9月と言えば、「十五夜のお月見」を思い浮かべる方も多いでしょう。
他にも敬老の日や9月~10月にかけて行われる運動会など、まだまだ残暑も厳しい時期ではありますが、秋らしい行事が行われる時期でもありますね。
今日は立秋。でも外は灼熱🥵
なので、お部屋の中で貼り絵を楽しみました。お月見に向けて、月を作っています。
色のバランスをみんなで相談しながら、手際よく進めていらっしゃいました。
月のまわりには、たくさんのウサギちゃん🐰🐰🐰#デイサービス#東川口#工作レク pic.twitter.com/kUYL3q2Cqi— にじデイサービスセンター (@niji_day) August 8, 2019
今回は、そんな9月のおすすめな高齢者向けの歌(曲)集をご紹介します。
デイサービス施設などのレクリエーションとして是非ご活用ください!
【高齢者向け】9月におすすめ!!歌いたくなる歌ネタ集 25選
①うさぎ
月の模様がうさぎが餅つきをしているように見えることから、お月見のマスコットキャラクターとも言える程うさぎの存在がこのお月見には定着していますね。
この歌詞の中ではうさぎが月を見て跳ねる可愛らしい様子が歌われています。
月とうさぎに関する話は仏教説話集の中にありますが、皆さんはご存知でしょうか?
その話とセットでこの曲に触れてみるのも良いでしょう。
②月
「出た出た月が」の歌いだしで有名なこの曲ですが、盆踊りの曲の定番の1つでもある炭坑節にちょっと似ていますね。
歌詞からも綺麗な満月が出ている様子が伝わってきます。
ちなみに月の模様に関しては国によって何に見えるか違いますので、それについて話してみるのも良いかもしれません。
③荒城の月
月に関する曲と言えば、哀しげなメロディが印象的なこの曲も忘れてはいけませんね。
宮城県仙台市の青葉城址、福島県会津若松市の鶴ヶ城址、岩手県二戸市の九戸城址、大分県竹田市の岡城址、富山県富山市富山城西側にそれぞれ歌碑が設置されているそうです。
作詞者と作曲者それぞれが構想したり、立ち寄った場所とされているため歌碑がある場所のいずれかがモデルなのか、または全てがモデルなのか、はっきりしたことは分からないようです。
④あんたがたどこさ
9月20日はお手玉の日です。
1992年のこの日、「第1回全国お手玉遊び大会」が開催されたことから、それを記念して制定されました。
そこで、お手玉遊びで使われるわらべうたとしても定番の1曲をどうぞ。この曲でお手玉遊びをしてみても良いでしょう。
⑤ゴーゴーゴー
秋と言えば運動会!ですが、近年は春に行われる地域も少なくないようです。
そんな運動会の赤組VS白組の白熱した勝負を盛り上げる曲になっています。
お孫さんの運動会に行かれたことのある方は耳にした記憶があるのではないでしょうか?
⑥ふたりは80歳
敬老の日にちなんで高齢者の夫婦が登場する曲を1つご紹介します。
NHKみんなの歌として放送されたこともある曲です。
80歳を迎えた仲のいい老夫婦のほのぼのとした微笑ましい日常が描かれています。2人が会話をしているかのような歌詞が印象的です。
ちなみに原曲はユダヤの民謡と言われています。
⑦いい湯だな
9月9日は温泉の日です。
大分県九重町が制定しました。町内に数多くの温泉が点在し、「九重九湯」と言われることからきているそうです。
そこで温泉と言えばこの曲を思い浮かべる方も多いでしょう。
秋の綺麗な紅葉を眺めながら露天風呂に入りたくなってきますね。
⑧この星を この街を
9月6日は妹の日です。9月9日は救急の日です。
2つの記念日にちなんで、この曲をどうぞ!
1999年に放送されていた特撮「救急戦隊ゴーゴーファイブ」という作品のエンディングテーマでした。
救急をコンセプトの1つにしていますが、5人兄妹と父が力を合わせて戦う作品だそうで、歌詞からも兄弟の絆を感じられます。
皆さんにも兄弟姉妹はいらっしゃるでしょうか??兄弟姉妹について話してみる機会としても良いかもしれませんね。
⑨スシ食いねぇ!
9月9日は手巻きずしの日でもあるそうです。
9(く)る9(く)ると巻くことから来ているのだとか・・・。そう言われると何だかお寿司が食べたくなってきますね。
この曲を聴くと明るく元気になって来ますが、食欲の秋と言うこともあり、美味しそうなお寿司が頭に浮かんできて何だかお腹が空くような気もしますね(笑)
⑩大きな栗の木の下で
秋の味覚と言えば栗もその代表格です。
焼き栗も栗ご飯も、ケーキのモンブランも美味しくて色々な栗の料理を食べたくなってきますよね。
ちなみに、9月9日は栗を使ったお菓子としては忘れてはいけない栗きんとんの発祥の地である岐阜県中津川市が栗きんとんの日と制定しているそうです。
⑪虫の声
夏の暑い時期はセミの声が賑やかに感じましたが、秋の夜になると鈴虫やコオロギといった秋の虫の声が印象的ですよね。
秋の虫を捕まえた経験がある方も多のではないでしょうか?
⑫バスのうた
1903年9月20日、日本初の営業バスが京都・堀川中立売~七条~祇園の間を走ったことからバスの日に制定されました。
利用者の皆さんの中にはバスが主な移動手段となっている方も見えるでしょう。
なんだか幼い頃初めてバスに乗ったワクワク感や、遠足の時のエピソードを思い出すような楽しい曲です。
初めてバスに乗った時の思い出を話してみても良いかもしれませんね。
⑬野菊
秋の野山で見かける可愛らしい花です。
実は日本にはキク科の花が非常に多く存在しており、その数なんと約350種類なのだとか。花に詳しい人でも見分けるのは難しいのではないでしょうか?
花に詳しい利用者さんが見えたらこの季節の花について聞いてみるのも良いかもしれませんね。
⑭あわて床屋
歌の内容としては川辺に住むカニが春先に床屋を開店したというストーリーであり、ユニークな曲です。
曲の中の季節自体は春なのですが、9月4日は語呂合わせで、くし(櫛)の日なんです。
それにちなんで櫛と密接な関係のある散髪に関係したこの曲に触れてみても良いでしょう。
⑮モノレールのうた
9月17日はモノレールの日です。
1964年に都心の浜松町と羽田空港を結ぶ東京モノレールが開業したのを記念して定められました。
モノレールがない地域の方はあまり乗った経験がないかもしれませんが、何だかモノレールが走っている様子が浮かんでくるようですね。
⑯赤とんぼ
熱い季節が過ぎ、どんどん涼しくなって来るこの時期。
赤とんぼを見かけるようになると、まだ日中は暑い日があるとは言え秋を感じますね。
赤とんぼを捕まえた幼い頃の思い出が蘇って来そうですね。
⑰大きな古時計
敬老の日にちなんだ曲をもう1曲。みなさんもよくご存知のこの曲。
寂しい雰囲気のこの曲ですが、元々は19世紀にアメリカで作られた曲ということは知らない方も多いでしょう。
ちなみに歌詞にある「100年休まずに」の部分ですが、原曲では「90年」になっているのだとか。
そのような原曲との些細な違いが生まれるところもまた興味深いですね。
⑱証城寺の狸囃子
月夜に出てきた狸が楽しそうに腹鼓を叩いている様子が浮かんできそうな曲ですね。
実際の伝承ではお腹を叩きすぎた狸が死んでしまうという悲しい結末が待っていますが、それを感じさせない歌になっています。
テンポがよく覚えやすい曲ですね。うさぎ程、満月と密接な関係があるわけではないですが、狸にも月夜が似合う気がしてきますね。
⑲いつでも誰かが
先述の狸つながりでもう1曲。
テレビでも度々放送されるジブリの映画、「平成狸合戦ぽんぽこ」のエンディングテーマ曲です。
寂しい時、悲しい時に口ずさむとなんだか少し元気がもらえそうです。
平成が終わり元号が変わっても映画と共に忘れずにいたい名曲ですね。
⑳コンピューターおばあちゃん
NHKみんなの歌として流れていたことがある曲であるため、聴いたことがある方も見えるでしょう。
9月28日は、1979年のこの日に日本電気は発売した機種をきっかけにパソコンブームが起こったことから、パソコン記念日とされています。
昔は高齢者がパソコンを使うのは珍しかったかもしれませんが、今ではパソコンやスマートフォンを使いこなす高齢者も珍しくはない時代になりましたね。
㉑Runner
紀元前450年の9月12日、ペルシャの大軍がアテネを襲いマラトンに上陸したのを名将ミルティアデスの奇策で撃退しました。
フェイディピデスという兵士が伝令となり、マラトンから約40km離れたアテナイまでたどり着き勝利を告げた後、力尽きて絶命したと言われています。
その伝承からこの日はマラソンの日とされています。
それにちなんで、「走る走る俺たち」という歌詞が印象的なこの曲に触れてみましょう。
㉒秋桜
昭和を代表するアイドルの1人、山口百恵さんの名曲です。
秋と言えば、この曲を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
ちなみに、9月14日はコスモスの日です。ホワイトデーからちょうど半年経つこの日にプレゼントをコスモスの花に添えてお互いに贈り合って愛を確かめる日なのだとか。なんだかロマンチックですね。
㉓いっぽんでもにんじん
9月9日は語呂合わせで九九の日です。
この曲は九九ではありませんが、数字が歌詞に深く関係している曲です。
「ひらけ!ポンキッキ」という子ども向け番組から誕生した曲で、明るく楽しいので小さいお孫さんが見える方は覚えると一緒に楽しめそうですね。
㉔葛飾ラプソディー
9月11日は警察安全相談の日です。
これは警察安全相談電話が♯9110であることにちなんでいます。
警察官と言えば、2016年まで連載されていたこち亀の両さんを思い出す方も少なくはないでしょう。
この機会に、こち亀のオープニング曲として親しまれているこの曲に触れてみましょう。
ゆったりとしたテンポで歌いやすく、自身の幼い頃の思い出が蘇って来そうです。
㉕きのこ
秋の味覚を代表する物の1つにきのこがありますよね。
明るい雰囲気のきのこを題材にした童謡です。
この歌を歌っていると、美味しいきのこを食べたくなってきますね。
以上、高齢者向け9月におすすめの歌ネタ集でした!
さいごに
いかがでしたでしょうか?
9月に関係した曲ということで、月見を連想させるような曲を含めてご紹介させていただきました。
敬老の日や運動会に関係する曲もありますので、それぞれの行事レクリエーションを行う場合にも取り入れてみても良いかもしれませんね。