【高齢者脳トレ】連想ゲームで脳を活性!色んな種類のおもしろお題30選

 

人間は外界の様々な刺激により影響を受けやすいです。

 

その受けた影響によって、考え方や行動などの意思決定が大きく変わってきます。

 

「プライミング効果」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

 

プライミング効果とはあるものを見たり聞いたりした情報が、無意識のうちにその後の行動に影響することをいいます。

 

この効果は心理面だけでなく脳血流量にも影響を与えることがわかってきています。

 

 

人間の脳内にはたくさんの知識や情報が蓄積されており、それらが結びついています。

 

その結びつきが脳内のネットワークを生み出しているのです。

 

高齢者はこの脳内の結びつきが少なくなってきますので、徐々に記憶力などの低下が見られるようになってくると言われています。

 

つまりプライミング効果をうまく活用することで脳内への刺激を与え、情報を関連付けていくことができれば、記憶力アップが期待されるのです。

 

今回は連想ゲームを紹介します。

 

目次

高齢者脳トレ!連想ゲームで脳を刺激、おすすめお題【30選】

 

 

連想ゲームははじめに一つのことばから、様々な言葉を連想していきます。

 

連想することで脳血流量をあげ、記憶力のアップ(認知症予防)が期待できます。

 

また、椅子に座って行ないますので身体能力に関係なく、たくさんの方にも参加できますし、転倒などの危険もなく安心です。

 

おのっち
盛りだくさんな内容なっていますよ♪

 

連想ゲーム① 国名

世界には196ヵ国あります。

 

有名な国もあればあまり馴染みのない国までたくさんありますので、おそらく一回のゲームでは出尽くさないと思われます。

 

難しいようでしたら地球儀などを準備すると、イメージがつきやすいかもしれません。

 

連想ゲーム② ○○編の漢字

例えば「木へん」「ウ冠」などの漢字を言っていただきます。

 

こちらもかなりの数があるのですが、なかなか出てきにくいですね(*_*)

 

連想ゲームでも少し難しいレベルになると思います。

 

 

連想ゲーム③ 〇から始まる食べ物

頭文字を一文字指定して、その文字から始まる食べ物を順番に言っていただきます。

 

また、一文字だけでは数が出にくい場合は「あ」と「か」のどちらかで始まるもの、と二種類指定することもよいと思います。

 

連想ゲーム④ 都道府県

数は47個と世界の国名と比べて数は圧倒的に少ないのですが、意外に全部の都道府県を言える方は少ないと思います。

 

思いついた方が少ない県名を言うと、皆さんからどよめきが聴こえてきそうです。

 

連想ゲーム⑤ スポーツ選手の名前

今どきの選手だけでなく、往年の選手を言っていただくこともできますね。

 

しかしあまりに古い時代のスポーツ選手だと、若い職員は正解の判断が難しいかもしれません。

 

そこから昔話に発展してもおもしろいですね。

 

連想ゲーム⑥ 四文字熟語

こちらも「〇〇編の漢字」と同じく、連想ゲームのなかでも難しいレベルです。

 

なかなか答えが出にくい方には穴抜け(例:神出〇没)などで対応するとよいと思います。

 

 

 

連想ゲーム⑦ 俳優、女優の名前

こちらもスポーツ選手のように古今東西の名前が出てきそうです。

 

ここから昔話や歌を出している俳優、女優さんが出てきたときに皆さんでその方の歌を歌われるのもいいですね。

 

連想ゲーム⑧ お絵かき伝言ゲーム

紙とペンを用意して数人2チームに分かれた高齢者に、順番に絵だけを描いて次の方に伝えていくゲームです。

 

このゲームのお題は誰もが知っていて、簡単に描けるものを選びます。例えば動物や食べ物などがよいでしょう。

 

連想ゲーム⑨ 単語連想ゲーム

職員がはじめに1つの単語を出して、その単語に関連する単語を連想していただくゲームです。

 

例:きつね→そば→あつい→なつ

 

連想ゲーム⑩ 単語連想ゲーム(最後の言葉あり)

上述したゲームのレベルの高いゲームで、初めの言葉と終わりの言葉をあらかじめ決めて、終わりの言葉につながるように単語を順番に連想して頂くゲームです。

 

はじめの言葉(きつね)→ そば → ・・・ → どうぶつ → 最後の言葉(カバ) 

 

連想ゲーム⑪ 中抜けしりとり

初めの言葉と終わりの言葉をあらかじめ決めます。

 

チームに分かれて、はじめの言葉と終わりの言葉の間にたくさんの言葉をしりとりで言えたチームが勝ちです。

 

 はじめの言葉(きつね)→ ね○○ → ・・・ → ○○か → 最後の言葉(カバ) 

 

連想ゲーム⑫ 背中文字ゲーム

お絵かき伝言ゲームで紙とペンを使用しないもので、高齢者の背中に文字を書いて最後の人が何を書いたかを当てるゲームです。

 

このゲームは絵ではなく単語、もしくは一文字がいいでしょう。

 

連想ゲーム⑬ チームで連想ゲーム

お題の数に合わせてチームを作ります(春・夏・秋・冬)。

 

Aチームは春に関係する言葉、Bチームは夏に関係する言葉…と、より多くの言葉を可が得たチームが勝ちです。

 

連想ゲーム⑭ 動物クイズ

動物も種類は豊富です。

 

思いつくものがなくなってきたら、魚などもルール内に入れてしまいましょう。

 

連想ゲーム⑮ ジェスチャーゲーム

言葉を用いずに体を使って次の方に伝えていきます。

 

お題は単純なものがよいでしょう。

 

例:動物、スポーツなど

 

連想ゲーム⑯ みんなでそろえましょう

職員が「○○と言えばなんでしょう?」とお題を伝えます。

 

何人か(4人までがいいかと思います)一組になり、職員の「せーの!」でお題に関係する言葉を一斉に言っていただくゲームです。

 

例:「秋といえばなんでしょう」→「栗」「紅葉」など

 

そろった数が多いチームが勝ちとなります。

 

連想ゲーム⑰ おとなりさんのよいとこ見つけゲーム

輪になって座っていただき、隣の方の良いところを言っていくレクリエーションです。

 

「この人は声が大きくて聞き取りやすい」「いつも挨拶が気持ちいい」「歩き方が上手」など、いくつになっても他人から褒められると嬉しくなるゲームです。

 

連想ゲーム⑱ しりとり旅行

出発地点(初めの地名)を決めます。

 

例:今日の旅行の出発点は「東京からです。『う』から始まる地名に行きましょう」

 

しりとり形式で次の地名をいっていくゲームです。

 

連想ゲーム⑲ 連想ビンゴ

大まかなやり方は一般的なビンゴゲームと一緒です。

 

マス目にはお題(例:赤いものといえばなんでしょう?)に関連のあるものを埋めていただきます。

 

連想ゲーム⑳ 連想キーワード

一人の高齢者の頭にお題(例:ライオン)の書いた帽子をかぶっていただきます。

 

お題をかぶった高齢者には、お題は見えていません。

 

それを周りの方がヒントを出しあって、お題をかぶった高齢者に頭の上に書かれた言葉を当てていただくゲームです。

 

連想ゲーム㉑ 〇から始まる英単語

特定のアルファベットを指定し、その文字から始まる英単語を答えていただきましょう。

 

少し難しいかもしれませんが、普通の連想ゲームでは物足りない場合に試してみてもいいでしょう。

 

例:「A」から始まる英単語→apple action など

 

連想ゲーム㉒ テーマ別英単語

「動物」「植物」など、特定のテーマを指定し、そこに当てはまる英単語を答えていただきましょう。

 

㉑にも言えることですが、口頭で言えれば問題ないのでスペルが分からなくても読める単語、知っている単語で答えていただけば大丈夫です。

 

例:テーマは動物→catdog、bird など

 

連想ゲーム㉓ 外来語を挙げよう

私たちの身近にある言葉の中には、元々外来語だったものがたくさんあります。

 

カステラや天ぷらも、元々はポルトガル語が語源なんです。ご存知でしたか?

 

そんな外来語を挙げていただきましょう!

 

意外な外来語もありますが、「ガラス」や「ズボン」のようなカタカナ表記することの多い言葉程度に考えて気軽に取り組んでみましょう。

 

連想ゲーム㉔ 歴史上の人物を挙げよう

近年では歴史に興味を持つ、若い女性も増えているようですね。

 

高齢者のみなさんは時代劇や大河ドラマなどで、歴史上の人物が登場する作品に触れる機会も多いかと思いますので、思いつく人物が何人かいるか、たくさん挙げていただきましょう。

 

どの時代の人物を多く思い浮かべられるかで、その方が好きな時代が分かるかもしれませんね。

 

連想ゲーム㉕ 料理名

食材を複数並べ、そこから連想できる料理名を答えていただきましょう。

 

例、【玉ねぎ・牛肉・ナス・かぼちゃ・卵・牛乳】が並べられている場合、【玉ねぎと牛肉】を使って牛丼を作る!など

 

共通する食材から、違う料理名がたくさん挙がって来そうですね。

 

特に料理をされる方には有利かもしれません。

 

連想ゲーム㉖ 観光地

国内外問わず、各地には有名な観光地がたくさんありますよね。

 

特に大きな縛りをすることなく、有名観光地を自由に答えていただきましょう。

 

例:国内なら、東京タワー・雷門・襟裳岬・沖縄の海・富士山など

 

旅行に行った思い出も、よみがえるのではないでしょうか。

 

連想ゲーム㉗ 俳句・川柳

みなさん、誰もが有名な俳句や川柳をいくつか暗記しているのではないでしょうか。

 

今回はそんな俳句や川柳を思いつく限り挙げていただきましょう。

 

やや難易度が高いかもしれませんので、俳句や川柳に関する人物の名前、季語など範囲を追加してみるのもいいでしょう。

 

連想ゲーム㉘ ことわざ

普段の生活の中で口に出すことはあまりないかと思いますが、誰もが知っていることわざが複数ありますよね。

 

今回はそれらを挙げていただきます。途中でつまってしまうようであれば、ことわざ辞典などを見ながらヒントを出すのもいいでしょう。

 

ことわざの再確認、新たなことわざを覚えることもできて良いですね。

 

連想ゲーム㉙ 五十音を使って

五十音をホワイトボードに書いておきます。

 

各音を1回のみ使って単語をつくり、全ての音を使用することができるかに挑戦するというルールです。

 

ゲームが進むにつれて難しくなっていきますね。

 

例えば、「えんぴつ」この場合は「え」「ん」「ひ」「つ」の4音がこの後は使えません。

 

濁点(ばびぶべぼ などの音)や半濁点(ぱぴぷぺぽ)の使用もOKですが、濁点や半濁点がついていない状態の文字を使ったものとしてカウントします。

 

連想ゲーム㉚ 〇〇県と言えば

各都道府県にはそれぞれ魅力がありますね。

 

観光地や名産品など、その県に当てはまるものを何でもいいので答えてみましょう。その県出身の芸能人でもいいですし、市町村名、名産品でもいいです。

 

お題としての枠組みが大きいため、どんな答えが出てくるか予想がつきにくい分自由度が高めで面白いゲームになると思います。

 

このゲームで自分たちの出身県にどんなイメージを持っているのか、何となくわかるかもしれませんね。

 

以上、高齢者脳トレ連想ゲーム、おすすめお題集30選でした!

 

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