッセージカードの例文

 

 

ここでは、メッセージカードを贈るにあたっての文章を少しご紹介します。

 

メッセージカードのデザインに合わせて配置などを、職員のみなさんで考える際の参考までにしていただければ幸いです。

 

【例文①】

お誕生日おめでとうございます!

〇〇さんの素敵な笑顔にいつも癒されます。

また、お花の話をいろいろ聞かせてくださいね。

【例文②】

お誕生日おめでとうございます。

△△さんが、入院したと聞いた時は本当に心配でしたが、元気な姿を見せてくれて嬉しいです。

いつまでもお元気で、長生きしてくださいね。

【例文③】

▲歳のお誕生日おめでとうございます。

□□さんのいつまでも若々しく、元気な姿を見ることが楽しみです。

また素敵な歌声を聞かせてくださいね。

 

②の文章は一例として最近の大きな出来事として起こり得る、入院という出来事についても触れてみました。

 

誕生日祝いだけではなく、退院祝いも兼ねたような形にもなりますね。

 

喜ばしい他の出来事に関しても1言入れることで、よりその方に向けてのメッセージであるという印象が強まりますね。

 

ここでは3つの例を挙げてみましたが、メッセージカードには正解はありません。

 

完全な正解はないからこそ、お祝いの素直な言葉を伝える方法として魅力的なのがメッセージカードなんです。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

メッセージカードは手作りのプレゼントであるため、全く同じものは今後つくることはできないものです。

 

そのため、カードのデザインのパーツの11つ、文字の11つに、丁寧に心を込めてつくってみてください。

 

気持ちを伝えるプレゼントですので、適当な作業をしてしまえばそれが伝わってしまうものであるとも言えます。

 

既製品のように完成された形でなくても全く問題ありません。

 

多少形がずれたりしていても、丁寧に心を込めてつくっていればそれはきっと伝わるはずですから(*^^*)

 

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