忘年会と言えば、その年を締めくくるイベントですね。
職員のみなさんも職場であったり、親しい友人たちと集まって忘年会に参加している方も少なくないでしょう。
そんな忘年会は、施設で開催する大切なイベントの1つです。
しかし、その前にはクリスマス会を開いている施設が多いかと思いますので、流石に同じ月に2回続けてプレゼントを用意するような大きなイベントの開催は難しいでしょう。
とは言え、そこまで大きなイベントとまではいかなくてもレクリエーションを盛り上げることで楽しんでいただけるかと思います。
今回は、施設行事としての忘年会でおすすめなレクリエーションについてご紹介していきます。
目次
デイサービスでおすすめ!!忘年会ゲームレク【15選】
①イントロクイズ
昭和の懐かしの名曲を活用してイントロクイズをやってみましょう。
利用者さんが若い頃の思い出の曲は、利用者さんにとっていつまで経っても色あせない名曲ですので当時の思い出も蘇ってきそうですね。
出題した曲をみなさんで一緒に歌うのもいいでしょう。
②すごろくで体操
手作りのすごろくを用意してみましょう。
通常のすごろくであれば、「何マス戻る」だったり、「1回休み」といった指示が書かれているものですが、このすごろくでは体操の指示を書いておきます。
「足踏み10回」だったり、「手のグーパー運動10回」と言った座ったままでもできる簡単な運動程度に留めておくと無理なく実施できます。
楽しみながら運動までできそうですね。
③福笑い
ちょっとだけお正月を先取りしてみましょう。
お正月の伝統的な遊びである福笑いは手作りのもので楽しむことができるのも魅力です。
職員さんをモデルにした福笑いを用意して、それに気づいてくれる利用者さんが何人居るか様子を見てみると、利用者さんだけではなく職員さんまで楽しめそうですね。
④ボウリング
施設によってはレクリエーションの定番にもなっているゲームの1つかと思います。
かつてのボウリングブームでご友人とスコアを競い合ったような利用者さんが見えれば、きっと腕の見せ所として張り切ってくださるのではないでしょうか。
ペットボトルとボールがあれば実施できる手軽さも魅力なゲームですね。
⑤魚釣りゲーム
紙に魚を描き、カットしてそれにクリップをつけておきます。
その魚を床にバラバラに配置しておき、紐の先に磁石をつけた竿を利用して釣り上げていただきます。
忘年会シーズンですので、冬が旬な魚は釣り上げた場合普段よりも高い得点が入るように設定しておくと、冬が旬の魚を知るきっかけにもなり楽しんでいただけそうですね。
⑥物送り
チームに分かれて実施します。
うちわの上にお手玉を乗せ、次の方のうちわの上にパスしていきます。
運ぶものはお手玉に限らず、ペットボトルの蓋だったり、消しゴムだったりうちわに無理なく乗るものなら何でもOKです。
ただし、運ぶ物が何であれ直接触れてはいけません。必ずうちわからうちわに渡して行き、最後の方に到達したタイムを競います。
⑦風船バレー
これもレクリエーションの定番ゲームの1つですね。
円になって風船のラリーをしているだけでも盛り上がってきますね。
風船の数を増やすと落とさずに続けるには難易度が上がるため、利用者のみなさんが慣れてきたら風船を増やすのもありですね。
⑧連想ゲーム
最初にテーマを決めておき、そのテーマに適した物や人物の名前をどんどん挙げていただきましょう。
忘年会ということもあり、「冬」「年末年始」といったより季節を感じられるテーマを選択するのも楽しそうですね。
⑨箱の中身はなに?
両サイドに穴を開けた箱、箱の中に入れる物を用意します。
利用者さんには両サイドの穴から両手を入れ、視覚からの情報がない状態で、手触りの感覚のみを頼りに箱の中身を当てていただきます。
中が見えない箱に手を入れる不安もあるので、「怪我の恐れがない物」「破損の恐れがない物」など安全性には配慮する必要があります。
施設の備品などでもいいですね。
(例:ぬいぐるみ、プラスチックのコップなど)
⑩お題でビンゴ
連想ゲームと多少重なる面もありますが、まずはテーマを決めておきます。
(例:果物の名前、動物の名前、都道府県名 など)
それらを5×5の空欄の用紙に自由に書いていただきましょう。
全員が全部のマスを埋めたところからゲームスタートです。
1人ずつ順番に答えを挙げていき、通常のビンゴのように縦横斜めのいずれかが揃えばビンゴです。
テーマに沿った答えを自由に配置できるため、配置する場所もポイントですし挙げる人が少ないであろう答えをどこに配置するかもポイントになって来そうですね。
⑪的当て
これも定番のゲームではありますが、的の大きさやデザインを変えたり、配置を変えたりすることでアレンジを加えることもできるかと思います。
投げて的を狙うタイプだけではなく、ボールを蹴って的を狙うタイプで実施しても盛り上がりそうですね。
⑫歌カルタ
職員さんの手元には歌詞の一部を書いたカードを用意し、テーブルには曲名が書かれたカードを広げます。
職員さんが読んだ歌詞を含む曲名を誰よりも早く取っていただきましょう。
これも懐かしい音楽に触れながら楽しめるゲームですね。
⑬棒サッカー
今年最後の白熱した試合をしてみましょう。向かい合って座って新聞紙の棒を持ち、その棒のみを使ってボールを打って相手のゴールを狙います。
サッカーとは言ってもボールは蹴らないので座ったままで楽しめるのが魅力ですね。
⑭トントン相撲
年末と言えば格闘技の放送を思い浮かべる方も見えるかもしれませんが、利用者さん世代にとってはそれよりも相撲の方が馴染み深いでしょう。
紙の力士の熱い試合。制するのはどの力士でしょうか。
⑮〇〇と言えば
紙とペンをチーム人数分用意します。
お題を出しその答えを相談することなく一致させることを目指します。
3~4人程度を1チームにできると良いのですが、これがなかなか難しいんです。
答えが違っていてもお互いの答えを見ると「そっちだったか!」となる答えが沢山出てくるでしょう。
成功すると達成感がありますが、失敗しても新たな発見がありそうですね。
(例:子どもに人気の動物と言えば? 昭和の名俳優と言えば? など)
さいごに
いかがでしたでしょうか?
このように忘年会を盛り上げることができるゲームはいくつかあります。
利用者さんに楽しんでいただけるのが一番なので、お金をかけなくても楽しめるプログラムを実施で出来ればそれでも良いでしょう。
手間を加える場合も、年末らしさ、冬らしさを演出するだけでも十分季節も感じられます。
定番のゲームも検討しつつ、楽しい忘年会にしてくださいね。