【難問日本クイズ 20問】日本マニアな外国人向け!!日本の文化を知り尽くせ!

 

近年、日本に憧れて海外から来日される外国人の方は年々増えてきています。

 

アニメ・アイドル・文化など日本が好きな理由は様々だと思います。

 

今回は、日本を好きで来日してくださる日本マニアな外国の方の為に、日本の文化や習慣を楽しみながら覚える事が出来る難問クイズ20問ご紹介します。

 

日本の文化や習慣を知って日本をもっと好きになってもらえたら嬉しいです。

 

もちろん、外国の方だけではなく日本の方にも楽しめるようになっていますので是非、挑戦してみてください!

 

 

外国人向け!!難問・日本の文化&風習クイズ【前半10問】

第1問

一年の終わりの12月25日~12月28日頃に行われる古くから日本で行われている伝統行事は?

 

① 凧揚げ

② 餅つき

③ だるま遊び

 

 

第2問

女の子は3歳と7歳の時に、男の子は5歳または3歳の時に神社に参拝する行事とは?

 

① 七五三

② 上巳の節句(じょうしのせっく)

③ 端午の節句(たんごのせっく)

 

 

第3問

数え歳で61歳の還暦になると頭巾とちゃんちゃこを着てお祝いをするのですが、何色の頭巾とちゃんちゃこを着るでしょうか?

 

① 青

② 黄

③ 赤

 

 

第4問

秋田県の大みそかの夜に現れる怠け者を戒める神様の名前は?

 

① びしゃもんてん

② てんじん

③ なまはげ

 

 

第5問

秋のお彼岸の期間中、故人にお供えしたり故人を偲んで食べたりする餅の名前は?

 

① ぼた餅

② 草餅

③ おはぎ

 

 

第6問

12月13日から20日頃に、1年間お世話になった職場の取引先や上司などに贈る品物をなんというでしょうか?

 

① お中元

② お歳暮

③ 年賀

 

 

第7問

家を建てる前、工事をする前に工事作業の安全を願って神道で行われる儀式とは何でしょうか?

 

① 地鎮祭

② お食い初め

③ 上棟式

 

 

第8問

子供が1歳の初誕生日を迎えた時には何を使い子供の健康を願い祝ったのでしょうか?

 

① そば

② 高坏(たかつき)

③ 一升餅

 

 

第9問

新しい年になって初めて書や絵を書くことを何というでしょうか?

 

① 年賀状

② 書き初め

③ 初夢

 

 

第10問

節分の夜に恵方を向いて無言で丸かじりすると良いとされている食べ物は何でしょうか?

 

① 恵方ロール

② 恵方豆

③ 恵方巻き

 

外国人向け!!難問・日本の文化&風習クイズ【前半の答え】

 

第1問 ② 餅つき

 

答えの解説

 

一年の終わりが近づく1225~28日頃になると各家の前で餅つきを行うのが古くから伝わる伝統的な行事でした。

餅つきは神聖なものとされており、餅をつくる臼には注連縄を下には塩で清められたわらを敷いて餅つきを行います。

現在は、各家でする人は減っていますが地域の行事としてよく行われています。

 

 

第2問 ① 七五三

 

答えの解説

 

11月15日頃になると七五三が行われます。

七五三になると3歳の女の子は髪の毛をその日から伸ばす髪置が行われ5歳の男の子は初めて袴を着て7歳の女の子は本式の着物に着替える儀式を行います。

昔の時代は、子供が早くに亡くなってしまうことが多く7歳を迎えれる事は喜ばしい事でした。

 

 

3問 ③ 赤

 

答えの解説

 

正解は、赤色の頭巾とちゃんちゃこを着てお祝いをします。

昔の時代は、還暦を迎える事が出来る人は、めずらしかった為、盛大にお祝いをされていました。

どうして赤色なのかですが、赤には魔除けの効果があり、干支を一周したから赤ちゃんに戻るという理由から赤色という習慣が広まったそうです。

 

 

第4問 ③ なまはげ

 

答えの解説

 

毎年大みそかの夜になると秋田県では、「なまはげ」と呼ばれる神様が現れ

「怠け者はいねがあ、泣く子はいねがあ」と言いながら家庭を訪問します。

なまはげは、怠け者を戒めるだけではなく豊漁と豊作をもたらしてくれる神様です。

なまはげが訪問すると酒と料理でもてなします。

 

 

第5問 ③ おはぎ

 

答えの解説

 

おはぎはもち米とうるち米を混ぜて炊きついてから丸めて、あんこ・きなこ・すりごまなどをまぶした物を供えたり食べたりします。

春のお彼岸には、「ぼた餅」を食べます。

どちらも、呼び方は違いますが見た目も材料も味も同じものです。

 

 

第6問 ② お歳暮

 

答えの解説

 

お歳暮は、1年間お世話になった人に感謝の気持ちを込めて贈る品物の事を言います。

12月13日からと言われていますが、一般的には12月上旬~20日頃に就くようにすれば良いです。

昔は、塩鮭・数の子・するめなどを贈っていました。

 

 

第7問 ① 地鎮祭

 

答えの解説

 

地鎮祭は土地の神様を鎮めて工事作業の安全を祈り行われる儀式です。

よく似ている上棟式は、建築が無事に行われている事を神様に感謝する儀式です。

家を建てる時は、地鎮祭と上棟式の両方が行われます。

 

 

8問 ③ 一升餅

 

答えの解説

 

昔は今のように誕生日というものがあまりなく、元旦を迎えるごとに年を取りお祝いをしていました。

生まれた子供が1歳の初めて誕生日を迎えた日は、お祝いとして子供に一升餅を背負わせていました。一升餅には、「一生食べ物には困らないように」という願いが込められています。

 

 

第9問 ② 書き初め

 

答えの解説

 

新しい年になって初めて書や絵を書くことを書き初めといいます。

書き初めは12日に行われることが多く新年の目標やおめでたい言葉を書きます。今なお日本全国に残っている行事です。

 

 

10問 ③ 恵方巻き

 

答えの解説

 

恵方巻は大阪が発祥地で1970年からこのような風習が生まれました。

節分の夜になると、福が来る恵方を向いて恵方巻きを無言で丸かじりすると1年間無病息災で過ごす事が出来ると言われています。

 

 

いて後半です!!前半だけじゃあ物足りないという方はどうぞ!

 

外国人向け!!難問・日本の文化&風習クイズ【後半10問】

 

第11問

赤ちゃんが生まれて1か月後を迎えると晴れ着を着て氏神様へ参拝をしに行く儀式の事を何というでしょうか?

 

① お宮参り

② お七夜

③ 三日祝い

 

 

第12問

正月に飾った門松や書き初め、去年使っていたお守りなどを積み上げて神社の境内や田んぼで燃やす行事を何というでしょうか?

 

① どんど焼き

② 針供養

③ 祈年祭

 

 

第13問

5月の第2日曜日は母の日となっていますが、母の日には何の花を贈り感謝を伝えるのでしょうか?

 

① チューリップ

② バラ

③ カーネーション

 

 

第14問

男の子の成長を鯉のぼりや五月人形を飾って願う節句を何というでしょうか?

 

① 人日の節句(じんじつのせっく)

② 端午の節句(たんごのせっく)

③ 重陽の節句(ちょうようのせっく)

 

 

第15問

豊作に感謝して十五夜の日に供える団子の名前は何でしょうか?

 

① みたらし団子

② 月見団子

③ 三色団子

 

 

第16問

大みそかの夜に健康長寿を祈って食べられているのはどれでしょうか?

 

① たい寿司

② お雑煮

③ 年越しそば

 

 

第17問

行事や物事が無事に終わった時、威勢の良い掛け声とともに手を打つことを何というでしょうか?

 

① 手拍子

② 拍手

③ 手締め

 

 

第18問

新しい年に歳神様を気持ちよく迎える為に12月の年越し準備期間に家の中や外をほうきで掃く習慣を何というでしょうか?

 

① ボロ洗い

② すす払い

③ ホコリ出し

 

 

第19問

本格的に農業を始める節目となり春分に最も近い戊(つちのえ)日の事を何というでしょうか?

 

① 二百十日

② 八十八夜

③ 社日

 

 

第20問

9月1日は、台風が訪れやすいと警戒された日。各地では、豊作を祈る儀式が行われていました。この日を何というでしょうか?

 

① 八朔(はっさく)

② 十三夜(じゅうさんや)

③ 十日夜(とおかんや)

 

外国人向け!!難問・日本の文化&風習クイズ【後半の答え】

 

第11問 ① お宮参り

 

答えの解説

 

赤ちゃんが生後1か月を迎えると子供に晴れ着を着せて氏神様へ参拝をしに行く「お宮参り」を行います。氏神様に参拝をすることで神様に氏子として認めてもらえます。

お宮参りの際は、お宮参り用の晴れ着を着ておでこに「犬」と墨で書く地域もあります。

これは、魔除けの効果だけではなく、良く育つ犬にあやかったものとされています。

 

 

12問 ① どんど焼き

 

答えの解説

 

地域によっては「さんくろう焼き」「道祖神祭り」などと呼ぶ所もあります。

正月で飾った門松や去年のお守りなどは、どんど焼きの時に持って行くと良いです。

どんど焼きで出てくる煙に乗って神様達は山に帰ると伝えられています。

どんど焼きで出た煙を浴びると1年間は健康で過ごす事が出来ると言われています。

 

 

13問 ③ カーネーション

 

答えの解説

 

20世紀のアメリカで母の命日である59日にカーネーションを配った事が広まり日本にも伝わってきました。

戦前の母の日は皇后の誕生日である36日でしたが、戦後になってアメリカと同じ5月の第2日曜日になりました。

 

 

14問 ② 端午の節句(たんごのせっく)

 

答えの解説

 

端午の節句は、男の子の成長を願って55日に五月人形や鯉のぼりを飾って願う節句の事です。かつては、菖蒲(しょうぶ)などの薬草を軒先につるして女性が屋根の下で身を清めて厄を払う日でした。江戸時代に入ると菖蒲(しょうぶ)が武道につながり男の子の成長を願う節句の日になりました。

女の子の成長と厄除けを祈願する節句は上巳の節句(じょうしのせっく)と言われ災いを流してくれるひな人形を飾り33日に行われます。

 

 

第15問 ② 月見団子

 

答えの解説

 

満月に見立てた丸い団子で十五夜にちなみ15個もしくは、1年の月数に合わせた12個を三角形型に積み上げをして供えます。

中には、あんこが入っている団子もあります。

 

 

第16問 ③ 年越しそば

 

答えの解説

 

年越しそばが全国的に広まったのは、昭和40年代の事です。

「細く長く」ということから縁起が良い食べ物として広まりました。

香川県など、うどんが多く食べられている地域では年越しうどんを食べるそうですよ。

 

 

第17問 ③ 手締め

 

答えの解説

 

手締めとは、物事や行事が無事終わった時に行うもので最初の「イヨーッ」の掛け声の後に手拍子をする事です。

手締めにも種類があり、

「イヨーッ」の掛け声の後に「シャンシャンシャン・シャンシャンシャン・シャンシャンシャン・シャン」の手拍子を一回だけ行った場合は一本締め

三回繰り返し行った場合は三本締めです。

「イヨーッ」の掛け声の後に「シャン」の手拍子を一回だけ行った場合は一丁締めといいます。

 

 

第18問 ② すす払い

 

答えの解説

 

新しい年に歳神様を気持ちよく迎える為に12月の年越し準備期間中に家の中や外などをほうきで掃く習慣をすす払いと言います。

神棚を清める宗教的な意味を持つ行事でもあります。

 

 

第19問 ③ 社日

 

答えの解説

 

社日とは、春分と秋分に最も近い戊(つちのえ)の日です。

社とは土地の守り神のことをいいます。

春になると里に降りてくると考えられていた為、五穀の種を供えて豊作を祈り、餅をついてお祝いをする地域もあります。

 

 

第20問 ① 八朔(はっさく)

 

答えの解説

 

八朔(はっさく)の八は八月を表し、朔は一日の意味で旧暦の81日を指しています。

現在は、月遅れの為91日が八朔の日となっています。

この日に収穫した稲を供えて豊作を祈る儀式が各地で行われていました。

 

 

以上、高齢者向け脳トレクイズは終了です!

 

いかがでしたでしょうか?

 

クイズは、楽しんで頂けたでしょうか。

 

クイズを通して少しでも日本の文化や習慣に興味を持ってもらえたら嬉しいです!

 

だんだんと伝統が薄れていく中、少しでも日本の良い文化や習慣が残ってくれればうれしいですね。