1月と言えば、みなさんは何を思い浮かべますか?
1月はおめでたい新年を迎えた月、お正月があるため、季節を感じるためにはお正月に関連したものなどを壁画の題材とできると良いでしょう。
スーパーではクリスマスが終わるとお正月の食材に一変。
同じようにデイルームも壁画や飾り物を模様替え。
あれを作れば良かった😅これを作れば良かった😅と反省
利用者さんが作ってくださっただるま舟(^ー^)
明日は今年最後の営業です。 pic.twitter.com/55GRx6fF1u— デイサービスあすなろ (@asunaro__day) December 28, 2018
小名浜ときわ苑通所リハビリです♪
今年も残すところ後少しですね〜(^ ^)
利用者の皆さんでお正月の壁画を作りました👍
来年も元気によろしくお願いします🐔🎉 pic.twitter.com/BpOcg3qHAW— 介護老人保健施設 小名浜ときわ苑 (@o_tokiwaen) December 27, 2016
お正月ならではの伝統的な「おめでたい雰囲気」を味わえるのが1月の魅力ですので、それを取り入れない手はないでしょう。
今回は、1月の壁画制作におすすめの作品をご紹介していきます。
デイサービスなどの高齢者施設で、ぜひ製作してみてください。
目次
【高齢者向け】1月の壁面(壁画)製作作品集 15選
①富士山
一富士二鷹三茄子でもお馴染みである富士山です。
貼り絵なのでサイズの大きな紙を用意できれば、それだけ大きくすることもできます。
大きな富士山が壁飾りになっていると、まるで昔ながらの銭湯のような懐かしさも感じる方も見えるかもしれませんね。
富士山は、お正月らしくおめでたいものとして1番最初に挙げられるため、1月の壁画として注目の題材です!
②鏡餅
お正月を迎えるにあたっては欠かせない存在です。
おそらくどのご家庭でも用意しているのではないでしょうか?
少し気が早い気もしますが、鏡開きで食べるお汁粉も楽しみになってきますね。
単体では少し地味なので、複数の飾りのうちの1つにすると良いでしょう。
③絵馬とだるま
初詣に行くと、絵馬に願い事を書く方も多いでしょう。
1つ1つは小さめの飾りではありますが、利用者さんが皆さんで願い事を書き、それを壁に並べるとまるで初詣で来た神社のような雰囲気も味わえるかと思います。
皆さんはどのような願い事を思い浮かべるでしょうか?
動画では折り紙の作品ですが、段ボールを絵馬の形にカットしてみるのも良さそうですね。
④羽子板
羽根つきはお正月の伝統的な遊びですね。
楽しい遊びではありますが、負けたら墨で顔に落書きをされてしまうとなると、なんとしても負けたくないところです。
そんな羽子板も壁飾りにすることで、羽根つきの楽しい雰囲気を演出できるでしょう。
飾っても遊んでも楽しめる作品です。
⑤だるまのイラスト
これは年賀状向けのイラストではありますが、このような雰囲気で皆さん1人1人にだるまのイラストを描いていただくと、それだけで味のある展示会のような雰囲気も出ますね。
せっかくの縁起物ですので、大きめの用紙に描けると良いでしょう。
⑥書初め
大人になると書初めをすることも殆んどなくなってしまうかと思いますが、小学校の冬休みの工作としては珍しくないものです。
新年の抱負をそれぞれ書いていただきましょう。
当然、それぞれ違った雰囲気の文字になりますので沢山並べばどこか懐かしい光景にも見えますね。
⑦干支のイラスト
その年に合ったデザインで作ってみましょう。
1周するのに12年かかりますので、12年間元気で過して、ぜひとも全ての干支の作品を作っていただきたいものですね。
年賀状向けのイラストではありますが、少し大きめにするだけでも壁に飾って楽しめるでしょう。
⑧凧
お正月の歌にも登場する伝統的な遊びですね。
しかし、近年では飛ばせる場所の減少もあってか、凧揚げをする子どもも減っているのが少し寂しいところです。
そんな凧ですが、商品としては最近の人気キャラクターがデザインされた商品も発売されたりしており、決して目立たない存在ではないと言えるでしょう。
実際に飛ばしに行くのは難しくても飾ってあるだけでも懐かしい思い出を振り返ったり、お正月らしい気分を味わうことができますよ。
⑨初日の出
年に1回だけの特別な日の出ですので、眠いのを我慢して頑張って見に行った方も少なくはないでしょう。
そんな年の初めに相応しい初日の出を壁画としてつくってみるのはいかがでしょうか?
動画では絵の具で描いていますが、似たようなレイアウトで大きな貼り絵にしてみるというのも達成感があります。
⑩扇
一富士二鷹三茄子に続きがあるのはご存知でしょうか?
実は、四扇(しおうぎ)五煙草(ごたばこ)六座頭(ろくざとう)と続いていたのです。
四番目からは、知らない方も珍しくはないでしょう。
利用者の皆さんの世代であれば知っていた方も少なくはないかもしれませんね。
今回は4番目に来ている扇。扇は末広がりであることから、縁起物とされています。
⑪しめ縄
これもお正月の飾りとしては欠かせませんね。
なんと、材料は全て紙でできています。
ワイヤーなども必要ないため、安心して取り組めるでしょう。
紙であってもこのように複数の色を用意することで、カラフルな作品を作ることができるのは面白いですよね。
⑫梅の市松模様
市松模様とは、2色の四角を交互に配置したものです。
それを2色の折り紙を組み合わせることでつくることができます。
梅は気高さや長寿の象徴とされており、江戸時代頃から縁起物とされています。
梅の開花時期としてはだいたい2月頃になるため、一足早く梅の花を楽しむことができる壁画になりそうですね。
香りも楽しめて、昔から春の花として親しまれてきた梅の開花が待ち遠しくなってきます。
⑬竹
竹も縁起物として有名ですよね。
地面にしっかりと根を張って新芽を出していく様子から子孫繁栄の象徴とされており、室町時代頃から縁起物とされています。
竹と言えば、竹とんぼや竹馬などの玩具の材料であったり、水筒に加工されたり、たけのこは美味しい食材として親しまれたり、と生活の中で身近な存在でもあったと言えますね。
⑭松
松はご存知のとおり、松竹梅の中でも一番最初に来る植物ですよね。
飲食店などでも松竹梅の名を持つメニューの中では一番高い物が、「松コース」とされていたりと、高級なイメージもあるかもしれません。
松は樹齢がとても長い植物であることから長寿の象徴とされており、なんとその歴史は古く、平安時代頃から縁起物として親しまれています。
⑮南天
南天も縁起物の植物として親しまれています。
「難を転じて福となす」という意味が込められています。
また、解毒や防腐の効果もあり、のど飴の材料としてもよく耳にするのではないでしょうか?
赤く可愛らしい実をつける植物という印象ではありますが、魔よけ的な意味合いも持つと考えると何だか頼もしい存在にも見えてきますよね。
江戸時代には「火災よけ」、「悪魔よけ」としてどの家にも植えられる存在であったとも言われています。
さいごに
このように、1月にはお正月にも関連の深い縁起物を中心として壁飾りにできるテーマが存在します。
和の雰囲気を味わえるテーマが多い時期でもありますので、日本の伝統文化に親しむ機会でもあると言えます。
縁起物に関する豆知識や歴史を披露しながら取り組むことで、知っているようで知らなかったことに触れるきっかけにもなるでしょう。
ぜひ、これらを参考に1月の壁画づくりをお楽しみください。