今回は、6月の壁画制作におすすめの作品集をご紹介していきます。
6月と言えば、梅雨を迎えるため、雨の日が続いてしまいますね。
ジメジメした日も続くことになりあまり過しやすいとは言えない時期ですが、草花にとってそして農家さんにとっては恵の雨です。
そんな6月ですが、カエルや長靴・テルテル坊主・アジサイなど・・・梅雨の時期だからこそイメージできるものも多くあります。
そこで6月の壁画には、梅雨から連想できる作品を中心に行なうのがおすすめです。
梅雨入り。
職場の壁面も梅雨仕様に☆ pic.twitter.com/5kSqo77Qgf— いちは (@ichiha112) June 22, 2017
それでは、さっそく6月のおすすめ作品集をご紹介していきます。
デイサービスの壁画レクでお困りの際はぜひ参考にしてみてください!
目次
【高齢者向け】6月の壁面(壁画)製作作品集 15選
①カエル
この時期になるとカエルの鳴き声がよく聞こえてきます。
特に田舎の田んぼの周りでは、まさに「カエルの合唱」のような光景が広がっています。
やはりカエルには梅雨の時期がよく似合いますね。
幼い頃はよく捕まえて遊んだという方も見えるのではないでしょうか?
カエルと言えば、食用のカエルもいますが食べたことがある方までは多くはないでしょう。
②雨傘
梅雨の時期は手放せない雨具です。
「朝は晴れていると思っても、帰る頃には雨が降っている」…なんていう光景は珍しくないものです。
大人になると傘を持ち歩くのも何だか面倒に思うかもしれませんが、幼い頃は買ってもらったばかりの新品の傘を使う時、なんだか少しワクワクするような気分になりませんでしたか。
使うのが楽しみになるような傘にしてみましょう。
③和傘(立体)
立体的な和傘の作品になります。
日ごろ私たちがよく使う傘とはまた違った雰囲気であり、伝統文化でもあるため和の雰囲気を取り入れつつ、6月らしさも出せるでしょう。
吊るして飾るのがおすすめです。
④レインコートを着た子ども
傘と比べると利用者さんの方は使う機会が少ないかもしれませんが、雨具として梅雨時のアイテムとして連想しやすいでしょう。
色合いは傘と比べると地味な印象はありますが、工作なので現物ではあまり見かけないようなデザインにしても良いですね。
⑤長靴
農家さんの場合は、梅雨の時期だろうがそうでなかろうが使うアイテムかとは思います。
それ以外では、雨の日に長靴を履いて登下校する小学生の姿をよく見かけますね。
子ども向けの長靴だと、子どもに人気のキャラクターがプリントされていたりするため子どもからしたら「あまり履く機会はないけど、好きな靴」になっているかもしれませんね。
⑥あじさい
梅雨の時期の花と言えば、あじさいですね。
綺麗に咲いているあじさいを見かけると、6月らしさを感じますね。
実は、あじさいですが土の質によって花の色が変わる花なんです。
アルカリ性の土の場合は赤系の花が、酸性の土の場合は青系の花が咲きます。
なんだか面白い特徴ですね。せっかくなので現実では難しいであろう、赤と青のあじさいの競演を描いてもいいでしょう。
⑦カタツムリ
カタツムリも梅雨の時期になると活発に動いているイメージのある生き物ですね。
先にも述べたあじさいの葉に乗っているイメージのイラストなどもよく見かけるのではないでしょうか。
カタツムリは殻を持っていることからもお分かりかと思いますが、陸で生活する貝の仲間に分類されます。
⑧てるてる坊主
雨が続くとやはり晴れて欲しいと思うものです。
そんな時はてるてる坊主をつくった記憶がある方も見えるでしょう。
現代でも子どもたちは遠足などの前日に、何としても晴れて欲しいときにつくっていそうですね。
ちなみに晴れを願ってつくるてるてる坊主ですが、逆さに吊るすと雨が降ると言われていますね。
ちなみにてるてる坊主と言えば、童謡もありますね。
その3番の歌詞ですが「それでも曇って泣いてたら そなたの首をチョンと切るぞ」というなんとも物騒なフレーズが…みなさんはご存知だったでしょうか??
⑨雨の雫の吊るし飾り
雨の日が続くので、「わざわざ工作でまで…」とも思うかもしれませんが、梅雨は雨を工作に取り入れる絶好のチャンスでもあります。
特に傘やカエルなどと組み合わせることで、より梅雨の壁画らしい雰囲気を演出できるでしょう。
⑩虹
雨上がりの晴れた空には虹がよく似合います。
しかし、虹は雨上がりに必ず見られるかと言うとそういうわけではなく、滅多にお目にかかれない貴重な現象です。
そんな虹も壁画であれば思いっきり楽しむことができますね。
⑪薔薇
6月の第3日曜日は父の日です。
スーパーなどでの特設コーナーも母の日と比べるとそれ程大々的とは言えないのが少し寂しいところです。
そんな父の日ですが、1909年にアメリカのドッド夫人が「母の日」にならって、父親に感謝するために亡くなった父の墓前に白い薔薇を供えたのが始まりと言われています。
このことからアメリカで、健在の父には赤い薔薇、亡くなった父には白い薔薇を贈る風習が生まれました。
母の日の赤いカーネーションは有名ですが、こちらは知らなかった方も多いのではないでしょうか?
⑫桔梗
桔梗は秋の七草に数えられる植物であり、昔から日本人に親しまれてきました。
桔梗の根は漢方薬にもなるのですが、近年では野生のものは減少傾向にあるようです。
ちなみに風水においては仕事運をアップさせる花としても知られているようです。
そんな桔梗ですが、秋の七草であっても開花時期は6月頃から始まるため初夏から秋にかけて楽しめる花ですよ(*^^*)
⑬あじさいのリース
先にあじさいの花の壁画をご紹介していますが、こちらはあじさいの花をモチーフにしたリースです。
動画のように2色の折り紙を組み合わせてつくることができると鮮やかでいいでしょう。
花が咲いている様子を象ったものとはまた違った魅力を感じますね。
⑭アガパンサス
アガパンサスは梅雨時から夏にかけて咲く花です。青や白の綺麗な花を咲かせます。
その可愛らしい花からはイメージしにくいかもしれませんが、放っておいても成長すると言われるくらい生命力が強い花であり、道沿いや川辺でも見ることができます。
その名前は花に詳しい方以外では知らないのも珍しくないかと思いますが、見たことはある方も多そうです。
アガパンサスのように力強くありたいものですね。
⑮クチナシの花
クチナシは梅雨時、つまり6月に白くて大きな花を咲かせます。
その花は強い香りがあることでも有名ですね。
そして秋になると実をつけるのですが、この実は熟しても裂開しないという特徴を持っており、それがクチナシの名の由来になったとも言われています。
また、クチナシの実は黄色の染料として利用されたり、漢方として利用されてもいますので名前の由来は知らなくても、実の利用に関しては知っている方も多いのではないでしょうか?
ちなみに園芸用として広く親しまれているクチナシは花は立派なのですが、実はつけない品種のようです。
今回はそんなクチナシの綺麗な花をモチーフにしたリースです。なんだか清楚な印象も受けますね。
以上、6月の壁面製作としておすすめの壁画作品集でした!
6月は梅雨時ということで、あまり明るい印象は持たない方も多いでしょうが、雨が多い時期だからこそ壁画として取り入れられる物も多くあります。
それに、この時期だからこそ感じられる自然もあります。
梅雨の時期も、6月らしいものに改めて注目すると新たな楽しみ方を発見できるかもしれませんね。