
(※好評につき、2019.8.16に15選→25選へと変更しました)
10月といえば・・・『ハロウィン』。
近年、若い人には当たり前のイベントとなっていますが、ハロウィンが日本で大々的に取り上げられる様になったのは20年ほど前だと言われています。
高齢者にはまだまだなじみは薄いかもしれませんが、実際にやってみると意外と盛り上がります。
ハロウィンといえば、「仮装して街を練り歩く・・・。」「子供達はお菓子をもらう・・・。」というのが一般的なので高齢者と一体何をすれば良いのだろうと悩んでしまうと思いますが、そんなに難しく考えることはありません。
普段やっていることをハロウィン仕様にするだけでも見た目も気分も違います。
新たに何かを買い足す必要はなく今施設にある物に少し工夫をするだけで良いのです。また、スタッフだけで作るのではなく利用者も交えて作るのも高齢者と若いスタッフの会話のきっかけにもなりおすすめです。
今回はデイサービスでおすすめのハロウィンレクリエーションを25つご紹介します。
目次
- 1 【高齢者向け】デイサービスで最適!!ハロウィンレクリエーション25選
- 1.1 ①ハロウィン折り紙
- 1.2 ②いろんな工作
- 1.3 ③バルーンペタング
- 1.4 ④ジャックランタン箸渡し
- 1.5 ⑤マジックハンド達人
- 1.6 ⑥目玉運びリレー
- 1.7 ⑦ペットボトルボウリング
- 1.8 ⑧かぼちゃプリンづくり
- 1.9 ⑨ハロウィンツリー飾りつけ
- 1.10 ⑩ハロウィンクイズ
- 1.11 ⑪仮装
- 1.12 ⑫空気砲
- 1.13 ⑬風船バレー
- 1.14 ⑭ジャックオーランタンの福笑い
- 1.15 ⑮おばけ退治
- 1.16 ⑯水風船釣り
- 1.17 ⑰リンゴ飴づくり
- 1.18 ⑱大玉送り
- 1.19 ⑲テーブルでタオル引き
- 1.20 ⑳ハロウィン玉入れ
- 1.21 ㉑ハロウィンキャラ釣り
- 1.22 ㉒お手玉ピン倒し
- 1.23 ㉓画用紙でハロウィン神経衰弱
- 1.24 ㉔お手玉DEダーツ
- 1.25 ㉕ボールリレー
- 2 さいごに
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【高齢者向け】デイサービスで最適!!ハロウィンレクリエーション25選
①ハロウィン折り紙
ハロウィンにちなんだ物を折り紙で作ります。お化けカボチャやコウモリ、お化けや黒猫等が良いですね。
高齢者には裁縫や編み物が得意で手先の器用な方が沢山います。
まずは、脳トレとして壁の飾りや、折り紙でハロウィンのキャラクター達を作ります。まずは室内の内装からハロウィンにし気分を盛り上げて行きましょう。
折り紙をしながらハロウィンとは何か、今、巷ではどんなハロウィンのイベントが行われているのか等コミュニーケーションも図れるので一石二鳥です。
〇かぼちゃ
〇おばけ
②いろんな工作
折り紙意外にも色んな工作があります。作ったものはハロウィンを盛り上げる飾りつけになります。
〇紙コップランタン
〇紙皿リース
〇ハロウィン飾り
③バルーンペタング
ペタングとは、ボールを目標物に投げ一番近づけた人の勝ち!というものです。
今回のレクで準備する物は、風船とペットボトルのキャップ、お手玉だけです。このゲームのみそはターゲットが風船なので、簡単に動いてしまうこと。
一投で、形勢が逆転してしまうので、かなり盛り上がります。
④ジャックランタン箸渡し
こちらはジャックランタンを箸渡しするシンプルなゲームになります。
用意する物もあまりありませんので気軽にゲームを行えます。また、こちらのゲームは空間認知能力を鍛えるゲームになっています。
車いすの方でも参加できるので、みなさんで一緒に楽しめると思います。
⑤マジックハンド達人
箱にかぼちゃの絵を描き、目・鼻・口部分を切り取ります。マジックハンドを使って、その箱の穴にお菓子を入れるというゲームです。
やってみると結構難しいです・・・が、腕を握る良い運動になりますし、繊細な動作を求められるゲームなのでみなさん熱中されます。
⑥目玉運びリレー
準備する物は、ピンポン玉とスプーンだけ。みんな協力・集中してピンポン玉を運びます。
動画のように、ピンポン玉に絵を描いて目玉のようにするとハロウィンの雰囲気が味わえると思います。油性で書いても、消毒用エタノールで落ちるのでその後も使いまわせます。
⑦ペットボトルボウリング
高齢者のレクレーションではお馴染みのペットボトルボウリングですが、いつもの空のペットボトルに皆で作ったハロウィンのキャラクター達を貼り付ければハロウィン感が出るのでとても良いです。
自分達で作った物でレクレーションをするというのも高齢者でもうれしいものです。
「あれ、私が作ったのよ。」とうれしそうに話されている方もいます。その際に投げるボールもカボチャのお化け仕様にしたらとても喜んで頂けるはずで。
⑧かぼちゃプリンづくり
ハロウィンの時期が来ると、かぼちゃ味の期間限定のお菓子がお店に並ぶ光景をよく目にすると思います。
今回はそんなかぼちゃのお菓子を自分たちでつくってみましょう。
プリンですので、柔らかく利用者のみなさんも食べやすいのではないかと思います。
⑨ハロウィンツリー飾りつけ
ハロウィンツリーという物をご存知でしょうか?
クリスマスツリーであれば皆さんもご存知かと思いますが、ハロウィンツリーは聞いたことがないという方も多いでしょう。実は、海外では定番の飾りだそうです。
ツリー本体はクリスマスツリーと同じで、飾りのみハロウィン仕様にしているのでハロウィンが終わればクリスマスツリーに移行することができます。
施設にあるクリスマスツリーの本体をちょっと早めに出して、②で紹介しているような飾りを手作りしてツリーを賑やかにしてみましょう。
⑩ハロウィンクイズ
ハロウィンは若い世代にとっては、身近になりつつありますが高齢者の方にとっては知らないことも多い行事です。
そこで、ハロウィンにちなんだクイズを行なってみましょう!
クイズ問題は、〇×形式や3択4択などの答えやすい出題形式がおすすめです。
⑪仮装
ハロウィンにちなんだゲームを行なう際に、ちょっとした仮装を行なってみましょう。
仮装と言っても手の込んだ物は必要ありません。
100円ショップなどにもお手軽なグッズが売っています。
変わったカツラを被ったり、メガネをかけたりするだけでもいつもとは違った気分を味わえます。
⑫空気砲
段ボールの空気砲を使います。空気を飛ばしてろうそくの火を消してみましょう。
しかし、火を使うため安全にはより配慮する必要性があります。
安全性を高めるのであれば、キャンドルを描いた画用紙の的などをつくり、それをろうそく代わりに立てて置くのもいいでしょう。
⑬風船バレー
施設によっては定番のレクの1つにもなっているかもしれませんが、ちょっとだけハロウィン要素を取り入れてみましょう。
風船をハロウィン柄のついた可愛らしい物にして行なうだけ。
それでも普段とは違った雰囲気を楽しめます。
そのような風船が無ければ、ジャックオーランタンの顔を手描きした風船を使ってみましょう。
⑭ジャックオーランタンの福笑い
お正月の伝統的な遊びである福笑いですが、これをハロウィン風にアレンジします。
ハロウィンを象徴する物の1つが、ジャックオーランタンですので、彼の顔で福笑いをやってみましょう。
工作レクに取り入れれば、手作りの段階からも楽しめるかと思います。
⑮おばけ退治
トイレットペーパーの芯におばけの絵を描いておきましょう。
それらをストローを吹いて、息の力で倒すゲームです。
口腔トレーニングも兼ねて楽しめるゲームになっています。
⑯水風船釣り
夏祭りでもお馴染みのゲームですね。今回は海外でお馴染みのとあるゲームの代わりにこれを行ないましょう。
そのゲームとは、アップルボビングというものです。
水に浮かべたリンゴを口だけを使って取る早さを競うゲームで、海外ではハロウィンの定番ゲームだそうです。
▼【参考】アップルボビング
ハロウィンとリンゴの収穫時期がちょうど重なることから、カボチャだけではなくリンゴもハロウィンに欠かせない物なのだとか…。
流石にこれを高齢者が行なうにはちょっと厳しいので、形が似た水風船を使ったゲームを…ということで、ちょっと季節外れではありますが赤い色の水風船を中心に用意して、気分だけでもアップルボビングを味わってみましょう。
⑰リンゴ飴づくり
お祭りの定番の1つであるリンゴ飴。
西洋にもハロウィンの時期に食べられるものとして、日本でいうリンゴ飴のようなお菓子があります。
それを意識して、懐かしいお菓子を作ってみましょう。
丸ごと1個は食べきれないかと思いますので、カットしたリンゴを使いましょう。
ちなみに、リンゴ以外の果物を使っても同じ方法で飴が作れますよ(*^^*)リンゴが苦手な方が見えたら、他の果物で提供するといいでしょう。
⑱大玉送り
これまたシンプルなゲームです。
ご利用者は向かい合わせ二列で座り並んで頂きます。二列で一チームです(二チーム以上あると盛り上がります。)
前方から後方へどんどんボールを運び(膝の上を通過させる)ボールを早くゴールまで運んだチームが勝ちというゲームです。フロア対抗やスタッフ対抗で勝負をすれば盛り上がること間違いなしです。
この際のボールはリハビリ室等で使う大きなボール(バランスボール)です。ボールもカボチャにします。
普段、車椅子を利用している方でも白熱しすぎて立ち上がってしまう方もいる為、スタッフの配置やフットレストは上げた状態にするなど安全面には十分に留意して下さい。
⑲テーブルでタオル引き
テーブル上で綱引きの様なことを行います。
手が痛くならない様に使用するのはバスタオルです。ビニールテープで持ちやすい太さにつなげて綱に見立てます。
ここでもタオルへハロウィン風の飾りを施します。
食事用のテーブルへタオルを置き、両側から引っ張ってもらい引っ張りきった方が勝ちとなるゲームです。
⑳ハロウィン玉入れ
新聞紙を丸めた物をカボチャのお化けに変身させて玉入れをするという簡単すぎるレク。
高すぎる場所にかごを設置してしまっては高齢者が投げたボールは届きません。
この場合はスタッフがかごを背負います。馴染みのスタッフに玉が当たり痛がる(オーバーリアクションで)のを喜ぶご利用者も多いです。
また、スタッフがかごを背負っていれば遠くまで投げられないご利用者の近くまで行って入れてもらうことも出来ます。
㉑ハロウィンキャラ釣り
画用紙や折り紙でハロウィンのキャラクターを好きなだけ作ります。
キャラクターそれぞれに適当なサイズに切ったマグネットシートを貼り付けます。割り箸にたこ紐をつけて先にはクリップをつければ準備は完了!
キャラクター達をランダムに置きます。
割り箸の釣り竿でキャラクター達を釣り上げます。後ろには点数をつけて点数を付けて競うのも楽しめるかもしれませんね。
㉒お手玉ピン倒し
空のペットボトルを用意します。大小様々な物があった方が楽しめます。
ペットボトルにハロウィンのキャラクター達の折り紙等を貼り、ランダムに設置します。そこにお手玉を投げ、当てて倒して点数を競うゲームです。
ペットボトルにも水を入れそれぞれ重さを変えてその難易度により点数を付けます。
車椅子の人も一緒に楽しめるゲームになっています。
㉓画用紙でハロウィン神経衰弱
まずは画用紙を大きめに切ります。(B5位が扱いやすいです。)そこにハロウィンの絵を描きます。(インターネットの無料の素材を使用しても良いでしょう)
ぬりえを作ご利用者の皆さんに塗って頂きます。
それを使い神経衰弱をします。
単純で簡単なゲームですが、神経衰弱は高齢者の皆さんにも馴染みのあるゲームですのでいつもとても楽しんで下さいます。動画ではおにぎりですがこれをハロウィンのキャラクター達にします。
㉔お手玉DEダーツ
模造紙で大きな的の絵を描きます。
それを囲む様にご利用者の皆さんに並んでもらい順番にお手玉を投げて点数を競うゲームです。
動画では立ったまま行っていますがもちろん座ったまま、車椅子の方も参加出来る簡単なゲームです。
㉕ボールリレー
食事用の長テーブルの両側に並んで頂きます。1列が1チームです。
紙コップとティッシュペーパーを丸めてビニールテープで留めた物を用意します。
全員に紙コップを渡し、先頭の人の紙コップに丸めたティッシュを入れてそれを次々と渡しリレーしていきます。先にボールが到着したチームが勝ちです。
この際、小さめのボールやピンポン球でも試したのですが、次の人のボールに入らなかった時に勢いよく遠くに飛んでしまう為ティッシュペーパーを丸めた物にして上手くいきました。
以上、デイサービスでおすすめのハロウィンレクリエーション25選でした!
さいごに
いかがでしたでしょうか?
新しく買い足す必要もあまりなく今ある物でも少しの工夫で、季節感のある楽しいレクリエーションが出来ると分かって頂けたのではないでしょうか。
難しく考えず、まずはスタッフがご利用者と何をすれば楽しめるかそれを試してみても良いと思います。
皆さんもぜひ試してみて下さいね(#^^#)