みなさん、こんにちは!
今回は誰しもが1度は作ったり、遊んだりしたはずの『練り消し』について、調査してご紹介していきます!
1970年代に大ブームとなった『練り消し』ですが、私の小学校時代でも、とても流行っていましたね。
小学校時代に、消しゴムのカスを集めまわって、誰が一番大きな『練り消し』を作れるか競ったのが懐かしいです。
目次
練り消しについておさらい
そもそも、『練り消し』とは何なのか??
調べてみたところ、私が小学校時代に夢中だった『練り消し』、それとは別に『練り消しゴム』、この2種類が存在するようです。
・『練り消し』…今でも、文房具売り場に『ねりけし』などという名前で売られている文具。
鉛筆で書いた線を消すことはできるけれど…、すこし滲んでしまい、綺麗に消え切らない印象。
こちらはどちらかと言うと、小児向けに開発された玩具的な性質があり、香り付きのタイプ、とてもよく伸びるタイプ、カラフルなタイプと色んなものが存在していますね。
・『練り消しゴム』…こちらは本来の役割を持った文具。
美術や芸術、または図面などを書き起こす製図の場面で広く利用されており、本来の消しゴムの役割として、鉛筆で描いた線(黒鉛)を消すために用いられるようです。
練り消しとは、別に『練り消しゴム』なるものがあったんですね。全然知りませんでした。
練り消しの作り方
ここからは、みなさんお待ちかねの練り消しの作り方を4つご紹介します。
①初級編 ~消しカスを集めて、ひたすらこねる~
誰もが知っている、とても王道な作り方です。
【道具】
・消しゴム
・定規・分度器・下敷きなど
❶ひたすら消しゴムを擦り、出てきた『消しカス』を集めます。
❷集めた『消しカス』を定規で、ひたすら上から押しつけながらこねます。
(うどんを打つ時のようなイメージで。)
❸バラバラだった『消しカス』が、だんだんと一塊になってきて、『練り消し』の完成です
❹あとは、好みの大きさになるまで、①~③を繰り返します。
【注意点】
👆 指で持てる大きさになってきても、『消しカス』を追加したら、ちゃんとこねるのを忘れないように!
よく分からないぞ!という方、こちらの動画をご覧ください。
消しかすからの巨大練り消しは・・・難しいみたいですね。。
これで、ひとまず、あなたは『練り消し』を作ることができるようになりました。
が…なんか物足りない、というか、他の友達の『練り消し』はすごく伸びるんだけど…。
そう思い始めたら、次の中級編に行きましょう!
②中級編 ~よく伸びる『練り消し』を作りたい part1~
初級編でも、十分、指でつまんで楽しめるのですが、それだけではつまらないですよね。
今度は先ほど作った練り消しを用意します。
【道具】
・初級編の『練り消し』
・水のり
・定規・分度器・下敷きなど
初級編の『練り消し』に、『水のり』を追加して、ひたすらこねる、これだけ!
…本当にこれだけです。これだけなのに、あなたの『練り消し』が生まれ変わりますよ、本当に。
【注意点】
👆『練り消し』の量と同じぐらいか少なめの『水のり』を追加すること。
『水のり』はあくまでも、『のり』なので、固まろうとする力が働きます。
なので、追加しすぎるとすぐに固まってしまいますし、『練り消し』全体に『水のり』が混ざらないと駄目なんです。
👆根気よく練り続けること。
1日に1回は練り練りしてあげてくださいね。固まるので。
③中級編 ~よく伸びる『練り消し』を作りたい part2~
『スティックのり』のみを使用した『練り消し』の作りかたもご紹介しますね。
【道具】
・スティックのり
スティックのりをひたすらこねる!
よく分からないぞ!という方、こちらの動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=fmb0lsPfpUo
これで、あなたも『練り消し』マスターですよ!
え?ほかに作り方はないのかって?
③上級編 ~『消しゴム』を切り刻む!~
まず、はじめに。
この方法は『刃物』を使用しますので、学校の授業で、『カッターナイフや彫刻刀などの刃物』を使用したことがある人だけ、挑戦してください。
もしくは、大人の方に手伝ってもらいましょう!
【道具】
・消しゴム
・カッターナイフ
・定規・分度器・下敷きなど
❶『消しゴム』を『カッターナイフ』で、小さく、小さく切り刻みます。
❷切り刻んだ粒、そう『消しゴムの粒』を、初心に帰って『定規・分度器・下敷きなど』で、
ひたすら上から押しつけながらこねます。
❸そうすると、もうお気づきですよね?『練り消し』が完成します。
やり方下の動画をみてください。
ただ、粒とは言っても、『消しカス』よりも、固さがあるので、こねる力が必要です!
人とは違った方法で『練り消し』作りをしたいという人はぜひ挑戦してみてください。
練り消しを柔らかくする方法
さて、せっかく作ったお気に入りの『練り消し』も気づけば、固くなってしまっていた…なんてこと、ありませんか?
そんなときの対処法です!
・お湯に入れて温める
・絵の具を混ぜる
・でも結局一番良い方法は練りまくる
固くなった『練り消し』を柔らかくするには、何と言っても、指でこねまくる!!
もう、嫌ってぐらいにこねてあげてください。
次第に柔らかさを取り戻してきますよ。
水をちょっとつけるとより柔らかくなりやすいですよ♪
さいごに
さて、今回は昔懐かしい『練り消し』について、ご紹介してきました。
ここで紹介した作り方だけでなく、お店で売られている『練り消し』もありますので、是非調べてみてください。
あと、『練り消し』作りに夢中になり過ぎて、授業中に『消しカス』作りに夢中にならないようにしてください!
すぐさま、先生に没収されて、二度と帰ってこなかったりしますので!!