【高齢者向け紙芝居】効果は!?人気な読み聞かせ作品10選!介護レクリエーションに!

 

デイサービスなどの利用者の皆さんにも、思い出の昔話などがあるのではないでしょうか?

 

自分が昔好きだった話、お子さんやお孫さんに読み聞かせた話もあるでしょう。

 

今回はそんな読み聞かせに触れる機会として、高齢者も楽しめる紙芝居についてお伝えします。

 

紙芝居の高齢者への効果

 

 

読み聞かせと言うと、一見子どもっぽいのではないかと思われるかもしれません。

 

実際に紙芝居に触れる機会は幼い頃にあった程度で、成長と共に無くなっていったのではないでしょうか?

 

そんな紙芝居ですが、絵本と違いその場面が表面は大きな絵のみで表現されており、文章は読み手にしか見えません。それによって目から入ってくる刺激として、その場面により注目しやすく、集中力&想像力が自然に養われます。

 

また、紙芝居は昔聞いたことのあるであろう話にもう一度触れる機会になります。それも読み聞かせを聞く方としてですので、より懐かしさを感じられます。

 

懐かしい物語に改めて触れるのは、回想法の1つとしても効果を期待できるでしょう。

 

【高齢者向け】おすすめの紙芝居!人気の読み聞かせ作品 10選

 

ここからはおすすめの作品をご紹介していきます。

 

作品を選ぶポイントとしては、皆さんが知っているであろう作品であったり、テンポが良くて笑えるなどといった作品を重視して選ぶと良いでしょう。

 

中には落語をベースにした作品もあるため、子どもにも分かりやすいように多少のアレンジはされつつも、大人が聴いても面白いと感じる作品も入っています。

 

ぜひこれらの作品を読み聞かせを行う場合の候補に加えてみてください。

 

竹取物語

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皆さんご存知のがぐや姫の元になったお話ですね。

 

古典の教科書にも載るような話でもありますが、いまだに作者が誰なのか判明していないんです。いつか作者が判明する日は来るのでしょうか・・・?

 

かぐや姫を元にして作られたアニメ映画も比較的近年に制作されたりと、長年日本で愛されている物語ですので、改めて聞いて頂きたいお話でもあります。

 

 

十二支のはなし

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皆さんは十二支の順番についてご存知かと思いますが、幼い頃はなかなか覚えられなかったという方も少なくはないと思います。

 

また、日本でも私たちの生活に最も身近な動物である猫が十二支に入っていないことに、幼いながらに疑問を持ったことのある方もいるのではないでしょうか?

 

この物語では十二支の成り立ち、そしてなぜ猫が十二支に入っていないのかが分かりやすく語られており、十二支について知っていても楽しめるお話になっています。

 

猫が好きな方にとってはちょっと猫に同情したくなるかもしれませんね。

 

 

さらやしきのきおく

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この有名な怪談をご存知でしょうか?

 

井戸からお菊さんの幽霊が現れてお皿の枚数を数えるという皿屋敷のお話のことです。

 

そこに至るまでの話が残酷なものですが、今回の紙芝居は皿屋敷を落語にした物がベースになっていますので、ちょっと怖いけど楽しめるそんなお話になっています。

 

落語で皿屋敷の話を聞いたことのある方も見えるかも知れませんが、改めて聞いて頂きたい作品です。

 

 

くもの糸

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ある日、お釈迦様が地獄に落ちた男、カンダタが生前1つだけ善行をしたことを思い出し、彼を救い出そうとして1本のくもの糸を地獄におろしましたが…

 

後は有名なお話なので皆さんもご存知かと思います。

 

実はこのお話、芥川龍之介が初めて手掛けた児童文学作品なんです。どんな人でも自分のことを一番に考えてしまうものではないか…そう思わされる作品でもありますね。

 

 

たべられたやまんば

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山姥という妖怪をご存知でしょうか?

 

山に住み、人や動物を食べてしまうという妖怪です。他に山姥が登場するお話では牛を丸飲みにしてしまう「牛方と山姥」というお話も有名ですね。

 

このお話と「牛方と山姥」どちらにも共通して言えるのは、最後は山姥が退治されると言う点ですが、このお話ではなんと山姥が食べられることで退治されます。

 

ちょっと怖い雰囲気もあるかもしれませんが、最後には逆転するという展開で楽しめます。「三枚のお札」というタイトルでこのお話を聞いたことがある方も見えるかもしれませんね。

 

 

黄金バット

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若い世代でも話の内容までは知らなくても、タイトルは聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。

 

昭和の初期にヒットした紙芝居です。昭和40年代には漫画やアニメにもなった作品で、高齢者の皆さんにとっては懐かしい思い出の作品です。

 

ヒーローと言えば黄金バットを思い浮かべる方も少なくないのではないでしょうか?

 

 

もも子さんとオレオレ詐欺

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近年は高齢者を狙った悪徳商法や詐欺が目立っています。

 

特に冬、年末年始になるとそのような相談が市役所にも多く寄せられるようになるそうです。

 

いわゆる下手な鉄砲数うちゃ当たる理論で送りつけてくるため、焦ってしまっては相手の思うつぼなんです。

 

そんな高齢者を狙った詐欺や悪徳商法にぜひ注意していただきたいという想いを込めてこの紙芝居を選択するのも良いでしょう。

 

 

忠臣蔵

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高齢者の皆さんはよくご存じかと思いますが、忠臣蔵も紙芝居になっています。

 

よく知っているであろう方たちにこそ、大人向けの紙芝居作品としてぜひ触れていただきたい作品です。

 

大河ドラマとしても人気の高かった作品ですが、映像と紙芝居とではまた違った雰囲気を楽しんでいただけると思います。

 

知っている話でも媒体による雰囲気の違いを感じるのも良い刺激かと思います。

 

 

桃太郎

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日本人であれば誰もが知っている昔話の1つで、今でも人気の高い物語ですよね。

 

そんな桃太郎ですが、原作ではおばあさんが拾ってきた桃から生まれたのではなく、おばあさんが拾ってきた桃を食べて若返ったおじいさんとおばあさんの息子という設定だったのです。

 

定番の昔話ですが、そんな豆知識とも合わせて楽しんでいただきたいですね。

 

 

七どぎつね

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2人の男が旅に出ているのですが、道中で何気なく投げた石が偶然にも狐に当たってしまいます。そんなことは知らない2人を狐が仕返しに化かすというお話です。

 

昔から狐や狸が人を化かすと言われていて、そういった話はいくつかありますがこの紙芝居もその1つです。

 

テンポがよく楽しめるお話かと思います。上方落語の演目の1つなので実際に落語で聞いて知っているなんて方も、紙芝居と落語での違いを楽しんでいただけるかと思います。

 

無料で利用できるサイト

 

無料で絵本や紙芝居をインターネットで楽しむこともできますので、下記のようなサイトを活用してみてください。

 

○絵本・アニメ紙芝居

http://hukumusume.com/douwa/book/index.html

 

○電子紙芝居

http://gifumc.net/kamisibai/index.html

 

○デジタル絵本サイト

http://www.e-hon.jp/index.htm

 

 

以上、高齢者向け紙芝居のおすすめ読み聞かせ作品集でした!

 

さいごに

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

定番のお話が殆どかとも思いますが、そんな定番の話だからこそ昔聞いた感覚と今改めて聞いた感覚で、違ったものを得られると思います。

 

私たちも昔見たことのあるドラマやアニメを見ると、幼い頃とは違った視点で見ていたり、違った感想を持つこともあるかと思います。

 

それは高齢者の方にとっても同じかと思います。

 

改めて懐かしい物語に触れていただき、思い出を振り返っていただくと共に新しい発見の機会になると良いですね。

 

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