【高齢者向けおやつレク】簡単!!春(3・4・5月)におすすめの手作りお菓子を紹介!

 

今回は、春におすすめの手作りお菓子のレシピ集をご紹介していきます。

 

春には、ひな祭り・お花見・端午の節句と伝統的な行事・イベントが続くため、それぞれに合った伝統的なお菓子がありますので、それらを取り入れるのがおすすめです。

 

暖かくなって来た春だからこそ、それらの行事の一環として外に出る機会も施設内でもあるかと思いますので、外で食べるおやつはまた格別です。

 

それでは、さっそく春におすすめなお菓子のレシピ集をご紹介していきます。

 

デイサービスのおやつレクでお困りの際はぜひ参考にしてみてください!

 

高齢者向け!!おやつレクに最適な春(3・4・5月)のお菓子【12選】

①雛あられ

33日のひな祭りの伝統的なお菓子である雛あられです。

 

白色は雪、緑色は木々の芽、桃ピンクは生命を表していると言われており、それらのエネルギーを受けて女の子が健やかに成長するようにとの願いが込められています。

 

また、菱餅を外でも食べやすいように砕いて持ち運んだのが、雛あられの始まりという説もあります。

 

今回は揚げずに作るレシピなので、油が跳ねる心配も少ないため安心ですね。

 

切り餅で簡単!揚げない『手作りひなあられ』Hina arare

 

②三色団子

ピンクは桜や春を、白は白酒を、緑は、芽吹く緑やよもぎを表していると言われています。

 

白酒は童謡の「うれしいひなまつり」の歌詞にも登場している、桃の節句に飲む白いお酒のことです。

 

また、ピンクは春を、白は冬を、緑は夏を表しているとの説もあります。

 

三色団子はお花見の時にもぴったりですね。

 

【スイーツレシピ】三色団子 3-color Dango

 

③桃カステラ

桃カステラはカステラで有名な長崎で親しまれているひな祭りのおやつです。

 

いわゆる、ご当地メニューですね。

 

カステラの上に食紅や練りきりなどで飾りつけをしたもので、飾りつけを載せる工程も長崎以外の方にとっては新鮮に映りますし、楽しめそうですね。

 

桃カステラの作り方

 

④桜餅

桜餅は、春の季語にもなっている和菓子です。

 

桜の葉で包まれた餅菓子が美味しい春らしいおやつですね。

 

地域によって製法や形が違うといった特徴もあるため、みなさんの地域に合わせた桜餅をお楽しみください。

 

今日のおやつは、春を感じる桜もち!【簡単レンジで和菓子作り】

 

⑤桜のホワイトチョコムース

桜の塩漬けが載った、春らしいホワイトチョコのムースです。

 

ふんわりとした食感で食べやすいおやつです。

 

ムースにはあまり馴染みがないと思う方にも楽しんでいただけそうなおやつですね。

 

とろける桜のホワイトチョコムース オーブンなしで作れる春の真っ白なスイーツ NoBake Sakura White Chocolate Mousse|HidaMari Cooking

 

⑥抹茶ケーキ

茶摘みの歌詞にある「夏も近づく八十八夜」とは、5月頃を指しています。

 

それにちなんでお茶を活用したデザートも春にはおすすめです。

 

更に今回は、いちごチョコで桜の花びらを表現しています。春らしいケーキとして楽しんでいただけそうですね。

 

【桜スイーツ】型がなくてもできちゃう♡花びらがデコレーションされた、抹茶ケーキ

 

⑦抹茶パフェ

抹茶を活用したパフェです。

 

パフェは喫茶店などでもメニューにあって気にはなっていても、量が多いことも珍しくないためなかなか手を出せないと言う方も見えるでしょう。

 

そんなパフェも手作りであれば、ある程度分量を調整することで食べやすいメニューにできます。

 

このレシピではアイスを使っていないので、まだ少し冷えることもある春先にも良さそうですね。

 

欲しい場合は、バニラアイスなどをトッピングしても良いでしょう。

 

✴︎抹茶のパフェの作り方How to make Matcha Parfait✴︎ベルギーより#73

 

⑧ほうじ茶プリン

ほうじ茶は近年、デザートなどでも利用されることが多くブームにもなりました。

 

2017年時点では、なんと2005年と比較して16倍の売り上げになったのだとか。石川県などでは家のお茶としても定番のカフェインが控えめで飲みやすいお茶です。

 

今回は、ほうじ茶を使ったプリンです。ほうじ茶ならではの風味が魅力的です。

 

【スイーツレシピ】ほうじ茶プリン  Roasted green tea pudding

 

⑨ちまき

端午の節句に食べられるお菓子としても定番である、ちまき。

 

笹の葉に白くて甘いモチモチとした団子が包まれています。

 

しかし、これは西日本を中心に親しまれているので、地域によっては馴染みがない方も見えるでしょう。

 

それもそのはず!一言で「ちまき」と言っても地域によって中身が違います。

 

北日本、東日本では「おこわ」が包まれています。これではおやつという感じではないかと思いますので、西日本以外の方もこのちまきを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

端午の節句に登場させましょう! ちまき麩

 

⑩柏餅

先に西日本で主に親しまれている「ちまき」をご紹介しましたが、柏餅は主に東日本で親しまれている端午の節句のおやつです。

 

柏の葉には新芽が出ないと葉が落ちないという特徴があり、子孫繁栄の象徴として武家社会で親しまれていた縁起物でした。

 

それが現在も端午の節句のおやつとして引き継がれてきているのです。

 

また、柏の葉には殺菌作用もあるため食料の保存手段として冷蔵庫などが存在しない時代にとっては食べ物が痛むのを遅らせる手段でもありました。

 

そのような時代背景のお話も交えながら楽しんでいただけるレシピですね。

 

How To Make Kashiwa Mochi (Recipe) 柏餅の作り方 (レシピ)

 

⑪米粉の桜アンパン

一時期、ご飯でパンを焼くことができる家電がちょっとしたブームになった時期がありましたね。

 

今でも、米粉を使ったパンは小麦アレルギーがある方でも食べることができるパンとして親しまれています。

 

今回は、そんな米粉を使ったパンです。中身は春らしく桜餡はいかがでしょうか?

 

オーブンを使わなくても、ふっくらしてモチモチな美味しいパンを作ることができますので、レクで取り組むのにも向いていますね。

 

【オーブン使わない】米粉でふっくらモチモチ!桜あんぱんの作り方〜おすすめグッズ紹介〜【料理レシピはParty Kitchen🎉】

 

⑫ぼたもち

ぼたもちは、春のお彼岸に食べるお菓子として親しまれてきたものです。

 

似たようなお菓子で「おはぎ」がありますが、おはぎは秋のお彼岸に食べる物という違いはありますが、時期によって呼び方が違うだけで基本的には同じお菓子なんです。

 

また、使われるあんこの種類によって違うという説もありますが、厳密にはそうではありません。

 

秋のお彼岸は小豆の収穫時期と近いことから、柔らかい小豆を餡にすることが可能であったことから粒餡が使われていました。

 

一方、春は一冬越した小豆を使うことになるため、秋と比べると当然小豆の皮が硬くなってしまいます。そうすると、粒餡にするには向かないため皮を剥いてこし餡が作られます。

 

過去にはそのような時代背景がありましたが、現代では保存技術も向上し年中どちらの餡でも楽しめます。

 

餡の種類は気にせず、好みの餡を使ってみてください。

 

Botamochi (Ohagi) ぼたもち(おはぎ)作り方レシピ

 

さいごに

 

このように伝統的な行事には、伝統的なお菓子が付き物です。

 

中には地域による違いや、特定の地域でのみ親しまれているお菓子もあります。

 

地元で慣れ親しんだお菓子も良いのですが、他の地域の伝統的なお菓子に触れるきっかけとしてもおすすめできます。

 

また、春と言えば桜の季節ですので桜を取り入れたレシピもご紹介していますので、季節の材料を利用したお菓子として挑戦してみるのも良さそうです。

 

それでは、春らしいおやつレクをぜひお楽しみください。