ペットボトルのキャップは、普段は意識せずに捨ててしまいがちなものではありますが、工作をする場合かなり優秀な素材に変身します。
最近母親がちまちまペットボトルのキャップとか使って工作してるんだけどかわいい帽子が生まれている👒 pic.twitter.com/iJmq8T93Oy
— 🥐黒川⚢🦋WX学園祭配布出展 (@kurosaan) August 1, 2019
1つ1つが小さなパーツであるため、複数用意したり他の材料と組み合わせることが基本になりますが、その分、小さく丸い形を活かした小物にも活用できる魅力があります。
今回は、そんなペットボトルのキャップを活用した工作集をご紹介していきます。
目次
高齢者向け!!ペットボトルキャップ工作集【10選】
①ハンドスピナー
一時期インターネット上で話題になり、若い世代を中心に話題になった玩具です。
利用者のみなさんもブームの際に店頭で見かけるなどして、何となく知っている方も見えるでしょう。
手に上で回すだけのシンプルな玩具なのですが、これが意外と面白くてハマってしまいます。
そんなハンドスピナーも手作りできたら、より愛着を感じてしまいそうですね。
ただし、桐で穴を空ける作業がありますのでそれに関しては、あらかじめ職員さんで穴を空けて用意しておいてください。
②麦わら帽子
小さくて可愛らしい麦わら帽子です。ペットボトルのキャップと厚紙を組み合わせたものが骨組みになります。
そこに麻縄を巻き付けていくのですが、ちょっと細かい作業です。
とは言え、針も使わないので縫わずにつくることができる手芸作品としてもおすすめできる作品の1つではあります。
リボン部分を他の色や柄の布を巻くようにするだけで、少し印象が変わります。
単体で飾っておくだけでもお洒落ですが、複数並べるとより可愛らしさが際立ちますよ(*^^*)
③フェルトケーキ
ペットボトルのキャップとフェルトを組み合わせることで、小さくて可愛らしいケーキを作ってみましょう。
茶色はチョコレート、白は生クリーム、赤はイチゴといったように様々なフェルトをその色から連想できる食材に見立てて組み合わせていきます。
ペットボトルのキャップにはめ込むようにして組み立てていくので、これもお手軽な手芸と言えます。
思わず食べちゃいたくなってきそうですね。
利用者さんがそれぞれご自分やご家族が好きなケーキをイメージして作れると良いですね。
④カレンダー
小型のコルクボードや黒板と組み合わせたカレンダーです。
ペットボトルのキャップに数字を書くことになるため、ここでは無地の白いキャップを用意するのが望ましいです。
ボードにピンを指して、そのピンに数字を書いたペットボトルのキャップを引っかける形になっています。
そのため、曜日の切り替えも簡単にできますし「今月は1日が〇曜日から始まるな」というのを判断して並べ替えるという、ちょっとした脳トレにもなりそうです。
紙のカレンダーとは違った魅力を感じますね。
⑤ピンクッション
少し縫う作業が必要ではありますが、そこまで複雑な縫い方をするわけではない作品です。
裁縫をされる方にとっては身近な存在ですので、それを手作りすることができるとなれば、楽しみが広がりそうですね。
裁縫をしない人でも、コルクボードに張り紙をする場合は「余ったピンを刺して置いておく」といった使い方をすると、ちょっとお洒落な雰囲気も出せそうです。
好みの布で好みの柄の物を作ることができれば愛着もわきますね。
⑥マグネット
冷蔵庫に張り紙をしているご家庭は多いかと思います。
その際に欠かせないのがマグネットですよね。
可愛らしいキャラクター物など、様々なマグネットが売られていますが、手作りで自分好みのオリジナルのマグネットまで作れてしまいます。
実用性の高いグッズなので愛着がわきそうですね。
⑦オセロゲーム
誰もが知っているゲームであるオセロ。
シンプルなルールですが、奥深いものですよね。
そんなオセロゲームもペットボトルの蓋とシールなどを組み合わせれば、手軽につくることができます。
完成したらもちろん、遊んで楽しむことができるのでレクに活用することもできます。
ペットボトルのキャップも無地の白い物を活用することができれば、少しではありますが手間を減らすことができますよ。
⑧スタンプ
ペットボトルのキャップに食品トレーを組み合わせることで、オリジナルのスタンプをつくることができます。
ただし、トレーをハサミでカットして活用する形になるため、あまり複雑な形でつくるのは難しいでしょう。
しかし、星やハートといったシンプルなものであれば手軽につくることができるため「カレンダーや手帳の予定欄に目印として押しておく」といった活用ができそうです。
こちらもペットボトルのキャップを活用したマグネットなのですが、立体的な作品になっています。
1つ目の動画のマグネットよりも細かい作業にはなりますが、100円ショップでも手に入る小型の造花を使うことで元々がペットボトルのキャップだとは気づけない程の物が完成しますよ(*'▽')
⑨ヨーヨー
ヨーヨーと言えば、玩具ではありますがかなり高度な技術を要求される技も存在し、それらを競う競技としても人気があります。
実はヨーヨーは人形の次に古くから存在する玩具なのではとも言われており、古代ギリシャには既にヨーヨーに似た物が存在していたとも言われています。
そんなヨーヨーですが、実はペットボトルのキャップを活用して作ることもできます。
流石に世界に通用する技を繰り出すには不向きかとは思いますが、懐かしい玩具として触れる分には十分な作品になってくれるでしょう。
ヨーヨーで遊んだ思い出を振り返ってみるのも楽しいでしょうね。
穴を空ける作業は事前に職員さんでやっておくと安全かつスムーズです。
⑩アクセサリー置き
指輪やイヤリングなどの小さなアクセサリー、顔を洗ったりお風呂に入ったりする時は当然外すわけですが、テーブルの上にそのまま置いておくのはちょっと味気ないですよね。
それに無意識のうちに適当に置いてしまい、「どこに行ったんだ」と探し回る経験をしたことのある方は少なくないでしょう。
そんな小さなアクセサリーも、ちょうど良い入れ物・置き場があれば意識して置くことができるので紛失も予防できますし、置いておくだけでもちょっとお洒落です。
そんなアクセサリーを置くのにもちょうど良い作品がこれになります。
そんなに多くの布を必要とはしない作品なので、ハギレを活用する有効手段でもあります。
さいごに
いかがだったでしょうか?
このようにペットボトルのキャップは、その小ささを活かすことで作り上げることができる作品に生まれ変わることができます。
中には元々ペットボトルのキャップだったことを言われないと分からない程の作品もありますね。
ちょっと細かい作業になる傾向もありますが、手先を動かす良い機会にもなります。
ぜひ、ペットボトルのキャップにも注目して工作レクを検討していただければと思います。