デイサービスなどの高齢者施設では高齢者のみなさんにレクリエーションでゲームを楽しんで頂く機会が多いかと思います。
そんな介護施設では、敬老会やお正月などの特別な行事の日には職員による出し物を楽しんでいただくところも多いでしょう。
優悠の家 敬老会 2018
ご挨拶からスタート 職員による出し物①「二人羽織」そして歌は「野に咲く花のように」「いつでも夢を」「ふるさと」 職員による出し物②では「ソーラン節」そして皆さんで記念撮影も♪
「楽しかった」とたくさん仰っていただき嬉しい一日でした😃#デイサービス #岩倉市 pic.twitter.com/w5DtbShCoY— デイサービスセンター 優悠の家 (@yuuyuunoieday) September 11, 2018
今回は、高齢者の皆さんに楽しんで頂けるよう高齢者にうける芸(余興・出し物ネタ)をご紹介します。
デイサービスなどの高齢者向け施設やご家庭でぜひご活用ください。
目次
【高齢者向け】お年寄りにうける芸!!余興&出し物ネタ25選
①マジックショー
出し物の定番ではありますが、伝わりやすく楽しんで頂けるでしょう。
近年では手品商品が100円ショップでも売っていたりするので、仕掛けを作るだけではなく既製品でも実施できるのでお手軽です。
縦縞が横縞に!というようなテレビでも見ることのあるマジシャンのネタをやってみても良いですね。
種明かしもセットでやることで、気になっていた仕組みが分かってすっきりしていただけると思います。
②大喜利
毎週番組の放送を楽しみにしている高齢者の方も多いと思います。今回は職員による大喜利大会です。
季節ネタだけではなく、地元ネタを盛り込んで一層楽しんで頂ける工夫をしてみましょう。
座布団をあげる、没収するの判断を観覧席の皆さんに委ねると参加型のようでまた楽しんで頂けると思います。
③芸人のネタ
テレビで今見掛けることの多い芸人、または高齢者の皆さんが良く知っている芸人のネタを練習して披露します。
ちょっとアレンジして地元ネタを入れるのもおすすめです。
あまり最新のネタをやっても高齢者の皆さんには伝わりにくいかもしれないので注意が必要です。
④ダンス
本格的なものから、ちょっと笑えるものまで幅広いものが披露できるのがダンスだと思います。
ちょっと練習は大変かもしれませんが、きっと喜んでいただけます。
⑤楽器の演奏
楽器によっては練習するのも難しいですが、クリスマス会ではお馴染みのハンドベルであれば比較的挑戦しやすいです。
職員の中に楽器が得意な方がいれば、その方を中心に行ってみると良いかもしれません。
⑥歌をうたう
高齢者の皆さんも自分たちがレクリエーションで歌をうたう機会は多くても、自分たちが聴く側に回ることは多くないと思います。
今回は職員が練習した歌を聴いて頂いたり、そのまま一緒に歌って頂くのも良いでしょう。
曲はその季節に合った曲や、高齢者の皆さんから人気の高い曲を選択すると良いと思います。
⑦二人羽織
お正月の出し物としてもおすすめです。
食べ物を使う場合は火傷をしないように注意する必要もあります。
メイクをやってみても大うけします。メイクに慣れていない男性職員同士がそれをやるとまた面白いです。
⑧お芝居
昔話や時代劇などの皆さんに馴染みのある話で寸劇をおこないます。
オリジナルの話を作る場合は、地元の名産品などに関する話にしてみると伝わりやすいのではないでしょうか。
⑨パントマイム
あまりテレビでは見かける機会はないので、実際に見るのは初めてだと言う方も居るかもしれません。
難しいと思いますが、声を出さない分動きはより伝わりやすいようにちょっとオーバーリアクショ過ぎるくらいで見せる気持ちでやってみると良いでしょう。
⑩傘まわし
難しいですが、派手で分かりやすいパフォーマンスなのでおすすめです。
ビニール傘や普通の雨傘ではなく、和傘を用意します。回すものは見やすいように大き目で、尚且つ万が一飛んでしまっても危険の少ない柔らかいビーチボールはおすすめです。
スペースを十分に確保して行いましょう。
⑪ジャグリング
お手玉が上手い職員さんが居れば、他の物でやる場合もその要領でマスターできるのではないでしょうか?
単にお手玉であれば高齢者の方の方がうまいかもしれませんが、分かりやすい出し物で楽しんで頂けると思います。
こちらも安全のためにスペースは広めに確保した上で行うようにしましょう。
⑫落語
落語と言うと難しいというイメージがあるかもしれませんが、有名で比較的覚えやすい話から挑戦すると良いです。
皿屋敷などは特におすすめです。
⑬腹話術
出し物としてはちょっとハードルが高いかもしれませんが、プロのように上手くやる必要はありません。
とにかく楽しんで頂けるように明るくやってみましょう!
人形は別に腹話術用の人形でなくとも大丈夫です。
⑭どじょうすくい
実際にやってみると思った以上に難しいですが、伝統的なものであるため誰もが知っており楽しんで頂けるかと思います。
格好もそれっぽく揃えてみると良いでしょう。
⑮モノボケ
身近にあるものを使って行う一発ギャグです。
テレビでも見かけますが、芸人のように上手くやることばかりに捕らわれずに施設内にある身近なもので柔軟な発想でやってみましょう。
⑯人形劇
人形劇はあまり見る機会もないかと思いますので、余興としては珍しいものとしても楽しんでいただけるでしょう。
使用する人形は施設にあるものや、職員さんの私物などで役のイメージに近いもので代用する形でやると専用の人形を用意する必要も無いのでコストを抑えられます。
牛乳パックや色紙を使って簡易的な人形を手作りしてもいいでしょう。
⑰料理ショー
利用者さんの目の前で、ホットプレートや卓上コンロで作れそうな簡単なメニューを作ってみましょう。
見られていると緊張しそうですね。
出来立てを味わっていただけるので、喜ばれるのではないでしょうか?
⑱科学の実験
テレビではたまに目にする機会があるかと思いますが、実際に目の前でそれが疲労される機会はなかなかないでしょう。
有名な段ボールの空気砲などは、遠目からでも分かりやすいのでおすすめです。
⑲尻相撲
土俵の中で職員さんがお尻を向けあい、合図と同時にお尻で押し合って相手を外に出したら勝ちです。お
相撲さん風の衣装が安価で販売されているため、それを着ると雰囲気も出ます。
行司役も決めて行なえば、より盛り上がりますよ。
⑳紙芝居
近年ではあまり見かけることのない紙芝居ですが、利用者さん世代にとっては懐かしい娯楽の1つと言えるでしょう。
昔を懐かしみつつ楽しんでいただくために水飴などのお菓子も用意してみると良いかもしれませんね。
㉑駄菓子屋さん
まずは、駄菓子を複数用意します。
できる限り昔からあるような物(麩菓子、ポン菓子、水飴など)を用意しそれらをバイキング形式に選んでおやつとして食べていただきます。
配置を考えて本物の駄菓子屋さんのような雰囲気を出せたらより良いでしょう。
㉒ファッションショー
普段はあまり着ないような衣装を職員さんに着ていただきます。
いわゆるコスプレ衣装が安価に売っているお店があるので、そこで何パターンか揃えてみるといいでしょう。
利用者さんも巻き込んだり、男装・女装も交えると普段とのギャップも含めて楽しんでいただけそうです。
㉓モノマネ
芸能人やスポーツ選手のモノマネをしてみましょう。
昭和に活躍した人物のモノマネであれば、ネタは分かってくださるはずです。
恥ずかしがらずに思い切って挑戦してみましょう。
カツラなどで形から入るのもありですよ!
㉔エアギター
ギターとは言ってもギターは必要ありません。
音楽を流しながらそれに合わせて、まるでギターを弾いているかのような動きをするパフォーマンスです。
実は世界的にも人気があるものになるので、テレビで見たことのある方も見えるでしょう。
難易度はなかなか高いですよ!!
㉕ぐるぐるバット
職員さんはバットを持って、先を床についてその場で10回まわります。
まわり終わった人からゴールに向かって走ります。
上手く走れない様子は見ているだけでも盛り上がります。
以上、高齢者にうける芸!!おすすめ余興&出し物ネタ25選でした!
さいごに
いかがでしたでしょうか?
出し物ですので見て頂く高齢者の皆さんが楽しんで貰うことが大切ですが、そのためにはそれを行う職員も楽しむことが大切です。
出し物によっては準備や練習に時間がかかるものもあるので、その施設の職員の人員配置や得意分野にも合わせて負担になりすぎないように出し物を選んでみると良いでしょう。
また、出し物に関しては楽器の演奏やダンスなどの活動を行う団体で、デイサービスなどの施設にボランティアとして訪問している方たちがいるかもしれないので、社会福祉協議会にも問い合わせてボランティアの方を招くのも一つの手段です。
地域で活動する方たちですので、地域交流にもなりおすすめです。