日本には平仮名、カタカナ、漢字と世界でも稀な多様な言葉を使っている人種です。
しかし、漢字に関しては徐々に使われなくなり、特に難読漢字は日常では目にしなくなってきています。
漢字の意味を知れば、その奥深さに興味を持てるでしょう。
自分の知識を広げるためにも、チャレンジしてみて下さい。
目次
読めそうで読めない漢字クイズ!!【第1~10問】
第1問 蝸牛
ヒント:「蝸」という漢字の訓よみだけでもこの生物の名前なのですが、一般にはこの漢字が使われています。
第2問 信天翁
ヒント:字の意味をよく考えれば納得しますが、この漢字からは想像できない鳥の名前です。
第3問 海獺
ヒント:「獺」という漢字がある動物の名前なのですが、それに「海」がつくと別の動物になります。
第4問 河豚
ヒント:似たような別の漢字があるので誤解されやすくなっています。「河」という漢字を使っていますが、川には関係がない生物です。
第5問 蜻蛉
ヒント:この漢字は見たことがある人がいるでしょうが、漢字にするとどう読むのか分かりにくくなっています。
第6問 人鳥
ヒント:読める人は稀な鳥の名前です。ただし、漢字の意味から何となく判断ができるでしょう。
第7問 熊猫
ヒント:この名前は知っている人が多いでしょう。とても人気の高い希少動物です。
第8問 土竜
ヒント:この漢字も見る可能性があり、知っている方も多いでしょう。ヒントは「土」に関係しているというところです。
第9問 蛤
ヒント:料理で使われているときは漢字が使われているので見る機会は多いのですが、以外に読めない漢字です。
第10問 海胆
ヒント:「海」が入っているので海中生物というのはわかるでしょうが、「胆」がついていると分かりにくくなってしまいます。
読めそうで読めない漢字クイズ!!【第1~10問の答え】
第1問 蝸牛(カタツムリ)
答えの解説
「蝸」はそれだけで「カタツムリ」と読めるのですが、一般的には動きが遅いので「牛」という漢字がついています。カタツムリは虫ではありませんが、古来は虫と動物の境界が曖昧だったので、完全に動物とは区別できない場合は虫に分類されていました。
第2問 信天翁(アホウドリ)
答えの解説
アホウドリは獲物である魚の捕獲をするために、海岸の岩の上でずっと待っています。「信」という漢字には「まかせる」という意味もあり、「翁」は老人という意味なので、「信天翁」は「天に信(まか)せて魚が来るまで翁(ろうじん)のようにじっとしている」ということになります。
第3問 海獺(ラッコ)
答えの解説
「獺」の漢字は「カワウソ」であり、確かにラッコとカワウソは似ている動物です。海にいるカワウソなので「海獺」という漢字になりました。
第4問 河豚(フグ)
答えの解説
海水魚なのになぜか「河」が使われています。「海豚」は「イルカ」と読みますが、イルカと混同している場合が多くなっています。
第5問 蜻蛉(トンボ)
答えの解説
トンボの古語は「カゲロウ」と言い、カゲロウの別名が「セイレイ」であり、「蜻蛉」の漢字はこの「セイレイ」に漢字を当てたものです。
第6問 人鳥(ペンギン)
答えの解説
鳥なのに二足歩行で人間のように歩くので、この漢字がついています。ペンギンには他にも別の漢字がありますが、どれも使用されることは滅多にありません。
第7問 熊猫(パンダ)
答えの解説
「熊」は直ぐに分かるでしょうが、どうして「猫」には見えないのに「猫」という漢字が使われているのかというと、その鳴き声が猫の鳴き声に似ているからだとされています。
第8問 土竜(モグラ)
答えの解説
「土」は分かりますが、どうして「竜」という漢字が使われているのかというと、モグラが掘った穴が竜のように見えたからですが、本来はミミズに対して使われていた漢字ですが、それが日本に伝わった際に間違ってモグラに当てられました。
第9問 蛤(ハマグリ)
答えの解説
貝なのになぜ「貝」の部首が使われていないのかというと、古来は部首名に生物の漢字が当てられていたのは人、獣、鳥、魚だけであり、それ以外は全て「虫」が付けられました。虫とは考えられないカエルが「蛙」になったのもそのためであり、「合」はハマグリの貝は他のハマグリとは絶対に合わされないようになっていることから来ています。
第10問 海胆(ウニ)
答えの解説
「雲丹」という漢字もウニと呼びますが、「雲丹」は調理されたものを表していて、生物の方は「海胆」になります。ウニは体内の精巣や卵巣の部分を食べますが、それが胆(きも)のように見えたのでこの漢字になりました。
読めそうで読めない漢字クイズ!!【第11~20問】
第11問 烏賊
ヒント:この漢字は目にする場合が多いといえるでしょう。しかし、意識して覚えていないと分からない漢字でもあります。
第12問 石竜子
ヒント:別の漢字の方がポピュラーですが、それは中国語での読み方です。こちらの方が意味が分かりやすくなっています。
第13問 海豹
ヒント:「豹」というイメージはありませんが、解答を見ると「豹」という漢字が使われた意味に納得できるでしょう。
第14問 栗鼠
ヒント:漢字の意味を考えれば、どんな動物を表しているのか予測できるでしょう。
第15問 河馬
ヒント:この漢字は読み方とその姿を表しているので、分かるかもしれませんが、普段は漢字では書かれていません。
第16問 子守熊
ヒント:何だか可愛らしい漢字読みです。これも漢字からはそのように読めないので、その姿から漢字名を当てたものです。
第17問 馴鹿
ヒント:「鹿」が入っているので鹿に似た動物だと推測はできるでしょう。「馴」の漢字の意味が分かれば、読めるかもしれません。
第18問 河馬鼠
ヒント:最近になって人気が高くなった動物です。どうしても名前のような読み方をしませんが、この漢字名から想像できるのではないでしょうか。
第19問 森人
ヒント:意外に知っている人が多いかもしれません。しかし、最初にこの漢字名を見ると、何を意味しているのか理解できないでしょう。
第20問 超速猫
ヒント:チャンス問題です。明らかにその特徴から漢字名にしたものです。
読めそうで読めない漢字クイズ!!【第11~20問の答え】
第11問 烏賊(イカ)
答えの解説
漢字に「烏」が使われているのは吐く墨の色という意味もありますが、他にも中国の古書にイカが死んだふりをしているところを近寄ってきたカラスを捕まえたという文から、「烏を捉える賊」という意味もあるようです。
第12問 石竜子(トカゲ)
答えの解説
トカゲは石の裏にいることが多く、その姿が竜に似ていて、小さいので「竜の子」という漢字がつけられました。
第13問 海豹(アザラシ)
答えの解説
アザラシは長いキバが出ていて、それがあたかも豹のようであったので「海」にいる「豹」になりました。
第14問 栗鼠(リス)
答えの解説
漢字のそのままの意味です。リスは団栗(ドングリ)などの木の実が好きで、体がネズミに似ているからです。
第15問 河馬(カバ)
答えの解説
河(川)に住む馬のような動物という意味です。英語読みの「ヒポポタマス」を直訳すると「川の馬」になり、その漢字をそのまま読んでカバという日本語名になったようです。
第16問 子守熊(コアラ)
答えの解説
コアラは子供をよく背中におんぶしていたり、子供を抱きかかえていたりするので、その姿から漢字表記はこのようになりました。
第17問 馴鹿(トナカイ)
答えの解説
「馴」の漢字だけだと気が付きにくいのですが、「馴染み」となれば分かるでしょう。「馴」は「ならされた」という意味であり、「馴鹿」は「飼いならされた鹿」という意味になります。北欧などではトナカイは家畜で飼育されています。
第18問 河馬鼠(カピバラ)
答えの解説
「河馬」は「カバ」の漢字名であり、そこから「カバのようなネズミ」という意味で漢字が当てられました。その姿を知っている人は納得できるのではないでしょうか。
第19問 森人(オランウータン)
答えの解説
その姿や雰囲気を漢字で当てはめたものです。確かに「森に住む人」というイメージがしっくりくる動物です。
第20問 超速猫(チーター)
答えの解説
言うことはありません。「超速の猫」といえばチーターしかいないでしょう。
読めそうで読めない漢字クイズ!!【第21~30問】
第21問 臭感苦
ヒント:漢字の読み方を上手く特徴に合わせて語呂合わせしたような漢字名です。これは直ぐに分かると思います。
第22問 獣半人
ヒント:少し怖いような漢字名ですが、その意味を考えれば納得できます。
第23問 鬱金香
ヒント:読めたら自慢できます。よく知られた春に咲く花です。
第24問 鳳梨
ヒント:よく知られている果物ですが、漢字名はほとんど知られていません。
第25問 鬼灯
ヒント:「おにび」とは読みません。夏になるとよく見る植物です。
第26問 風信子
ヒント:専門店で売られている時には漢字名になっている場合もありますが、普段はカタカナになっている花です。
第27問 甘藍
ヒント:普段はカタカナ表記されていて、漢字名にはお目にかかれません。誰でも知っている野菜です。
第28問 土筆
ヒント:春になるとよく見られる野草です。
第29問 独活
ヒント:食べられる植物ですが、あまり頻繁に使われる食材ではないのですが、別の言葉でよく知られています。
第30問 公孫樹
ヒント:こちらの漢字名はあまり使われておらず、別の方がよく目にしています。
読めそうで読めない漢字クイズ!!【第21~30問の答え】
第21問 臭感苦(スカンク)
答えの解説
「臭」と「苦」があるので、予測ができるのではないでしょうか。そのあまりに臭すぎるオナラで、相手を苦しめる動物です。
第22問 獣半人(チンパンジー)
答えの解説
なるほどと納得できる漢字名でした。これも見たままを漢字名にしたものです。
第23問 鬱金香(チューリップ)
答えの解説
「鬱金」は「ウコン」という意味で、球根が「ウコン」に似ていたことと、「ウコン」には黄色いという意味もあるので、球根を切ると黄色かったことでこの漢字になりました。「香」はいい香りがしたからです。
第24問 鳳梨(パイナップル)
答えの解説
中国では「鳳」は縁起のいい意味で使われていて、パイナップルは古来より金運を上げる効果があるとされたので「鳳」の漢字が使われました。「梨」は味が似ていたからです。
第25問 鬼灯(ほおずき)
答えの解説
形が提灯に似ていて、実が赤くて何だか怪しげだったので「鬼」という漢字が使われました。
第26問 風信子(ヒヤシンス)
答えの解説
ヒヤシンスを中国語で発音した場合の漢字がそのまま当てられています。
第27問 甘藍(キャベツ)
答えの解説
キャベツが日本に入ってきたとき、これが食べられるとは思わなかった人々は葉牡丹と同じ観賞用にしていました。「藍」は「見る」という意味があり、「甘」はそのままで、食べると甘かったことを意味しています。
第28問 土筆(つくし)
答えの解説
その形状が筆に似ていることからつけられました。
第29問 独活(ウド)
答えの解説
「独活の大木」という慣用句で知られている植物です。漢字名の意味はウドは風がないのに動いて見えるらしいので、そこから「独(ひと)りで活動する」から来たようです。
第30問 公孫樹(イチョウ)
答えの解説
イチョウは実をつれるまで長い年月が必要になり、植えてからその人の孫の代くらいにならないと実ができないくらい時間がかかるというところから「孫」という漢字が使われています。
読めそうで読めない漢字クイズ!!【第31~40問】
第31問 仙人掌
ヒント:どこかで見たことがある漢字ですが、普段はカタカナ表記されている植物の名前です。
第32問 鰐梨
ヒント:その形状から漢字が当てられたものですが、読める人はあまりいないでしょう。
第33問 果物時計草
ヒント:この漢字が読めたら自慢してもいいでしょう。普段使われている名前と全く関連性がないように見えるある果物の漢字読みです。
第34問 陸蓮根
ヒント:この漢字も読めたら羨望の眼差しで見られる漢字です。「陸」の「蓮根(れんこん)」という漢字から推察できるかもしれません。
第35問 玉蜀黍
ヒント:スーパーなどでは漢字で表記されている場合もあるので、どこかで見た人もいるでしょうが、なかなか読めない漢字です。
第36問 蒲公英
ヒント:どうやってもそのような読み方はしません。花をつける野草で、名前はほとんどの人が知っています。
第37問 向日葵
ヒント:この漢字も目にする機会が以外に多いと言えます。ただし、これもどうやってもそのような読み方はしないでしょう。
第38問 木耳
ヒント:木に生えている耳のような植物で考えると、答えが分かるかもしれません。通常では耳をこのように読みません。
第39問 甘蕉
ヒント:中国語ではこの植物名をこのように書き、それが日本での漢字名になりました。とてもなじみ深い果物です。
第40問 無花果
ヒント:あまり馴染みのない植物ですが、栄養価が高い果物の名前です。
読めそうで読めない漢字クイズ!!【第31~40問の答え】
第31問 仙人掌(サボテン)
答えの解説
サボテンは水がない場所でも生育でき、その種類には平べったい形状をしたタイプもいます。「掌」は「てのひら」という意味なので、仙人のように水がなくても生きていられる手の平のような植物という意味になります。
第32問 鰐梨(アボガド)
答えの解説
独特の粘り気と甘みのない果物です。「梨」が使われているのは梨のような形をした果物だからであり、「鰐」はその果実の表面がワニの皮のようにザラザラしているからです。
第33問 果物時計草(パッションフルーツ)
答えの解説
時計草とは、紅花のように花の花弁やガクが時計の針のように見えるので、この名前がつけられています。パッションフルーツの花もこの時計草のようになっているので、その花からできる果物なのでこの漢字になりました。
第34問 陸蓮根(オクラ)
答えの解説
オクラの中は空洞になっていて、まるでレンコンのようです。それでいて陸上で実をつけるのでこの漢字になったのですが、読める人はほとんどいないでしょう。
第35問 玉蜀黍(とうもろこし)
答えの解説
イネ科で実が食べられるものを「もろこし」と言いますが、この「もろこし」には漢字があり、「蜀黍」は「もろこし」と呼びます。そこに身が黄金色できれいに並んでいるので、これを「玉黍(たまきび)と言うのでこの「玉」を取って「玉蜀黍」になりました。
第36問 蒲公英(たんぽぽ)
答えの解説
「たんぽぽ」は開花前に採取して乾燥させたものが漢方薬の原料になっていて、それを「蒲公英」といいます。ただし読み方は「ほうこうえい」でそのままの読み方なのですが、それをタンポポの漢字名にしたようです。
第37問 向日葵(ヒマワリ)
答えの解説
太陽に向かって花を咲かせるので「向日」については分かると思います。なぜ「葵」という漢字があるのかというと、この「葵」には「四方に回転して花を咲かせたり実をつける野菜」という意味があるので、他にも同じ動きをする植物には全てに「葵」の漢字が使われています。
第38問 木耳(キクラゲ)
答えの解説
ラーメンなどによく入っている黒いキノコです。クラゲとなっているのは、その食感がクラゲに似ているからであり、木の幹に耳のような形で生息しています。
第39問 甘蕉(バナナ)
答えの解説
「甘」は甘いという意味なので誰でもわかるでしょう。「蕉」とはバショウ科の植物のことを意味していて、バナナはバショウ科なので付いています。
第40問 無花果(イチジク)
答えの解説
イチジクは花を付けずに実ができる果物であり、その生態から漢字名ができています。
読めそうで読めない漢字クイズ!!【第41~50問】
第41問 饂飩
ヒント:日本人なら知っていて当然の料理ですが、漢字で表記していることはほとんどありません。ただ漢字の読み方で何となく分かるかもしれません。
第42問 雲吞
ヒント:料理名で見たことがあっても、どうしてもこのような読み方はしないので分からない人も多い漢字です。
第43問 乾酪
ヒント:字の印象から名前が分かれば納得するでしょうが、普段は使われていない食べ物の漢字での名前です。
第44問 氷菓子
ヒント:これだけ見るとそのまま読めばいいと考えますが、実は普段はカタカナ表記されているお菓子の名前です。
第45問 米粉
ヒント:そのままでも「こめこ」と読めますが、「こめこ」ではなく料理名です。
第46問 粕貞羅
ヒント:漢字名で表記されていることはほとんどありません。でも、読み方で分かる可能性があります。
第47問 牛酪
ヒント:漢字の意味から何となく読み方が推測できるのではないでしょうか。
第48問 心太
ヒント:このような漢字があることは、あまり知られていません。夏になるとよく食べられます。
第49問 扁桃
ヒント:「扁桃腺」で見る機会の多い漢字ですが、これだけで別名があることを知っている人は少ないでしょう。お菓子によく使われる木の実です。
第50問 麺包
ヒント:誰でも知っている食べ物ですが、まさか漢字名があるとは驚いたのではないでしょうか。しかし、漢字の意味から何となく答えが出るかもしれません。
読めそうで読めない漢字クイズ!!【第41~50問の答え】
第41問 饂飩(うどん)
答えの解説
「うどん」という言葉ができたのは定かではありませんが、奈良時代に小麦粉の皮に餡を包んだものが入って来て、これを「混飩」といいました。これが食べ物なので「混」が「餛」になり、うどんが温かいので「饂」になりました。同じように小麦粉を使っているので、この名前になったようです。
第42問 雲吞(ワンタン)
答えの解説
ワンタンはスープに入れられていることが多く、スープに浮かんでいる光景がまるで雲のようだったので「雲」の漢字が使われ、スープなので飲む(呑む)ので「雲吞」になりました。
第43問 乾酪(チーズ)
答えの解説
「酪」は酪農で使われているので牛乳に関係しているのが分かり、その牛乳の水分を抜いてできているので「乾」という漢字が使われています。
第44問 氷菓子(アイスクリーム)
答えの解説
これはアイスクリームの状態をそのまま表している漢字ですが、以外に読めないのではないでしょうか。
第45問 米粉(ビーフン)
答えの解説
この名前の通り、ビーフンは米を砕いて麺にしたものなので、漢字表記はこのようになりました。
第46問 粕貞羅(カステラ)
答えの解説
カステラの正式な漢字名というのは存在しておらず、これは単なる当て字ですが、カステラを漢字表記にする場合にはこの漢字がよく使われています。
第47問 牛酪(バター)
答えの解説
「酪」とは牛などの乳から作った滋養的な飲料のことを意味していて、バターの原料を表しています。
第48問 心太(ところてん)
答えの解説
どうしてこの漢字で「ところてん」と読めるのか疑問でしょうが、「ところてん」は別名を「こころふと」と言うので、それに漢字が当てられました。
第49問 扁桃(アーモンド)
答えの解説
「扁」は「平べったくて薄い」という意味があり、これはアーモンドの形からきています。「桃」はアーモンドの実が桃に似ていたところからきています。
第50問 麺包(パン)
答えの解説
今は漢字名はほとんど使われていません。「麺」は小麦粉に水を加えて練ったものを意味していて、中国では「麺」の中に餡になるものを入れて包んでいたので、このような漢字になりました。
以上、読めそうで読めない漢字クイズ50問でした!!
漢字は文章を作成するために必要になる言葉ですが、現在はカタカナで表記する場合が多くなっていて、漢字が当てられていることが知られていないものがたくさんあります。
漢字の成り立ちには名前そのものに当て字をしたもの、中国語での読み方に漢字を当てたもの、形状や色などから関連する言葉を当てたものなど、その理由は様々です。
しかし、その意味を知れば納得できる場合があり、メールの普及で漢字が再認識されだしているので、更に難読漢字にも目を向けて見ても面白いのではないでしょうか。