めっきり暑くなってきたこの季節。夏と言えば海だったり、スイカだったりいろいろなものが連想できますよね。
そんな夏の定番行事と言えば、『夏祭り』ではないでしょうか。
デイサービスでも普段のレクとはまた一味違ったレクを取り入れることで、ちょっとした夏祭りの雰囲気を演出できます。
どこか懐かしいような雰囲気すら感じられるレクを取り入れて、利用者のみなさんに季節を感じつつ楽しんでもらえると嬉しいですよね。
今回はそんなデイサービスでおすすめの夏祭りレクリエーションを紹介します。
目次
【高齢者向け】デイサービスでおすすめ!!夏祭りレクリエーション15選
①的あて
夏祭りの定番である射的を連想させるゲームです。
動画では空き缶に職員の顔を張り付け、100均のピンポン玉鉄砲を使い的を倒すと、その顔写真の職員からの肩たたき券がプレゼントされるとして行っています。
例えばこれをアレンジすることで、空き缶に得点を描いた紙を張り付け点数を競うであったり、写真に応じた景品を用意するなど楽しみ方はアレンジすることもできると思います。
おもちゃの銃を用意するのではなく、単に柔らかいボールを投げるといった方法でもいいのではないでしょうか。ただし、周囲の人に当たらないよう注意を図る必要はあります。腕や指先の運動にもなるでしょう。
②輪投げ
ペットボトルに重りを入れて安定させることで、倒れにくくし輪っかを投げてもらう定番のゲームですね。
集中して狙った場所に投げる集中力が必要で、腕の運動にもなります。
輪の大きさや距離などをその方のお力に合わせて変更するなどすると多くの人に楽しんでもらえると思います。
③魚釣り
夏祭りの夜店に魚釣り型のくじがありますが、それに似たような感覚で行えます。
魚の絵を書き切り取った紙にクリップを張り付け、紐の先端に磁石をつけた竿を用意して魚を釣り上げるゲームです。
輪になったみんなで座って一緒に楽しめるゲームですし、力を入れにくい高齢者でも楽しみやすいのではないでしょうか。
④ストローゲーム
ストローでものを吸って持ち上げ、隣の器に移すゲームです。
シンプルでありながら肺活量を鍛えられ、口腔機能のトレーニングにもなります。
制限時間を取り入れることでゲーム性を持たせてもいいでしょう。吸い上げる対象は切った紙でもスポンジでもなんでもアレンジは効くと思います。
⑤座って盆踊り
デイサービスでは座って体操をするのはよくあることです。
それに季節感を持たせるだけでまた違った雰囲気で楽しめるのではないでしょうか。
動画はソーラン節ですが自分の地域での盆踊りの定番曲を使って、座ったまま体を動かせば懐かしい曲で楽しみながら体を動かせるでしょう。
⑥スイカ割り
夏と言えばスイカ。スイカを使ったゲームと言えばスイカ割りです。
実物のスイカを使わずとも、テープなどで簡単に割れるように仕掛けをした紙製の球体をつくってスイカ柄に塗っておき、それをスイカに見立てて行うことで棒も柔らかい素材でできるので、より安全に楽しめるでしょう。
動画のように車いすの方でも楽しめます。
⑦たこ焼きゲーム
卵のパックの中に、紙粘土で作った球体を入れます。球体の下半分は茶色に塗っておいてください。それがたこ焼きです。
それを竹櫛でひっくり返して、全てのたこ焼きを焼けた面である茶色い方にひっくり返すタイムを競うゲームです。夏祭りの屋台側の雰囲気を味わえるのではないでしょうか。
⑧風船バレー 夏バージョン
レクの定番でもある風船バレー。
参考動画は通常の風船バレーですが、これに夏らしさを取り入れたアレンジをします。
うちわを使ってその風圧で風船を飛ばします。普通の風船バレーより少し狭い輪を作って遊ぶと風船が落ちづらいと思います。
⑨うちわでもの送り
うちわの上に物を載せて、うちわからうちわへ渡して列の最期まで運ぶゲームです。
運ぶものは軽くて安定性のあるお手玉などは最適でしょう。
夏の定番グッズであるうちわも風を起こすだけではなく、このようにして使うこともできます。うちわ自体が軽いので腕への負担も少なく遊べます。
⑩もぐらたたき
穴の空いた板を段ボールでつくり、100均のピコピコハンマーを利用者さんに持ってもらい穴から出てきたものを叩いてもらうゲームです。
穴から出すのはぬいぐるみ等が良いでしょう。また、職員が体を張ったバージョンとして、ヘルメットを被った職員が穴から顔を出すというのも良いですね。
今でこそゲームセンターでもあまり見かけなくなったどこか懐かしいゲームを楽しんで貰えます。
⑪虫取りゲーム
利用者さんも特に男性の方は幼い頃に虫取りをして遊んだと思います。そんな虫取りを題材にしたゲームです。
虫の絵を書いたカードを小さな網で捕まえるゲームです。例の動画のように取ってはいけない虫を混ぜると単に捕まえるだけではない考えながらできるゲームになります。
⑫千本引き
何が当たるかわからない、どきどきわくわくなくじ引きです。
手の込んだ道具は必要なく、台もテーブルを使えば大丈夫ですし、紐の先端に番号札を取り付け、それを引っ張ってもらい景品を交換するスタイルにすれば力の入りづらい方も気軽にできます。
⑬うちわ作り
体験型の屋台を意識したものです。無地のうちわを用意し、利用者さんには思い思いの色の絵の具を水に落として頂いて、後は好きな模様がついたうちわを持ち帰って頂けるマーブリングのうちわづくりです。
手作りの模様としてはすぐに作れるので、夏祭りの屋台の1つとして組み込むのも良いのではないでしょうか。
⑭流しそうめん
牛乳パックを使ってレールを作るので、竹よりも簡単に用意することができます。
これそのものをレクリエーションと呼べるかは微妙なところではありますが、夏祭りの中の行事食として部屋の中で気軽に楽しめる流しそうめんは、ゲームだけではなく食からも夏を感じることができる魅力があると思います。
⑮ピンポンすくい
金魚すくいをアレンジしたゲームで、魚釣りとはまた違った楽しみ方ができます。
網をティッシュでつくり破れやすさも再現しつつ、水を入れたボールの中のピンポン玉を網を破らないようにすくい上げるゲームです。生きた金魚をすくうのとはまた違った難しさを楽しんで頂けるのではないでしょうか。
以上、デイサービスでおすすめの夏祭りレクリエーション15選でした!
さいごに
いかがでしたしょうか?
夏祭りのレクリエーションと言っても季節ネタを取り入れた夏祭りらしいゲームもあれば、定番のレクに少しアレンジを加えることで夏らしさを演出するゲームなど様々です。
デイサービスという短い時間の中で、利用者の皆さんに夏を感じ楽しんでもらうためには、職員自身も楽しむことも大切だと思います。
ぜひ、利用者さんも職員のみなさんも楽しめて思い出に残る夏祭りをお楽しみください(#^^#)