【高齢者向け5月の歌 25選】5月に歌いたい童謡曲など!!介護施設でおすすめ!

 

5月と言えば、大型連休のゴールデンウイークがやってくるため、子どもたちだけではなく社会人にも嬉しい時期です。

 

5月病なんていうマイナスイメージの言葉もありますが、5月と言えば日本の伝統行事である端午の節句も忘れてはいけませんよね。

 

 

今回は、高齢者向け5月の音楽レクリエーションにおすすめの曲をご紹介します。

 

是非デイサービス施設などでご活用ください。

 

【高齢者向け】5月におすすめ!!歌いたくなる歌 25選

【5月の歌①】背くらべ

♪背くらべ - Sei Kurabe|♬はしらのきずは おととしの♫【日本の歌・唱歌】

 

端午の節句の様子が描かれた童謡ですね。

 

柱の傷がなぜ、「おととしの」なのかと言うと作詞者が地元を離れて暮らしており、年の離れた幼い弟への想いが込められていると言われています。

 

そう聞くとなんだかちょっと切ない雰囲気も感じますね。端午の節句の伝統的な歌として語り継いでいきたい1曲と言えるでしょう。

 

【5月の歌②】こいのぼり

♪鯉のぼり - Koi Nobori|♬やねよりたかい こいのぼり おおきいまごいは おとうさん♫【日本の歌・唱歌】

 

少子化が進む現代、昔よりも空を泳ぐこいのぼりの姿を見かけることも減って来ているように感じますね。

 

ちょっと寂しさも感じますが、アパートなどのベランダにも飾られる小型タイプも広まっていたり、大きな公園などでは池の上にたくさんのこいのぼりが吊るされている光景を見ることもできます。

 

時代は変われど、伝統として愛されていることは変わりないようにも感じますね。 

 

【5月の歌③】きんたろう

♪金太郎 - Kintaro|♬まさかりかついで きんたろう くまにまたがり おうまのけいこ♫【日本の歌・唱歌】

 

いくつかある五月人形の中には、金太郎の人形もありますよね。

 

金太郎のように元気で心優しい男の子に育ってほしいという願いが込められているそうです。

 

ということで、昔話の金太郎を題材にした童謡なのですが、実はこの曲歌詞を微妙に間違えて覚えている人も多いのだとか・・・。皆さんが覚えている歌詞は正しい物だったでしょうか?

 

この機会に改めて確認もしながら歌ってみましょう。

 

【5月の歌④】茶摘み

♪ 茶つみ (夏もちかずく八十八夜)

 

歌詞にある「夏も近づく八十八夜」。これは立春から数えて88日目を指しており、それが52日なんです。まさにこの時期を歌った曲ですね。

 

この曲を使った手遊びも有名なので、レクリエーションの時間にそれを行った経験のある方も見えるかもしれません。

 

ちなみに、明治時代の音楽の教科書が初出だそうです。やはり伝統的な曲ですね。

 

【5月の歌⑤】夏は来ぬ

夏は来ぬ

 

タイトルに「夏」と入ってはいますが、歌詞の中では5月の田植えの時期のことが歌われています。

 

夏が近づいてきているこの季節に改めて触れてみたい曲なのではないでしょうか? 

 

【5月の歌⑥】かあさんの歌

かあさんの歌(歌詞付) Song of the mother

 

512日は母の日です。母親のことを歌った曲はいくつもありますが、利用者の皆さんの世代の方にとってはこの曲がすぐに思い浮かぶはず。

 

切なく心に染みる曲ですね。利用者の皆さんのお母様はどんな方だったでしょうか?この曲を歌っていると幼い頃の思い出がよみがえってくるでしょう。

 

【5月の歌⑦】心の旅

心の旅

 

516日は旅の日です。松尾芭蕉が「奥の細道」への旅に旅立った日とされています。

 

「旅」ということから昭和の名曲としてテレビでも上がることの多いこの曲に改めて触れてみましょう。

 

チューリップさんの3枚目のシングルであるこの曲ですが、これがヒットしなかったら地元に帰るという話も出ていたのだとか・・・。

 

【5月の歌⑧】案山子

案山子       さだまさし

 

田植えの時期を迎えた5月、田んぼに立つ案山子の様子が画になりますね。

 

案山子と言えばこの曲、さだまさしさんの「案山子」です。都会で暮らす弟に向けた故郷で暮らす兄からのメッセージといった曲です。

 

利用者の皆さんには遠く離れて暮らす兄弟姉妹はいらっしゃるでしょうか?そんな話をするきっかけにも良いかもしれませんね。

 

【5月の歌⑨】さとうきび畑

沖縄 さとうきび畑 ちあきなおみ

 

森山良子さんの曲でNHKみんなの歌として流れたこともあります。

 

1972515日は沖縄が日本に返還された日です。それにちなんで沖縄と戦争に関係の深いこの曲に触れてみましょう。

 

実は全部通して歌うと10分を超える大作になっています。テレビでは全部を流すのが難しいので、このことを知らない方も多いかもしれませんね。

 

【5月の歌⑩】田植え

田植

 

昔は当たり前だった手で行う田植え。現代では機械の発達によってその光景もかなり少なくなりました。

 

しかし、農家として生活されてきた利用者さんにとってはそれは懐かしい光景でもあるのではないでしょうか?

 

もしかしたらこの曲も農家さんはよくご存じかもしれません。美味しいお米が当たり前のように食卓に並ぶことにも改めて感謝しなければいけませんね。

 

【5月の歌⑪】鯉のぼり

~鯉のぼり(いらかの・・・)~ 倍賞千恵子

 

読みは「こいのぼり」と言う点は先にご紹介した曲と共通ですが、この曲のタイトル表記は「鯉」と漢字になっています。

 

こいのぼりを題材にした楽曲としては先に紹介した方が有名で、こちらは若い世代の方や今の小さな子どもたちは知らない方も多いようです。

 

利用者の皆さんであればこの曲もご存知かと思いますが、皆さんにはどちらの曲の方が身近だったでしょうか?そんな話を聞いてみても良いかもしれませんね。

 

【5月の歌⑫】5月の別れ

5月の別れ

 

井上陽水さんの曲です。曲としては1993年と、平成に入ってからの曲ですがビールのCMにも使われていたことを覚えている利用者さんもいらっしゃると思います。

 

別れとタイトルに入ってはいますが、単に寂しい曲と言う印象ではなくどこか爽やかな雰囲気も感じられる曲ですね。

 

【5月の歌⑬】池の鯉

池の鯉

 

「出て来い 出て来い 池の鯉」という歌詞が印象的な響きですね。「来い」と「鯉」で韻が踏まれているのにお気づきかと思います。

 

観賞用としても人気の鯉ですが、実は日本の在来種と外来種の両方がいることはご存知でしょうか?

 

端午の節句でお馴染みなのはこいのぼりですが、実際の鯉について調べて見るのも面白いですよ。

 

【5月の歌⑭】アイスクリームの歌

【童謡】アイスクリームの歌♪

 

59日はアイスクリームの日です。

 

アイスのシーズンインとなる連休明けに「アイスをたくさんの人に楽しんでもらいたい」ということから東京アイスクリーム協会(現在は日本アイスクリーム協会)が、様々な施設にアイスを送りました。

 

それが東京オリンピックが開催された昭和39年の出来事です。利用者の皆さんはこのことを知っている方も見えるかもしれません。

 

確かに徐々に気温も上がってきたこの季節、アイスクリームを食べたくなってきますよね。

 

【5月の歌⑮】鳥の詩

鳥の詩 杉田かおる

 

510日から16日の1週間は愛鳥週間です。野鳥保護思想普及のために設けられました。

 

利用者さんの中にはバードウォッチングの経験者の方も見えるかもしれません。

 

普段の生活の中ではあまり意識していない野鳥ですが、皆さんの地元にはどんな野鳥が生息しているのか、関心を持つきっかけとしても良いかもしれませんね。

 

そんな鳥に関する週間にちなんで、杉田かおるさんの「鳥の詩」はいかがでしょうか?彼女が出演していたドラマの挿入歌でした。

 

【5月の歌⑯】かっこう

かっこう 小林純一日本語詞・ドイツ民謡 The Cuckoo

 

こちらも愛鳥週間にちなんだ曲です。かっこうは5月頃になると日本に渡ってくる夏鳥です。夏が近づくこの季節にやってくるので、夏を告げる存在とも言えるでしょう。

 

そんなかっこうが登場する曲と言えばこれですね。

 

【5月の歌⑰】ぼくんちのチャボ

ぼくんちのチャボ

 

愛鳥週間ということで、鳥に関する曲をもう1つ。

 

NHKみんなの歌で流れていた曲です。家で飼っているチャボをコミカルに表現した曲です。

 

ニワトリと言えば、小学校で飼われる動物の定番ですが昔は飼っている家も珍しくはなかった地域もありました。特に農家さんだと飼っていた方は多そうですね。

 

みなさんのご家庭ではどうだったでしょうか。

 

【5月の歌⑱】ゆりかごの唄

ゆりかごのうた

 

有名なこもりうたの1つです。

 

母の日と言うことで、この曲を息子さん・娘さんに歌った思い出が蘇る方も見えるかもしれませんね。

 

ちなみに歌詞に登場する「木ネズミ」とは、ドラえもんが苦手なネズミではなく、リスを指しています。

 

【5月の歌⑲】ザリガニのうた

ザリ王・村上幸平『ザリガニのうた』MV

 

1927年5月2日、この日は日本にアメリカザリガニが持ち込まれた日であり、ザリガニの日とされています。元々は食用として養殖されていたウシガエルの餌として輸入されましたが、どちらも逃げ出した個体から繁殖し現在に至っています。

 

ザリガニと言えば、知る人ぞ知る芸能界一のザリガニ好きである俳優の村上幸平さんという方がいます。そんな彼がつくったのがこの曲。

 

特に男性の方は昔、ザリガニ取りに夢中になった経験を思い出しそうな楽しい曲ですよ。

 

【5月の歌⑳】相馬盆唄

錦美会 (沢田藍) / 相馬盆唄 (福島県民謡)

 

福島県相馬地方に伝わる民謡です。美空ひばりさんなど数名の大物演歌歌手が歌ったこともあり、盆踊りの曲としても全国的に知られるようになりました。

 

しかし、元々はお米の豊作を田んぼの神様に感謝するものだったので、田植えの時期である5月にもぴったりなのではないでしょうか。

 

【5月の歌㉑】子どもの日のうた

童謡 子供の日の歌

 

タイトルの通り、子どもの日に関する曲になっています。

 

どこか懐かしさを感じるだけではなく、5月らしい爽やかな雰囲気です。若い職員さんだと、知らない方も多いかもしれませんね。

 

【5月の歌㉒】ぼんち可愛いや

博多どんたく ぼんちかわいや

 

福岡県福岡市で毎年5月3日と5月4日に開催される「博多どんたく」というお祭りの曲です。

 

一番の歌詞のみ、1フレーズごとの末に来る文字が次のフレーズの出だしに来る「しりとり歌」になっています。この曲が作られた明治時代では1番のみでしたが、大正時代になってから2番以降が作られたと言われています。

 

お祭りに行ったことのある方にとっては懐かしく感じ、知らない方にはお祭りの気分を少しでも味わえるのではないでしょうか。

 

【5月の歌㉓】パタパタママ

Myポンキッキーズ パタパタママ

 

「ひらけ!ポンキッキ」という子ども番組で流れていた曲です。

 

子どもの視点から母親の家事をする様子などが明るく楽しい曲で描かれています。当時は保護者からの支持も高く、番組を代表する曲の1つでもありました。

 

家事も、実際に親になってやってみると子どもの視点で見ていた頃より大変であることが実感できますよね。

 

【5月の歌㉔】すかんぽの咲く頃

すかんぽの咲く頃

 

「すかんぽ」とは田畑の土手や道端に多く自生し、花は春から初夏にかけて咲く植物です。この時期の新芽は食べることもできるそうです。

 

また、歌詞に登場する「ジャワ更紗」。これはジャワ更紗に、すかんぽに似た模様が含まれているからとも言われています。

 

【5月の歌㉕】緑のそよ風

日本の童謡 みどりのそよ風

 

1948年1月にNHKラジオで発表された曲です。明るく爽やかな曲となっておりこの季節にはぴったりです。

 

作詞は「雀の学校」などの作詞も手がけた清水かつらさん、作曲は「夕焼け小焼け」「どこかで春が」などを手がけた草川信さんです。

 

以上、高齢者向け5月におすすめの歌でした!

 

さいごに

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

翌月には梅雨入りを控え、夏が迫っている時期である5月。

 

伝統的な行事である端午の節句だけではなく、移り行く季節を感じやすい時期でもあるため、音楽でもそのような夏の足音が聞こえてきそうな物も楽しむことができます。

 

ぜひ、音楽レクリエーションとしてこれらの曲に触れてみてください。

 

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