今回は、9月の工作におすすめの作品集をご紹介していきます。
9月は秋になったとは言え、特に近年は残暑が厳しく夏の延長戦のような印象も受けます。
しかし、周囲に目を向けてみると、少しずつではありますが、夏から秋への移り変わりに気が付くことができる時期でもありますね。
施設では敬老会を催す月でもあり、伝統的なお月見も忘れてはいけませんね。
そこで、9月の工作には、お月見や長寿を連想させる作品を中心に行なうのがおすすめです。
今日は立秋。でも外は灼熱🥵
なので、お部屋の中で貼り絵を楽しみました。お月見に向けて、月を作っています。
色のバランスをみんなで相談しながら、手際よく進めていらっしゃいました。
月のまわりには、たくさんのウサギちゃん🐰🐰🐰#デイサービス#東川口#工作レク pic.twitter.com/kUYL3q2Cqi— にじデイサービスセンター (@niji_day) August 8, 2019
それでは、さっそく9月のおすすめ作品集をご紹介していきます。
デイサービスの工作レクでお困りの際はぜひ参考にしてみてください!
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【9月の工作作品①】お月見
十五夜のお月見は伝統的な行事であり、大々的なイベントではありませんが楽しみにしている方も見えるでしょう。
庶民にとっては、お月見は稲の収穫が近い時期でもあるため、無事に収穫できることを祝い、感謝する意味合いもありました。
そんなお月見の雰囲気を演出できる作品です。当日は晴れると嬉しいですね。
十五夜とは「9月7日から10月8日の間で、満月が出る日」を指しています。
ちなみに、旧暦では8月は秋に分類されており、8月半ばが十五夜でした。
今回は月見をイメージした作品であり、うさぎが月を見ている可愛らしい場面を描いていますよ(*^^*)
【9月の工作作品②】すすき
お月見には欠かせない秋の植物であるすすき。
これは秋の七草に数えられる植物の1つです。
すすきは魔よけになるともされ、お月見の際には供えられるようになりました。
【9月の工作作品③】三方
三方とは、月見団子を載せるあの台のことです。
神道の儀式において、神様へのお供え物を載せる台として使われています。
一般的にはヒノキを使って作られていますが、今回はそれをペットボトルや紙パックを利用して再現してみましょう。
これがあるのとmないのとでは、雰囲気が違いますね(*^^*)
【9月の工作作品④】お団子スクイーズ
スクイーズをご存知でしょうか?
スクイーズは果物やお菓子の形を模したものが主であり、もちもちとした柔らかい手触りが特徴的なマスコットです。
強く握ってもしっかり元の形に戻ります。
今回はお月見と言うことで、それをお団子の形にしてみましょう。
ちなみに、月見団子は十五夜ということで15個積むのが一般的だそうです(*'▽')
【9月の工作作品⑤】トコトコうさぎ
日本では月の模様が兎に見えることにちなんでうさぎの工作もご紹介します。
これは紙コップと輪ゴム、乾電池を組み合わせることで、ユニークな動きを見せてくれる玩具です。
お孫さん、曾孫さんが小さい利用者さんは持ち帰ると喜ばれそうですね。
【9月の工作作品⑥】うさぎ風鈴
うさぎの意匠を取り入れた風鈴です。
風鈴は本来は夏の風物詩ですが、近年の9月に入っても厳しい残暑が続く状態では、やはり涼しさを求めたくなってくるものです。
そこで夏の風物詩である風鈴と、お月見のマスコット的存在とも言えるうさぎを組み合わせた作品に挑戦するのも良いのではないでしょうか?
【9月の工作作品⑦】祝い鶴
折り紙で鶴と言えば、定番中の定番の作品ですが今回は一味違います。
敬老会で長寿を祝うのにふさわしい、通常の鶴とは違った作品になっています。
ちなみに、長寿の象徴とされている鶴ですが、実際には人よりも長生きすることはありません。
亀であれば100歳を超える個体も珍しくはなく、人間よりも長生きする可能性が十分にあります。
【9月の工作作品⑧】彼岸花
秋になると咲いている綺麗な赤い彼岸花。
田んぼ沿いの道などで多く見ることができ、特に田舎では彼岸花を見ると秋の訪れを感じることができるものです。
赤い彼岸花には「情熱」、「想うのはあなた1人」といった赤い花らしい情熱的な花言葉があるのですが、不吉なイメージを持たれてしまっていますね。
彼岸花に毒があること、彼岸花の色や形から炎を連想させることから彼岸花にまつわる迷信が生まれたのではないかとも言われています。
【9月の工作作品⑨】コスモスのリース
秋を代表する花であるコスモスを取り入れたリースです。
コスモスは秋の季語でもあり、様々な市町村などで、その団体のシンボルの花としても親しまれています。
秋の花として人気の高いコスモスですが、種類もいくつかありチョコレートの香りがするチョコレートコスモスという黒紫色の花を咲かせる品種もあるそうです(*^^*)
【9月の工作作品⑩】リンドウ
リンドウは敬老の日に贈られる花としても有名です。
その理由は、リンドウは漢方薬の材料でもあることから「病気に打ち勝つ」という意味が込められているという点にあります。
利用者のみなさんにはお元気で過ごしていただきたいものですよね。
【9月の工作作品⑪】海老
海老は「腰が曲がるまで長生きできるように」との願いも込められた縁起のいい生き物です。
お正月のお節料理の定番でもありますね。
今回は、そんな海老をストローで作ってみましょう。
実はこのストローの海老は、実際に魚釣りの疑似餌としても利用されています。これでおめでたい魚である鯛も釣ることができるそうです(*'▽')
【9月の工作作品⑫】菊
菊も秋の花として人気の高いですよね。
日本では平安時代以降から観賞用として親しまれるようになり、様々な品種改良がされてきました。
そんな菊ですが元々は中国から伝わったものであり、中国では食用や薬用としても2000年以上前から親しまれていたそうです。
また、幕末にイギリス人がいくつかの品種を持ち帰ったことで海外でも人気が出たと言われています。
【9月の工作作品⑬】ブドウのキーホルダー
ブドウを描いた手作りのキーホルダーです。
ブドウは秋の味覚として、毎年楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?
近年では皮ごと食べることができるシャインマスカットも人気ですね。
プラスチックの板に絵を描いて加熱するだけで本体部分ができるので、お手軽でもあります。
【9月の工作作品⑭】赤とんぼ
秋の虫と言えば、やはり赤とんぼは欠かせません。
夕焼け空が似合う虫としては、赤とんぼに並ぶものはないと言っても過言ではないでしょう。
夕焼け空の下で赤とんぼを追いかけていた幼い頃が懐かしくなりそうな作品です。
【9月の工作作品⑮】カニ相撲
月の模様は、日本では「餅をつくうさぎ」ですが、国によって様々な見え方をしています。
例えば・・・中国では、日本と同じくうさぎではあるのですが薬草を挽いているとされています。
南アメリカやインドでは「ワニ」、東ヨーロッパや北アメリカでは「髪の長い女性」といったように人に見えたり、動物に見えたりと様々です。
ちなみに南ヨーロッパでは「カニ」に見えると言われており、今回はそれにちなんだ作品です。トントン相撲のカニバージョンと言える工作で作って遊んで楽しめます。
以上、9月におすすめの工作作品集でした!
このように、9月ではまだまだ暑いとは言え、秋らしい光景やイベントを楽しむこともできます。
特にお月見に関しては、国によって月の模様の見え方が違うといった面白い話もありますので、日本と海外の違いを話題として盛り込みつつ伝統的な文化を楽しんでいただけそうですね。
秋はまだまだこれからです。
10月、11月と続けて秋を満喫できる工作に取り組んでみましょう。