みなさん、こんにちは!
今回は洗濯のお作法について、ご紹介します。
先日、友人宅へ遊びに行った際、ベランダに干されている洗濯物を見て、私が一言。
「おまえ、脱いだままの形で洗濯しているの?」
そう、ベランダに干されている洗濯物はすべてが裏返っており、なんとも横着なやつだなー、と思って放った一言だったのですが…。
「これが普通だろ。」と、友人からの返答。
え、正しい洗濯の仕方ってあるの?というか、裏返しっておかしくないの?
うちは昔から、全部表向きに直して、洗濯物入れに放り投げていたんだけど…。
今回はそんな洗濯もの表裏についてのお話です。
目次
洗濯ものを裏返しにする理由は?
飲食店勤務の経験があるこの友人。
彼曰く、全てを裏返して洗濯しているわけではなく、汚れ方や衣類の種類で、裏返すかどうかを判別している、とのことでした。
飲食店で着ていた、コックコートやサロンなんかは仕事柄、油汚れや食べ物の汚れが付きやすく、清潔感を維持するために、その汚れを少しでも落としたいので、表向きのまま洗濯。
日常使いするシャツや下着なんかは、表側が汚れるよりも、裏側に付く自分の汗や皮脂汚れがメインになるので、裏返して洗濯している、とのこと。
「すごい、理に適っている…。」
主婦の知恵?を知っている友人に驚きながらも、感心してしまいました。
なるほど、なるほど。
要は、『落としたい汚れが付着している方を外側にして』洗濯すればいいのか。
洗濯ものを裏返す?裏返さない?それぞれの長所・短所
それぞれの洗い方でのメリット・デメリットを調べましたので、ご覧ください。
裏返して洗濯するメリット
・他の洗濯物や洗濯槽との摩擦が減るので、毛羽立ちや色落ちが減り、長持ち!
⇒長持ちするから、あれもこれも洋服買わなくて済んで、経済的!
裏返さずに洗濯するメリット
・洗濯物を畳むときに、全て表にし直さずに済む!
・無論、表側の汚れがひどい場合は、裏返すときに比べて、よく落ちる!
それぞれのメリットを調べている中、
『今流通している洗剤の効果がすごく高いので、いちいち裏返したりはしない』とか、
『大事にしたいお洒落着は、裏返したうえで、ネット洗い』
という洗い方を見つけました。
しかし、裏返すことによるデメリットはほとんど見つかりませんでした。
ズボンを裏返しで干しているのをよく見るけど、あれは何?
そう言えば、裏返して洗うことの理由は分かったけど、友人の洗濯物は裏のまま干していたのは何か理由があるんだろうか。
これにも、ちゃんとした理由がありました。
色落ちなど、衣類が劣化する原因として、洗濯槽や他の衣類との摩擦を挙げて説明しましたが、実は天日干しにも、原因があります。
天気のいい日に、洗濯をして、しっかりとお日様に当てて、乾かしたい!けれど、太陽光(特に紫外線)にご注意を!
陽の光によって、畳や壁紙が焼けて変色してしまうことってありますよね?
もちろん、衣類にも同様の現象が起こります。
なので、痛めたくない、色落ちさせたくない衣類は裏返して干す方が、おすすめです。
また、ズボンやパーカーなどの衣類にはポケットが付いています。
裏返して干すことで、ポケット部分が良く乾き、結果的に表向きで干す場合よりも、早く、しっかりと乾くそうです!
厚手のパーカーなんか、乾いているかなーと取り込んでみると、ポケットが湿ったままだった!なんてこと、ありますもんね。
是非、『裏返して干す!』、このひと手間をかけてみてください!
まとめ
ここまで、ご覧いただき有難うございます。
いかがでしたでしょうか?
今回の内容をまとめると・・・
・洗濯するときは、『汚れが付着している方を表にする』
⇒汚れや食べ物のシミなど表面が汚れているときはそのまま
⇒下着や靴下など、汗や皮脂で汚れているときは裏返し
・干すときは、『裏返す』
⇒衣類の表面を紫外線から守るために、裏返し!
⇒お気に入りの衣類を大事にしたい、長持ちさせたいなんて時はぜひぜひお試しください!
この記事をご覧いただいて、少しでも皆さんのお役に立てたなら幸いです