今回は、秋の壁画制作におすすめの作品集をご紹介していきます。
秋は上旬ではまだまだ残暑が厳しく、9月ではあまり秋になったことを実感しにくいでしょう。
しかし、周囲に目を向けてみると茶色くなった落ち葉が増えていたり、秋の虫の声が少しずつ聞こえてきたりと、だんだんと秋らしさを感じられる点は見られるようになってきます。
道庁の木々も落ち葉が目立ち、大分秋らしくなってきた。 pic.twitter.com/9UpuJpefYC
— Luftchen (@plummania) October 2, 2019
そしてお月見や、紅葉狩りなど秋の自然に親しむことができる伝統的なイベントもある他、「○○の秋」として様々なものに取り組める時期でもあります。
そこで、秋の壁画には、秋の自然を感じられる作品や「○○の秋」にちなんだ作品を中心に行なうのがおすすめです。
それでは、さっそく秋のおすすめ作品集をご紹介していきます。
デイサービスの壁画レクでお困りの際はぜひ参考にしてみてください!
目次
【高齢者向け】秋の壁面(壁画)製作作品集 15選
【秋の壁画①】紅葉
秋と言えば、綺麗に紅く染まった紅葉の葉が印象的ですね。
遠く山が紅く染まる光景も、近くで見る紅葉もどちらも綺麗ですよね。
そんな紅葉は童謡にもなるほど秋を代表する光景の1つと言えますので、ぜひとも壁画に取り入れたいものですね。
【秋の壁画②】イチョウ
秋は黄色く染まったイチョウの葉も印象的な景色です。
イチョウの木は街路樹にも多いため、車で走りながらでも身近に感じられる秋と言えるでしょう。
また、銀杏も収穫期を迎えることになるため「イチョウの葉よりも銀杏!」という方も見えるかもしれませんね。
【秋の壁画③】赤とんぼ
童謡にもあるとおり、夕焼け空の下を飛んでいるイメージが強い赤とんぼ。
秋になると姿を見せてくれる秋らしい生き物の1つです。
秋の夕方と赤とんぼの組み合わせは絵になりますので、オレンジ色の背景と組み合わせたいですね。
【秋の壁画④】お月見
秋にはお月見もありますので、これも忘れてはいけません。
十五夜の月見が盛んになったのは、平安時代の貴族の間であったと言われています。
それが江戸時代になると、庶民の間にも広まっていきました。
十五夜は稲の収穫の近い時期でもあったため、無事収穫できることを感謝する意味もありました。
【秋の壁画⑤】すすき
お月見にはすすきがつき物ですが、それは何故かご存知でしょうか。
すすきが稲穂に似ていること、魔よけになると言われていることからお月見の際に飾られるようになりました。
何気なく飾っていたすすきにも、ちゃんとした意味があったと知るとまたいっそうお月見が楽しめそうです。
【秋の壁画⑥】キノコ
秋の味覚の1つであるキノコ。
炊き込みご飯や味噌汁の具としても美味しいですよね。
そんなキノコも秋に食べ頃を迎える物も多いため、食欲の秋を表せる良い壁画になるでしょう。
実物のキノコは毒を持っている物もあるため、しっかり調べた上で食べるのはもちろん、不用意に素手で触れないようにも注意しましょう。
【秋の壁画⑦】おじいさんとおばあさん
9月の第3月曜日には敬老の日があります。
施設では毎年、敬老会を計画しているかと思います。
そんな敬老会の雰囲気を演出できる壁画の1つなのではないでしょうか。
敬老会もより一層楽しんでいただけるものを計画したいですね。
【秋の壁画⑧】コスモス
コスモスは漢字で書くと、「秋桜」となることからも分かるとおり秋の花です。
田舎では自生しているものも珍しくないですね。
ちなみに「秋桜」と言えば山口百恵さんの曲のタイトルを連想する方も多いでしょう。
コスモスは外来種であるため、和名として「秋桜(あきざくら)」とつけられていました。
それをコスモスと読ませる当て字が、その曲のヒットと共に広まっていったというわけです。
【秋の壁画⑨】ジャックオーランタン
ハロウィンの時期になると顔になるようにくりぬかれたカボチャを目にするかと思います。
それがジャックオーランタンです。日本で言えば鬼火のような存在なんだとか。
ハロウィンは、元々は古代ケルト人のお祭りでした。
10月31日を1年の終わりとしていて、10月31日の夜には死者の魂がこの世へ戻ってくるとされていました。
死者の魂が戻ってくるという発想は日本のお盆と共通していますね。
ハロウィンの仮装については、「死者の霊と一緒にやってくる悪霊を驚かせて、追い返す」という発想からきているとも言われています。
【秋の壁画⑩】ハロウィンツリー
ハロウィンツリーは日本ではあまり知られていないかと思います。
クリスマスツリーの飾り付けをそのままハロウィン仕様にした物で、ハロウィンが終わると飾り付けをクリスマス仕様に入れ替えるのだとか(*^^*)
てっぺんの星をジャックオーランタンにしてみるなど、ハロウィンらしい飾り付けを楽しむのにはちょうど良さそうですね。
【秋の壁画⑪】彼岸花
田んぼの周りなどによく咲いている秋の花ですね。
都市部ではあまり見かけないかもしれませんが、田舎では秋に道を歩いていれば当たり前のように見かける身近な花と言えます。
しかし、彼岸花は綺麗な花でありながら死を連想させるような不吉なイメージ、マイナスイメージを持たれている花でもあります。
それは彼岸花が毒を持つ花であることから迷信が広まっていったからとも言われています。
ちょっと気の毒な気もしますね。
【秋の壁画⑫】菊
秋の花と言えば、菊も定番で人気も高いものになります。
奈良時代に中国から日本に伝わったと言われており、室町時代には足利将軍に菊の花が贈られたとの記載もある程、長年日本で親しまれてきました。
ポットマムという鉢植え用の菊も、手軽に楽しめることもあり近年は人気を集めています。
【秋の壁画⑬】運動会
スポーツの秋!と言うことで、施設でも運動会行事は計画しているかと思います。
中にはお孫さん・曾孫さんの運動会の応援に行く方も見えるのではないでしょうか?
今回はそんな運動会らしい光景を描いた壁画になっていますよ。
【秋の壁画⑭】ブドウ
秋の味覚の果物であるブドウは、9月が旬です。
美味しいブドウの収穫が体験できるブドウ狩りも人気のイベントの1つですね。
そんなブドウですが、実は日本神話やギリシャ神話にも登場しておりかなり古くから人間と関わりがある果物なんです。
【秋の壁画⑮】落ち葉のリース
夏までは青々とした葉をつけていた木々も、秋になると枯れ葉が目立ちどんどん葉が落ちていきます。
地面に落ちている落ち葉は紅葉やイチョウのような華やかさはありませんが、秋らしい光景の1つです。
今回はそんな落ち葉を模したリースになっています。
ちょっと渋い雰囲気もまた良いものですね。
以上、秋の壁面製作としておすすめの壁画作品集でした!
このように秋は暑い夏が過ぎ、過しやすくなると共に「○○の秋」を見たり、体験したり、味わったりと様々な経験ができる季節であるとも言えます。
今まで暑くて控えめだった外出行事などに出かけるのにもちょうど良い時期であり、施設内で壁画として楽しむだけではなく、実際に肌で季節を感じてそれをまた壁画に取り入れることもできそうですね。
それでは、秋らしい壁画作成をぜひ楽しんでください。