2月と言えば、伝統的な行事である「節分」がありますね。
施設でも職員さんが鬼に扮して節分イベントを実施するところも多いのではないでしょうか?
【みすべの苑デイサービス】
少し早いですが、節分の豆まきをしました。今年も良い年にしたいですね。 pic.twitter.com/EWVOPIBgCn— 社会福祉法人うらら (@shahuku_urara) February 2, 2019
地域によっては伝統的なイベントもおこなわれているかもしれませんね。
また、この時期になるとスーパーやコンビニなどもバレンタインの特設コーナーを設けているため、節分だけではなくバレンタインも2月を感じさせる大きなイベントになっていると言っても過言ではありません。
今回は、2月の壁面製作としておすすめの壁画作品集をご紹介していきます。
壁画レクは手先を活用したものになるため、指先への刺激にもなりますし、交流を楽しみながら1つの作品をつくりあげる場にもなりますので、ぜひ積極的に取り組みましょう!
目次
【高齢者向け】2月の壁面(壁画)製作作品集 15選
①鬼(顔のみ)
節分と言えば、鬼は欠かせない存在です。
「桃太郎」、「一寸法師」など日本の昔話には鬼が登場する物語も少なくはありません。
「鬼は外!」と豆をぶつけられる悪い存在のように描かれる鬼ですが、「泣いた赤鬼」のように良い鬼もいるとして描かれる絵本もあったりと、様々な形で日本人の身近にあった存在とも言えますね。
赤鬼と青鬼、両方飾ってみましょう。毛糸でつくる作品なので、強面な印象ですがなんだか柔らかそうな感じもしますね。
②鬼(全身)
先に述べた作品はお面のような顔のみを象ったものですが、こちらは小さい作品ではありますが全身を象っています。
ちょっと可愛らしい印象も受けますね。
多めにつくって壁に飾れば何だか賑やかな壁画にできそうです。
③豆まき
節分と言えば、豆まきです。
そう、鬼が居ても豆をまかなければ節分らしくありません!
豆をまく場合、中庭などでおこなうなら良いのですが施設内で本物の豆をまいてしまうと、棚の下などに入り込んだ拾い残しが出る可能性もあるため衛生面でも、手間の面でもあまり良くないですね。
豆まきイベントをする場合は代用品をまくところも多いしょう。
そうすると「豆をまいた」というにはちょっと物足りなさも感じるかもしれません。
豆まきの壁画を作成して気分だけでも本物の豆をまいたつもりになれそうですね。
④柊鰯(ひいらぎいわし)
柊鰯と言えば、節分の時に飾る魔除けです。
何故、これが魔よけになっているかご存知でしょうか?
主に西日本の風習ですので、東日本の方はあまり知らないという方も見えるでしょう。
昔から「臭いの強い物」、「尖った物」は魔よけの効果があると言われており、焼いた鰯の頭と、葉に棘のある柊を組み合わせることで、臭いと棘の両方の効果で鬼を寄せ付けないというわけです。
今回は工作ですので、魔よけにはならないかもしれませんが、屋内で節分の飾りとして楽しむ分にはちょうど良いでしょう。
⑤おたふく
「鬼は外!」と外に向かって豆をまいてから家に入って欲しいのが、福の神ですよね。
節分の飾りをつくるのであれば、鬼だけではなく福の神も欠かせません。
「お多福」ということで、より多くの福を呼び込むという意味で使われています。
ちなみに、おたふくと鬼の関係は狂言の物語に由来していると言われています。
ストーリーを簡単にまとめると、暴れまわる鬼に対して豆で対抗するとその場は追い払うことができますが、豆が無くなるとまた鬼が暴れるという状態でした。
そこに現れたのがおたふくであり、おたふくが鬼を鎮めて改心させたというものです。
この物語を知ると、何気なくおこなっていた節分も気持ち新たに迎えられそうですね。
⑥恵方巻き
恵方巻き橋下徹、「恵方に向かって願い事を思い浮かべながら丸かじりして、喋らずに最後まで一気に食べきると願い事がかなう」と言われていますね。
今はコンビニやスーパーでも売られていますが、その発祥は大阪とも言われています。
2月を代表する壁面作品の1つと言えますね。
⑦梅
梅は桜と並び、日本の春を代表する花ですね。
「松竹梅」…つまり、縁起物としてお正月の飾りのテーマにするにも相応しい花ですが、その開花時期は2月上旬から3月中旬頃となっています。
まさにこの時期に見ごろを迎える花なんです。
まだまだ寒さが厳しい2月ではありますが、春の訪れを感じられる梅の花を壁画で楽しむのはいかがでしょうか。
⑧桃太郎
2月は節分があるため、鬼が密接に関係している月ですよね。
となると、鬼を退治する存在も連想できるのではないでしょうか?
鬼退治と言えば、昔話の桃太郎が思い浮かびますよね。
⑨フグのイラスト
下関ではふぐは縁起のいい食べ物であるとして、「福」にちなんで「ふく」と呼ぶ文化がありました。
逆に「ふぐ」は不遇というマイナスイメージな言葉を、縁起の悪い言葉を連想するため呼び名として避けられていました。
とは言え、近年の若い世代の方は普通に「ふぐ」と呼ぶことも多いようです。
下関の方以外には馴染みがない話かもしれませんね。
福を呼び込みたい節分に直接関係があるわけではありませんが、偶然にもフグの旬は11月下旬頃から2月下旬頃と言われており、2月に関係のある魚とも言えるでしょう。
縁起のいい魚として、和風のイラストを描いてみましょう。
⑩みかん
まだまだ寒い2月はコタツが手放せませんね。
コタツで温まりながら食べたい果物と言えば、みかん。
コタツにみかんと言うのは最早、鉄板と言っても良い組み合わせです。
日本の冬の光景としてもイメージしやすいですね。
⑪雪だるま
2月は札幌雪祭りが開催される時期です。
札幌雪祭りは雪と氷で作られた大きな像が印象的ですよね。
大きなものだと、高さが15mを超えるような雪像も見ることができるそうです。
実際に雪像をつくるのは困難ですが、雪でつくる作品でも比較的手軽な雪だるまを工作で楽しんでみましょう。
たくさん用意すると賑やかな壁画になりますよ(*^^*)
⑫菜の花
菜の花と言えば、春に咲く花というイメージも強いですね。
実はまだまだ寒い2月から開花時期を迎える花であり、5月くらいまでが見ごろとされています。
綺麗な花ではありますが、おひたしなどにして食べても美味しい花ですので、見るよりも食べる方がお好きな方も見えるかもしれませんね。
⑬ハート
2月14日はバレンタインデーです。
男性は奥様からチョコをもらう方、女性は旦那さんにチョコを贈る方も見えるのではないでしょうか?
バレンタインを題材にした歌も人気だったりと、今ではすっかり2月の大きなイベントになっていますね。
そんなバレンタインの雰囲気を演出するのであれば、ハートは欠かせませんね。
⑭ハートの輪飾り
先に述べたのはハート単体で作成するものでしたが、こちらは輪飾りの要領でハートが連結したものになっています。
2種類のハートの作品で壁を彩るのも良いですよ(*^^*)
⑮ニット帽を被った子ども
まだまだ寒い2月はコタツが手放せませんね。
コタツで温まりながら食べたい果物と言えば、みかんです。コタツにみかんと言うのは最早、鉄板と言っても良い組み合わせです。
日本の冬の光景としてもイメージしやすいですね。
以上、2月の壁面製作としておすすめの壁画作品集でした!
いかがでしたでしょうか?
2月は節分とバレンタインという大きな行事の他にも春の花が開花を迎える時期と言うこともあり、春の足音を徐々に感じられる季節でもあります。
2つの行事に関する物に加えて、植物なども取り入れることでさらに季節の壁画を楽しめると思います。
ぜひ、デイサービスでも積極的に取り入れてみてくださいね。