【高齢者向けビンゴゲーム 4種】デイサービスでおすすめ!!やり方やお題&例文を紹介

 

ビンゴゲームと言えば、地域の子ども会から会社の忘年会まで幅広い年代・場所でおこなわれるゲームですね。

 

出た数字の部分を開けていき、縦横斜めのいずれかが揃えばビンゴとなり景品をゲットできるというような流れですね。

 

これは極々普通のビンゴゲームの方法ですが、1つ欠点があるとすれば単に出てきた数字を確認して穴を空けるだけのゲームで終わってしまっては、デイサービスでおこなうレクリエーションとしてはいまいちです。

 

しかし、紙とペンを用意することでビンゴゲームを更に楽しむ方法があるのをご存知でしょうか?

 

今回は、デイサービスのレクリエーションで実施するのにおすすめなビンゴゲームについてご紹介していきます。

 

高齢者向け!!おすすめビンゴゲーム【4種】 

 

ここで今回のビンゴゲームをおこなう際に用意していただきたい物があります。

 空白のカード(5×5、または3×3)

※これは手作りで枠を作っておきましょう。パソコンで作って多めに印刷しておけば用意も手間がかかりません。

 ペン

 ホワイトボード

 ビンゴゲーム本体

空白のカードとペンは必ず使用しますが、ビンゴゲーム本体は使用したりしなかったりします。

 

お題として出てきた答えはホワイトボードに書いて、分かりやすいようにしておきましょう。 

 

①普通にビンゴゲーム(短期決戦アレンジ)

ごく普通にビンゴゲームをおこないます。

 

クリスマス会などで景品を用意しておこなうのであれば、これでも十分盛り上がるかと思います。

 

しかし、欠点としてそのままでは長期戦になってしまいすぐに埋まる方とそうでない方が出てきてしまいます。

 

そこで短期決戦にできるアレンジです。

 

中に入っている玉の数を2030程度に減らしましょう。

 

 

後は利用者さんに空欄のカードを渡し、利用者さんに任意の数字を書いていただき、出た数字にはチェック。

 

通常のビンゴと同じく列ができれば、「ビンゴ!」と宣言していただきましょう。

 

どこにどの数字を配置するか、悩みそうですね。 

 

②お題でビンゴ(口頭編)

あらかじめお題を決めておき、利用者さんはそのお題に適した答えを空欄の中に入れていただきます。

 

全員が枠を埋めたらゲームスタート。

 

利用者さんに順番にテーマに適した物を挙げていただき、挙がった物がカードに書いてあればチェックをつけていきます。

 

それを繰り返し、列が完成したらビンゴとなります。

 

他の利用者さんも含め、多くの方が思い浮かべそうな物を集めた大本命の列を用意しておくか、それらの物は均等に分散させてみるか、どのような戦略が有効そうか考えるだけでも脳に良い刺激になりそうです。

 

③お題でビンゴ(クジ引き編)

あらかじめお題を決めるのは②と共通ですが、利用者さん全員にメモ用紙を1~2枚程度渡しておきます。

 

そこにお題に適した物を書いていただきます。

 

その場合、答えが被る可能性がありますが、12枚被っている程度であれば出る確率が高い枠としてそのまま残してもいいでしょう。

 

あまりにも被りが多い場合はゲームとして成り立ちにくい可能性もあるので、職員さんで差し替える必要もあるでしょう。

 

④お題でビンゴ(ビンゴゲーム本体を使って)

同じくあらかじめお題を決めます。

 

ここではビンゴゲーム本体を使います。

 

①と同じように数字を2030程度に絞っておき、連想ゲームの要領で20~30個程度のお題に適した物を挙げていただきます。

 

挙がった物は各数字に振り分けホワイトボードに何番が何か分かるように記載します。

 

お題が挙がりきったところで、利用者さんはホワイトボードに書かれている物の名前を選び枠の中に書いていきます。

 

ビンゴゲーム本体から出てきた数字と、それに適した数字を照らし合わせそれが書かれていればチェックをつけることができます。

 

数字に対応した物の名前を把握する必要があり、ちょっと考える時間を加えたアレンジになりますね。

 

高齢者向け!!ビンゴゲームのお題例 

 

ここからはお題の一例になります。

 

②と③の形式であればある程度答えが絞り込まれそうなお題、④に関しては利用者さんに連想ゲームをしてもらうのに近い形にもなるため答えが多く挙がりそうなお題にすると良さそうですね。

 

【お題①】都道府県

47と答えが限られていますので、より多くの方が名前を挙げそうな答えが想像しやすいですね。

 

多くの方が挙げるであろう都道府県名を集めた中に、あまり他の人が挙げない印象の都道府県名を混ぜておくと、一足先に抜けることもできるかもしれませんね。

 

【お題②】野菜の名前

【お題③】果物の名前

【お題④】花の名前

【お題⑤】動物の名前

【お題⑥】魚の名前

これらは身近な存在なので、お題としても選びやすい物の代表格と言えるでしょう。

 

しかし、野菜と果物について一点理解していただきたいこともあります。

 

スイカ、メロン、イチゴは果物として認識されている方も多いかと思いますが、分類的には野菜としても扱われるものになるようです。

 

なので、農家を営まれていた利用者さんなどはそれらを野菜として挙げる方も見えるかもしれません。

 

実際には厳密にどちらに属するか決められているわけではない食べ物なので、どちらで挙がったとしても正解として扱うと良いでしょう。

 

【お題⑦】スポーツ選手の名前

【お題⑧】俳優・女優の名前

【お題⑨】歌手の名前

【お題⑩】昭和の名曲

高齢者に人気の高い朝ドラや大河ドラマに出演している俳優さん、女優さんであれば最近の若手の方の名前も挙がりそうですね。

 

それでも全体的に見れば昭和に活躍した人物の名前が中心に挙がってきそうですね。

 

昭和の名曲は定番な曲から、職員さんはあまり知らない曲まで出てくるかもしれませんね。

 

【お題⑪】この季節と言えば?

春、夏、秋、冬の4種類が楽しめるお題です。それぞれの季節によって連想できる物を挙げていただく形です。

 

その季節の定番は地域によって違いがあり、例えば多くの都道府県では「水羊羹」を挙げるなら夏かと思いますが、福井では冬の定番なんだとか。

 

利用者さんの出身地によっては意外な答えが出てきそうですね。

 

【お題⑫】ドラマのタイトル

【お題⑬】若い頃の流行

このあたりは世代によっても思い浮かべるものに差がありそうなので、ビンゴを成立させる難易度はやや上がりそうですね。

 

さいごに

 

いかがでしたでしょうか?

 

このように、ビンゴは連想ゲームのような要素を取り入れつつ、脳トレの面を持ったゲームにもアレンジすることができます。

 

そのお題に関する話で盛り上がるきっかけにもなりそうですね。

 

ここで挙げた例以外にも様々なお題を試してみるとより楽しめるでしょう。