【関西弁クイズ 30問】関西人にしかわからない!?おもしろ三択問題を紹介！

「アカン」というのは「駄目」という意味です。

「アカン」という関西弁は、バラエティーを通してよく芸人さんが使っているので知っている方は多いと思います。

関西では、この「アカン」という言葉は頻繁に使われています。

例文：「今日は、ランチ行きたいけれど仕事があるから、あかんわ～」「台風の日に外へ行ったらあかんで」「この事について説明せなあかんな！」

「しんどいわ～」というのは、「疲れた」という意味です。

「しんどい」という言葉も、関西ではよく使われています。

例文：「昨日マラソン大会やったから、しんどいわ～」「昨日徹夜したから、会社行くのしんどいわ～」「えらい、しんどそうやけど大丈夫？」

「なおす」というのは「片付ける」という意味です。

関東では「片付ける」という意味で「なおす」という言葉は、全く使われていません。

例文：「倉庫にあるものなおしといて」「洗ったら元の場所にちゃんとなおしときなさい」

「ずつない」というのは「苦しい」という意味です。

今の大阪では、あまり使われていないらしく兵庫県で一番使われている言葉です。

奈良県では、「苦しい」という意味ではなく「気分が悪い」という意味で「ずつない」という言葉が使われているそうです。

同じ関西でも、「ずつない」という言葉は色んな意味で使われています。

例文：「食べ過ぎてずつないわ～」「ずつなくなるまで食べてしまったわ」「さっき食べた肉、脂っこかったからずつないわ～」

「しゃあない」というのは「仕方ない」という意味です。

仕方がない時以外にも慰める時に「しゃあない」という言葉を使う時があります。

例文：失敗を慰める時「疲れてたから、しゃあないわ！気にせんとき！」、物事を引き受ける時「しゃあないな～手伝うわ！」、仕方がない時「蚊に刺されて、痒くてしゃあないわー。」

「どないしよう」というのは「どうしよう」という意味です。

悩んでいる時に使う言葉です。

例文：「お米を買い忘れたわ、ご飯どないしようかな～」「インフルエンザになってしまったわ～会社どないしよう・・」

「ほかす」とは「捨てる」という意味です。

「ほかす」＝「捨てる」という言葉は、関西以外では通じない言葉なので他の地域に行った時に戸惑う方が多いそうです。

例文：「ここのゴミ、ほかしといて」「ここに置いてあった新聞、ほかしてしまった？」

「こしょばい」とは「くすぐったい」という意味です。

「こそばゆい」が変化して「こしょばい」になったそうです。

例文：「そこ触られると、こしょばいわ～」「さっきから背中がこしょばいな～」

「まいど」とは「いつも」という意味です。

この言葉も、よく耳にすることが多いのではないでしょうか？

例文：「まいど、ありがとうございます。」「まいど、おおきに」

「ヘタレ」とは「根性なし」という意味です。

バラエティー番組などで、よく芸人さんが「ヘタレやな～」と言っていますよね？

例文：「こんな事ぐらいで泣くなんて、ヘタレやな。」「ジェットコースター、ヘタレやから乗られへん」

「めっちゃ」とは「とても」という意味です。

「めっちゃ」という言葉は、関西弁なのですが現在は全国化しているようです。

例文：「めっちゃ暑いわ～」「めっちゃ寒いなあ～」「合格してめっちゃ嬉しい」

「はよ」とは「早く」という意味です。

ネットでも良く使われる言葉になっています。

例文：「はよ行きや～」「はよ起きな遅れるで～」「証拠写真はよ見せて」

「ごっつ」とは「すごく」という意味です。

「ごっつい」が短縮されて「ごっつ」となりました。

例文：「ごっつ高級な寿司連れてってやろか」「ごっつ、ええ天気やな～」「パソコンごっつ重たいな～」

「つれ」とは「友達・仲間」という意味です。

関東でも、「つれ」という言葉を使いますが、関西とは違い

「恋人」や「配偶者」の事を「つれ」と言うそうです。

例文：「つれも連れて行ってもいい？」「つれも一緒に連れてきた」「つれと一緒に飲みにいってきた」

「えげつない」とは「強烈な」という意味です。

関西では日常的に、この言葉が使われていますね。

例文：「お前んちの冷蔵庫、えげつない臭いがする」「えげつない点数とったわ」

「さぶいぼ」とは「鳥肌」という意味です。

寒い時、ぞーとした時、気持ち悪い時に使われます。

例文：「恐ろしい話聞いていたら、さぶいぼたってきたわ」「さぶいぼが立つぐらい怖いな～」

「さらっぴん」とは「新品」という意味です。

新しい物、まっさらな品物の事を言うときに使います。

例文「この靴さらっぴんやで」「この服さらっぴんのまま着てないわ～」

「三角座り」とは「体育座り」という意味です。

関西では、小学校の時「三角座りをして！」と言われていましたが、

関東では「体育座りして！」と言われるそうです。

全国共通と思っていましたが、関西だけのようです。

例文：「三角座りをして待っていなさい。」

「すうどん」とは「かけうどん」という意味です。

だし汁をかけただけのうどんの事を言います。

例文：「すうどん一杯下さい。」「すうどんでも食べたいな～」

「レイコー」は「アイスコーヒー」を指します。

アイスコーヒー→冷たいコーヒー→冷コーヒー→レイコー

になったのだとか。知らない人が聞くと「麗子さん」を呼んでいるのかと思うでしょうね。

例文：「今日は暑いから喫茶店でレイコーでも飲もか」

一見すると標準語のようにも聞こえますが、これは「最後の1つ」を表すときの言葉で関西圏でのみ使われている言葉です。

「一人ひとりが遠慮をしたものが最後にまとまって残った」という意味合いがあるようです。

特に訛ったような言葉でもないため、全国で普通に通用する言葉だと思う方も多いかと思いますが、似たような意味の言葉は関西以外にもあります。

例文：「遠慮のかたまり、いただきます」

「いちびり」は「調子に乗っている人・かっこつけている人」という意味です。

市場のような活気あるやかましい様子の言葉「市振る」が語源です。

目立ちたがり屋やお調子者を揶揄するようなネガティブな意味で使われることが多いです。

しかし、「人と違うことをしている人を褒める」というポジティブな意味での使い方もあります。

例文：「あいつは、なかなかのいちびりやで」

「堪忍」は「ごめん」という意味です。

本来であれば「我慢する・こらえる」、そしてそれが限界に来た様子は「緒が切れる」という使い方をしますね。

しかし、関西では謝罪の意味の方言としても使われています。

決して「我慢してくれ」と言っているわけではないんです。

例文：「ごめんやで、堪忍な」

「しゅっとしてる」は「かっこいい」という意味です。

「スタイルがよくおしゃれ」、「頭がよさそうな雰囲気」といった場合などに使われ、イケメンともまた違った形の使われ方です。

かっこいいと言うと男性を主に指す印象を持つ方も見えるでしょうが、「しゅっとしている」は相手が男女関係なく使うので、勿論女性に対して使ってもおかしな言葉ではありません。

例文：「隣の山田さんとこの子は、しゅっとしとるね」

「しな」は「～する時」という意味です。

何かをするついで、途中に、何かをするといったような場面で使われます。

行きしな＝行く途中、帰りしな＝帰る途中、というような意味ですね。

例文：「帰りしなに本屋に寄ってくわ」

「モータープール」は「駐車場」という意味です。

大阪以外の地域ではあまり聞き慣れない言葉でしょうし、プールと言えば夏休みの外出先の定番を思い浮かべるかと思います。

元々、「プール」には、「（何かが）集まる」という意味があるため、「車が集まる場所」である駐車場を指す言葉として広まったようです。

例文：「どこのモータープールも満車や…」

「しばく」は「殴る」と言う意味です。

殴るや蹴るなどの暴力的な行動を指す言葉で、「しばきたおす」と言う言い回しもあります。

とは言え、実際に手を出すようなことはあまり無く、相手に対して「それくらい怒っているぞ」と言うようなイメージでしょう。

例文：「あんましつこいと、しばくぞ」

「けったい」は「奇妙な」と言う意味です。

語源としては占いにあり、占いの結果を指す言葉である「けたい」が関係しています。「占いの結果が悪い＝けたいが悪い（縁起が悪い）」が時代の流れと共に変化して、「奇妙な」、「不思議な」と言う意味になっていきました。

例文：「あの人は、何時もけったいな格好してはるな」