今回は、高齢者が大人数で楽しめるレクリエーションゲーム50選をご紹介していきます。
敬老会などのイベントやデイサービスなどの施設で、ぜひ参考にしてみてください!
目次
- 1 大人数レクリエーションゲームの高齢者へのメリット
- 2 高齢者向け!!大人数でできるおすすめレクリエーションゲーム【50選】
- 2.1 ①合唱
- 2.2 ②背中文字で伝言ゲーム
- 2.3 ③同じ言葉を言ってはいけない
- 2.4 ④紙飛行機飛ばし
- 2.5 ⑤連想衰弱
- 2.6 ⑥リズム体操
- 2.7 ⑦お題連想ゲーム
- 2.8 ⑧玉入れ
- 2.9 ⑨工作
- 2.10 ⑩風船バレー
- 2.11 ⑪もの送りゲーム
- 2.12 ⑫魚釣りゲーム
- 2.13 ⑬後出しじゃんけん
- 2.14 ⑭しりとり
- 2.15 ⑮イントロクイズ
- 2.16 ⑯豆掴みリレー
- 2.17 ⑰楽器の演奏
- 2.18 ⑱カルタ
- 2.19 ⑲棒サッカー
- 2.20 ⑳おやつ作り
- 2.21 ㉑インディアンポーカー
- 2.22 ㉒ボウリング
- 2.23 ㉓NGワードゲーム
- 2.24 ㉔仲間探しゲーム
- 2.25 ㉕タオルで狙え
- 2.26 ㉖お手玉回し
- 2.27 ㉗お手玉グラグラ
- 2.28 ㉘ビーチボールゲーム
- 2.29 ㉙旗揚げゲーム
- 2.30 ㉚お孫さん世代のクイズ
- 2.31 ㉛宝探しゲーム
- 2.32 ㉜ペットボトルと割り箸
- 2.33 ㉝ボッチャ風ゲーム
- 2.34 ㉞スリッパ飛ばし
- 2.35 ㉟以心伝心ゲーム
- 2.36 ㊱ピンポン玉リレー
- 2.37 ㊲ストローリレー
- 2.38 ㊳お題でビンゴ
- 2.39 ㊴絵でしりとり
- 2.40 ㊵箱の中身は
- 2.41 ㊶カウボーイゲーム
- 2.42 ㊷ハエ叩きゲーム
- 2.43 ㊸お手玉を投げてカルタ
- 2.44 ㊹棒倒し
- 2.45 ㊺すごろくで体操
- 2.46 ㊻綱引きゲーム
- 2.47 ㊼色分けゲーム
- 2.48 ㊽いつ、どこで、だれが、だれと、何をした
- 2.49 ㊾私は誰でしょう
- 2.50 ㊿料理の名前は?
- 3 こちらの記事もおすすめです
大人数レクリエーションゲームの高齢者へのメリット
高齢者は普段の生活で運動をする機会が少なく生活リズムも単調になりがちで、脳への刺激も低下してしまいます。
また、テレビを見たり新聞を読んだりはしますが、自宅では誰とも会話をしないという高齢者も意外に多いです。
このような生活が続くとあっという間に様々な能力が低下していきます。
そんな高齢者にはデイサービスに来ていただけるだけでよい刺激となりますが、さらにレクリエーションを行なうことで体や頭を使い、機能面の維持・改善を図ることができます。
レクリエーションには脳トレやプリントなど一人で行なうもの、大人数で行なうものもあります。
今日のデイサービス金太郎レクリエーションはお手玉渡しながら歌を唄います。
途中脱線したり歌詞がわからなくなり大笑しながら一緒に楽しみました!(^^)!🎵。#福岡県八女市黒木町 #デイサービス金太郎 #レクリエーション #大笑いしながら pic.twitter.com/a8SJtf6Mju— 金太郎 (@kinntarou2012) August 31, 2019
その中でも大人数で行なうレクリエーションは一人で集中して行なうものと違い、コミュニケーションが生まれみんなで楽しい気持ちを共有することができます。
また、何かを達成したときのやりがいを感じることができます。
このような楽しい気持ちを感じたり他人との交流を深めることによって、レクリエーションが楽しみでデイサービスに通うことができ、自宅での引きこもりを防ぐこともできますね。
大人数で行なうレクリエーションにはこのような生活の質(QOL)の改善も見られます。
そこで今回は大人数で楽しく行なえるレクリエーションをまとめてみました。
▶高齢者レクに最適な一冊!
高齢者向け!!大人数でできるおすすめレクリエーションゲーム【50選】
それぞれの施設で高齢者のレベルは違うと思いますが少しルールや方法をアレンジして、ゲームを進めてみてください。
①合唱
歌うことで楽しい気持ちになり、精神面の安定性が保たれます。
また、身体面では嚥下や呼吸などの機能の維持・改善も期待できます。
②背中文字で伝言ゲーム
チームに分かれてメンバーの背中に文字を書いていただいて、最後のメンバーまで伝えるというゲームです。
指先で書いていただいてもいいですが、難しいようでしたら割り箸など書かれる相手がわかりやすいものを使うとよいと思います。
高齢者のレベルに合わせて一文字、単語、短文とテーマを変えてみるのも面白いです。
短文など最後はヘンな文章になってみんなの笑いを誘いますよ。
③同じ言葉を言ってはいけない
「好きな歌」「好きなアイドル」「嫌いな食べ物」などテーマを決めます。
参加者がテーマに沿ったものを思い浮かべていただき、「せーの!」で同時に言っていただきます。
言ったものが同じだった人が負けになります。
例えば、『好きな歌が同じだった人が罰ゲームでその歌を歌う』などすると盛り上がるかもしれません。
あまりにも範囲が広いテーマの場合は、ホワイトボードなどに何個かテーマに沿った単語を書き、その中から好きなものを選んで言っていただく方法もあります。
④紙飛行機飛ばし
紙飛行機を作るところからはじめます。
これは楽しみながら手先の運動にもなりますね。
完成した紙飛行機を一番遠くに飛ばせた人、一番長く飛ばせていた人が勝ちというゲームをします。
男性の方が得意かもしれません。
⑤連想衰弱
お題のヒントとなる言葉を書いたカードをチームの数だけ用意します。
例えば「リンゴ」というお題を3チーム分かれて行なうのであれば、そのヒントとなる言葉「赤い」「甘い」「パイ」…などを書いて、それぞれ3枚ずつ用意します。
言葉を書いた用紙を各チームのテーブルに裏返しで置きます。
3チーム同時にそれぞれ1枚ずつ用紙に何が書かれているか見て、チームで考えていただきお題を当てていたくゲームです。
少ない枚数でお題を当てることができたチームが勝ちとなります。
⑥リズム体操
音楽に合わせて体を動かすことは身体的・精神衛生上とても良いことです。
昔聞いたことのある曲が流れると、眠っていた記憶もよみがえり脳に良い刺激を与えます。
高齢者が喜ぶ曲をまとめていますので、是非ご活用ください。
⑦お題連想ゲーム
チームに分かれて、それぞれに紙とペンを用意します。
司会の職員がお題を発表します(例えば「リンゴ」など)。
お題に沿った言葉を連想していただき、1つの言葉を1枚の紙に書いていただきます(「赤い」「甘い」「パイ」など)。
時間になったらそれぞれのチームごとに発表していただきます。
このゲームは枚数が多いほど勝ち…というわけではなく、他のチームと言葉がかぶったら1点、かぶらなければ3点と点数制で勝敗を決めます。
たとえ思い浮かんだ言葉が少なくても他のチームと言葉がかぶらなければ高得点になり、勝ちにつながります。
他にも色んな連想ゲームがあります
⑧玉入れ
ただの玉入れではなく参加者に輪になって座っていただき、職員が輪の真ん中で傘を開いて逆さに持って立ち、その中にお手玉などを入れて競います。
玉入れでも高齢者の方は盛り上がっていただけますが、さらに面白くする方法があります。
それは傘を持っている職員に「目をつむってもらう」「傘は片手で持つ」などより不安定な状態で傘を持ってもらうことです。
ゲーム開始時は軽かった傘が、お手玉が増えるにつれて徐々に重くなり…バランスを崩して中のお手玉が全部こぼれ落ちる!などのどんでん返しが期待できます。
職員が失敗してツッコまれる役を受ければ盛り上がること間違いなしです!
もちろん、それを笑いに変える職員の器量も必要になりますね(笑)
⑨工作
工作は、普段はしない動作をたくさん含んでおり、脳への良い刺激になります。
手先の良い運動にもなりますので、大人数レクにおすすめです。
⑩風船バレー
円になって座っていただき、みなさんで風船をラリーしていただきましょう。
軽い風船を使うので、少ない力で飛ばすことができるのでおすすめです。
円が大きすぎると、上手くラリーが続きにくいかもしれませんので円を小さめにするか、円の中に職員さんが入ってサポートするといいでしょう。
⑪もの送りゲーム
チームに分かれて行ないます。列になって座っていただきます。
お手玉やボールのような軽い物をバトンのように、最初の方から最後の方まで回していき、より早く最後まで回すことのできたチームの勝ちです。
前の方の動きを見て、「そろそろ来そうだな」と思ったら受け取る準備をしましょう。
手渡しだけではなく、うちわなどの道具を使い、「送る物」には直接手を触れてはいけないというルールを取り入れても盛り上がります。
⑫魚釣りゲーム
磁石をくっつけた竿を使って、クリップが留めてある魚のイラストを釣り上げるゲームです。
魚ごとにポイントを設定しておくのも良いでしょう。
旬の魚はポイントアップなどの変則ルールを加えると、年間を通して行なう中でも季節感を感じられますよ。
⑬後出しじゃんけん
前に出た職員さん1人と、利用者さん全員でじゃんけんをしていただきます。
しかし、ただのじゃんけんではなく「後出し」をしていただきます。
事前に職員さんは「勝ってください」「負けてください」「あいこにしてください」のいずれかの指示を出します。
じゃんけんポンで、職員さんが手を出した後に一呼吸おいて、利用者さんは指示通りになるように手を出します。
つい釣られて普段通りに出してしまったり、指示を忘れてしまうなど、最初は難しく感じるかもしれませんが、お手軽な脳トレとしても楽しんでいただけます。
⑭しりとり
みなさんご存知のしりとりです。
シンプルに普通のしりとりをするのも良いですし、ちょっと難しくして3文字しりとりなどのアレンジを加えても楽しめます。
進行は目視でも確認できるように、ホワイトボードを活用して行ないましょう。
⑮イントロクイズ
みなさんにとって懐かしい昭和の歌謡曲や童謡を中心としたイントロクイズを行なってみましょう。
懐かしい音楽に触れる機会としてもおすすめです。
⑯豆掴みリレー
箸で豆を掴んで皿から皿へ移すシンプルなゲームである豆掴み。
何気ない普段の動作ではありますが、焦ってしまうと使い慣れた箸でも手が滑ってしまうものです。
そんな豆掴みをリレー形式で行なってみましょう。焦らず1つ1つ確実に掴んでいきましょう。
⑰楽器の演奏
音楽を楽しむには歌ったり、聴いたりするだけではなく楽器を演奏するという方法もあります。
ハンドベルやカスタネット、タンバリンやマラカスといったように、叩いたり、振ったりするだけで音が出せる簡単な楽器もいくつかありますよね。
そのような楽器であれば、手軽に触れることができておすすめです。
⑱カルタ
お正月の伝統的な遊びではありますが、遊ぶ時期は年中いつでも問題はないと思います。
カルタといっても市販品で言えば、テーマによって様々な種類のカルタも作られていて目移りしてしまいます。
画用紙などを使って手作りすると、施設やその地域の特色を盛り込めるので、より一層楽しんでいただけるのではないでしょうか。
⑲棒サッカー
サッカーなので基本は11人VS11人のチーム戦ですが、デイサービスなどの施設で行なう場合は多少前後しても構いません。
向かい合って椅子に座ります。全員が新聞紙などで作った棒を持って、お互いの間の空間である足元のボールを棒で打って、互いのゴールを狙い合います。
かなり白熱した試合になります。
⑳おやつ作り
デイサービスでは、おやつの時間も付き物ですよね。
そんなおやつの時間、たまにはみなさんで一緒におやつを作って食べることができたら、それも貴重な体験になります。
お菓子作りと聞くと難しいイメージもありますが、お手軽に作ることができるレシピもいくつか存在しているので試してみてもいいでしょう。
㉑インディアンポーカー
まずは親を決めて、親は全員にカード1枚ずつが渡るように配ります。
配られたカードは絶対に見てはいけませんよ。
そのカードを自分以外の参加者には見えるように表向きにして額に掲げます。
他の参加者の様子を見ながら、勝負に出るか勝負を降りるかを選択して勝負に出た方の中で一番カードが強かった方の勝利または、強かった順に高い得点の獲得になります。
せっかく強いカードを持っていても降りてしまっては元も子もない…というなかなか面白い心理戦でもありますね。
㉒ボウリング
ボウリングと言えば、大きなブームを引き起こしたこともあるスポーツですが基本は1人でおこなう競技ですよね。
今回は、ちょっとアレンジしてチーム戦にしてみましょう。
ピンを普段よりもかなり多めに用意します。
チーム全員が1回ずつボールを転がし、より多くのピンを倒したチームの勝利となります。
㉓NGワードゲーム
特定の単語や言葉を書いた紙を箱に入れ、参加者は全員1枚ずつ引いておきます。
引いた紙は自分では見ずに、他の参加者だけに見えるように頭上に掲げましょう。
頭上に掲げられている紙が、NGワード。その人が口にしてはいけない言葉です。
参加者で話をしていく中で、他の参加者が自身のNGワードを言ってしまうように誘導しましょう。
なかなか難しいですが、脳にもいい刺激になりそうですね。
㉔仲間探しゲーム
まずは特定のテーマを決めておきます。
例えば、「さんずい編の漢字」「陸で生活する動物」などです。
特定のテーマの答えを順番に挙げて行っていただきましょう。
チーム戦にする場合、より多く答えられた方の勝ちという形でも良いでしょう。
㉕タオルで狙え
チームでおこないましょう。
2人で向き合って座り、タオルを2人で持ち、タオルの上にボールを乗せ、2人が息を合わせてボールを飛ばして箱の中に入れましょう。
思った以上に難しいゲームですよ!
㉖お手玉回し
円になって座っておこないます。
全員が1つお手玉を持ち、それを隣の人に渡し、もう1人の隣の人からお手玉を受け取ります。
これをリズムに合わせておこなうのですが、意外と難しく気が付いたら自分がお手玉を2つ以上持っていた…なんてこともあるかもしれません。
油断すると、若い職員さんでも失敗する可能性はありますよ。
途中から反対回りにしたり、テンポを変えたりするだけでも難易度が変わってきますが、それは慣れてきてからやることをおすすめします。
脳トレとしてもおすすめです。
㉗お手玉グラグラ
用意する物はラップの芯、プラスチックのトレー、お手玉数個です。
ラップの芯を立てて、その上にトレーを乗せ、そのトレーにお手玉を積めば準備は完了。
1人1つずつ順番にお手玉を取っていき、倒してしまったら失敗。バランス感覚が重要ですね。
㉘ビーチボールゲーム
ビーチボール数個、お手玉数個を用意しましょう。
チームに分かれて向かい合って座ります。
互いのちょうど中間地点あたりにビーチボールをセットしておき、そのビーチボール目掛けてお手玉を投げます。
より多くのビーチボールを相手の陣地に送り込んだチームの勝利です。
㉙旗揚げゲーム
職員さんの指示に合わせて赤か白を挙げていくシンプルなゲームです。
職員さんはフェイントを交えながら、利用者さんはそれに引っかからないように頑張ってみてください。
色は赤と白に拘らず、利用者さんの好みの色を2つ用意する形でもいいですよ。
㉚お孫さん世代のクイズ
利用者さんの中にはお孫さんと同居されている方も見えれば、息子さん娘さん夫婦が遠方にいるのでなかなかお孫さんと会えない方も見えるでしょう。
どちらの場合でもお孫さんと話が合うネタが何かしらあると、何気ない会話もより盛り上がるきっかけになるのではないでしょうか。
今回は、利用者さんのお孫さん世代が好きな物に関するクイズを出題してみましょう。
小さなお孫さんであれば「仮面ライダー」「スーパー戦隊」「プリキュア」「ポケモン」などから出題できそうですし、中学生以上であれば芸能やスポーツから出題すると良いでしょう。
基本は〇×や三択形式で出題し、利用者さん世代にはあまり馴染みの無さそうな問題の場合は、より分かりやすいヒントも交えましょう。
㉛宝探しゲーム
紙コップを逆さにしてテーブルに複数並べ、その中に1つだけ当たりを入れておきます。
引っくり返して外れなら元に戻し、当たりなら元に戻した後にシャッフルして次の方にバトンタッチです。
運にも左右されるゲームではありますが、タイムを競ってみましょう。
㉜ペットボトルと割り箸
ペットボトルの中に割り箸をいくつか入れておきます。
この割り箸はペットボトルを逆さにして振ると落ちてきます。
ペットボトル内の割り箸を全て出したら、全て中に入れて次の方にバトンタッチです。
手先と腕の運動としても良さそうです。
㉝ボッチャ風ゲーム
両チームが向かい合って座り、その中間にビーチボールを置きます。
1人ずつ交互にお手玉を投げて、最終的にビーチボールに一番近い位置にお手玉が落ちているチームが勝ちになります。
大人数同士のチームだと、とても盛り上がります。
㉞スリッパ飛ばし
椅子に座った状態で片足だけスリッパを履き、足の力だけで遠くに向かって飛ばします。
皆さんで、その飛距離を競いましょう。
他の利用者さんに当たってしまわないように配置を考えた上で実施しましょう。
㉟以心伝心ゲーム
数人のチームに分かれます。お題を決めて全員がそれに適した答えを挙げます。
その中で一致した人数が最も多い回答がそのチームのポイントになります。ただし、相談はしてはいけませんよ(*^^*)
例えば6人チームで「ご飯のお供」がお題だった時、「漬け物」が3人、「味付け海苔」が2人、「生卵」が1人だったとします。
この場合、3ポイントになりますね。
㊱ピンポン玉リレー
スプーンの上にピンポン玉を乗せ、次の方のスプーンの上にピンポン玉を渡していく形式でのリレーです。
ピンポン玉を直接触れないように注意です。バランス感覚が求められてきますね。
動画では歩きながらやっていますが、施設では座ってやってください。
㊲ストローリレー
ストローを全員が1本咥えて、ストローに引っ掛けたゴムをストローからストローへと渡していくゲームです。
手は使ってはいけない、口を活用したゲームですので口腔トレーニングも兼ねたゲームになります。
㊳お題でビンゴ
3×3または5×5程度の空白のマスの用紙を用意し、そこにお題に適した答えを記入していただきます。
例えば、野菜の名前がお題の場合は「トマト」、「ナス」、「大根」などですね。
全員がマスを埋めたら1人ずつ書いた物を発表します。
それが自分にもあればチェックをつけ、ビンゴゲームのように縦横斜めのいずれかが揃えばビンゴ達成です。
㊴絵でしりとり
普通のしりとりではなく、絵を描いてしりとりをおこないましょう。
言いたいものをイメージして言葉や文字ではなく、絵にするのも脳にとっていい刺激になりますよ(*'▽')
ちょっと難しいかもしれませんが、盛り上がります。
㊵箱の中身は
段ボールの両側面に穴を開けて、そこから両手を入れて箱の中の物を触りそれがなにか当てていただきます。
見ている方からは中身が見えるように、箱の一面を切り取っておきましょう。
中身は必ず触っても危険の無い物にしてください。
見ている方も楽しめるゲームです。
㊶カウボーイゲーム
新聞紙で作った太目の輪っかに紐を括り付けておきます。
床には小さめのボールを複数設置しておきましょう。
そのボール目掛けて輪っかを投げ、紐を引っ張り最終的に手元に引き寄せることができたボールの数を競います。
一番多くのボールを引き寄せた方がナンバーワンカウボーイですね!
㊷ハエ叩きゲーム
ハエのイラストを多めに用意しておき、マジックテープをつけておきます。
イラストには得点も記しておきましょう。
利用者さんはマジックテープをつけたハエ叩きを持っていただき、それでハエを叩いてください。
㊸お手玉を投げてカルタ
カルタはカルタでも的当て要素を取り入れたゲームです。
ゲームの形式上絵札は厚紙や段ボール板で手作りした大き目の物になります。
利用者さんは円になって座りその中に絵札を並べます。
読まれた札に対応する絵札に向けて、お手玉を投げていただき、見事お手玉が絵札に乗れば獲得になります。
このゲームの場合は絵札にお手玉が乗った方、全員が1枚獲得扱いにしましょう。
近くの絵札は確実に取れるようにしましょう。
㊹棒倒し
大量のお手玉で囲むようにして1本の棒を立たせます。
1人ずつお手玉を外していき、最終的に倒してしまった方の負けになります。
1回で最大何個まで取っても良いのか決めておくといいでしょう。
㊺すごろくで体操
手作りのすごろくを使ったゲームです。
基本的なルールは通常のすごろくと全く同じですが、このすごろくの場合は「1マス戻る」や「1回休み」というのは無しです!
全てのマスに座ってできる体操や脳トレの指示を記入しておき、止まったマスの内容のプログラムに取り組んでいただきます。
そのマスに直接は止まっていない利用者さんも、一緒に体操を楽しむというのも良いですね。
㊻綱引きゲーム
箱に紐を括りつけた物を用意します。
そこに風船などを乗せ、紐を引っ張ります。
上に乗った物を落としてしまったら、その場で停止し職員さんが乗せ直すまでストップ。自分の元に引き寄せることができるまでのタイムを競いましょう。
チームでおこなうリレー形式にしても良さそうです。
㊼色分けゲーム
紙コップなどを複数の色で揃えます。3~5色程度がいいでしょう。
トイレットペーパーの芯などにカラーテープで印をつけた物でも大丈夫です。
それらをバラバラに設置しておき、開始の合図と同時に色ごとにわけていただきます。揃え終わるまでのタイムを競いましょう。
㊽いつ、どこで、だれが、だれと、何をした
5人のグループに分かれておこないます。
全員で分担して「いつ」「どこで」「だれが」「だれと」「何をした」のうちどれかを担当していただきます。
話し合いはしないように、紙に書いてください。全員が書いたらそれを職員さんが読み上げます。
聞いているだけでも楽しめそうですね。
各チームのカードを種類別に集めてそこからクジのように引き、引いた5枚のカードを組み合わせて文を作っても良いかもしれませんね。
㊾私は誰でしょう
職員さんは特定の物や人になりきったつもりで、ヒントを出していきます。
それにヒントが少ない段階で答えることを目標に頑張っていただきましょう。
例えば「私は2つで1つです。」「私は物を挟むのが得意です。」「私は料理や食事の時に活躍します。」といった具合です。
この例の場合は、答えは「箸」です。
㊿料理の名前は?
食材の写真やイラストが描かれたカードを用意します。2つのパターンで楽しめるゲームです。
(パターン1)職員さんが料理名を1つ挙げます。カードの中からその料理に使う食材を選んでいただきます。当然中には明らかに使わないであろう食材を入れておきましょう。
(パターン2)職員さんがカードをいくつかピックアップし、その食材で作ることができる料理を挙げていただきます。例えば「にんじん」、「玉ねぎ」、「お肉」があれば「カレー」、「肉じゃが」、「肉野菜炒め」など複数の料理名が挙ることも考えられます。
各ご家庭で、「この料理にはこの食材も入れていた」というような思い出を語ることができる回想法的な面もあるゲームになりますね。
以上、高齢者向け大人数でできるレクリエーションゲーム50選でした!
いかがでしたでしょうか?
大人数で行なうレクリエーションで注意しなければならないことは、事前準備をしっかり行なうことです。
みなさんが楽しめるものを提供することも大事ですが、準備を怠るとそこからやる気が落ちてしまいます。
大人数ですので、一人のやる気が落ちてしまうと徐々にその気持ちが伝播し、中途半端なゲームになってしまいます。
レクリエーションを計画する職員同士でしっかりと話し合い、シミュレーションを行なって、スムーズな司会・進行ができるようにしましょう。