こんにちは!
IQクイズの2回目は、解けたら天才の難問ばかりです。
前回、初めてのIQクイズで面食らった人も、かなり慣れてこられたでしょうから、今回の難問にも、ぜひ挑戦してみてください。
高IQと言えば、『メンサ』という国際的な組織があって、全人口の2%に当たる少人数しか入会できない、難しい試験で知られていますね。
ジョディ・フォスターやスティーブ・マーティンが会員なのだとか。
日本には、三千人の会員がいるそうです。
これで訓練して挑めば、その3000人のメンサメンバーの仲間入りかも!?
解けないまでも、解き方を見ているだけで十分楽しいので、取り組んでみましょう!(メンサ最低IQ:140、人類最高IQ:200)
目次
【IQクイズ】超難問問題!!あなたは何問解ける?全10問
今回のクイズでは、
1~5問正解 :IQ=120~140で、頑張ればメンサ入り
6~8問正解 :IQ=140~160で、あなたに国の将来がかかっている
9~10問正解:IQ=160~180で、末は博士か大臣か
となっています。
あなたは何問解けるかな(^^)??それではどうぞ!
第1問 IQ:120
ここに、1円玉・5円玉・10円玉が、全部で20枚あります。
合計70円にするには、1円玉・5円玉・10円玉、それぞれ何枚ずつになるでしょう?
第2問 IQ:150
部屋Aには、スイッチが3つあります。
部屋Aの3つのスイッチは、隣の部屋Bにある3つの電球に、それぞれつながっています。
どのスイッチが、どの電球に対応しているのかは分かりません。
いったん部屋Aから出ると、部屋Bには行けますが、戻ることはできません。
あなたは今、部屋Aにいます。
部屋Aの3つのスイッチが、部屋Bのどの電球につながっているのかを知りたいとき、あなたは、どのような行動を取ればいいでしょうか?
第3問 IQ:160
目の前にある道路は、30分以内に車が通る確率が、95%です。では、10分以内に車が通る確率はいくつ?
第4問 IQ:130
A君、B君、C君の3人が明日会おうということになりました。
しかし、それぞれ以下のような主張をしました。
A君「晴れだったら行きたくない」
B君「雨だったら行きたくない」
C君「曇りだったら行きたくない」
雪やみぞれにならず、晴れ・雨・曇りの天気が一日中続くとして、どうすればこの3人は会うことができるのでしょうか?
第5問 IQ:140
ある船に、羊が26頭、ヤギ10頭が乗っています。
この船の船長の年齢を答えなさい。なお、この問題文に誤りはありません。
第6問 IQ:140
ここに3人の子供がいます。
彼らからヒントをもらい、Aさんがみんなの年齢を当てるゲームを始めることにしました。
一人目の子供「みんなの年齢をかけると、72になるよ!」
A「うーんまだ、分からない・・・」
二人目の子供「みんなの年齢を足すと、今日の日付になるよ~!」
A「うーん、難しい…まだ分からない」
三人目の子供「一番年齢が高い子だけ、アイスクリームが好きだよ!」
A「そうか、ようやく分かった」
子供3人のそれぞれ年齢はいくつになるでしょうか?
第7問 IQ:160
ここに、白玉20個と黒玉13個が入ったカバンがあります。
バッグからランダムに玉を2個、取り出します。
もし玉の色が同色なら、白い玉1個をカバンに入れ、もし玉の色が違ったら、黒い玉1個をカバンに入れます。これを繰り返します。
一度取り出した2つの玉については、カバンの中には戻さないので、カバンの中の玉は減り続けます。
さて、ここで質問。カバンの中に最後に残る玉は、何色になるでしょうか?確率と一緒にお答えください。
第8問 IQ:190
赤い切手と緑の切手がそれぞれ4枚ずつあります。
これらをA君、B君、Cさんの3人に見せた後、それぞれのおでこに2枚ずつ、ランダムに切手を貼り付けます。
残った2枚の切手は、捨てます。
3人は、自分のおでこの切手2枚の色は分かりません。しかし、他の人の切手の色はわかります。
彼らに自分のおでこに貼られた切手の色が何色かと順番に聞いていきました。
A「分からないに決まってるよ...」
B「分かるはずないだろ!」
C「分からない」
A「まだ、分からない」
B「!分かった」
さて、B君の2枚の切手の色は何色でしょうか?
今回の最難問です。
第9問 IQ:150
たくさんのコインがテーブルの上に置かれています。
10枚のコインだけが表になっており、残りはすべて裏の状態です。
目を隠した状態で、コインを2つのグループに分けます。
ただし、2つのグループは互いに「表のコインの枚数」が同じにならなければいけません。さて一体どうすればいいでしょうか?
第10問 IQ:105
さあ、最終問題です。これまで、難しすぎて放棄されてきた方もおられるでしょうが、これを解いて、気持ちよく終わりましょう。
ボールペンと消しゴムの値段は、合計で110円です。
ボールペンの値段は消しゴムよりも100円高いのですが、このとき消しゴムの値段はいくら?
【IQクイズ】全10問!答え合わせ
第1問の答え
答えの解説
1円玉⇒10枚・5円玉⇒8枚・10円玉⇒2枚が正解。
ポイントは、70円という数字は「0」が付くので「1円玉4枚」などとすると、残りの5円と10円では「0」が付く数字を作れないこと。
全部で20枚なので、1円は、5か、10か、15枚のどれかになりますね。
もう1つのポイントは70円に対する考えです。
・10円×20枚⇒200円
・5円×20枚⇒100円
とするとオーバーになります。
なので、1円玉が、4つのうちで一番多い枚数になることが予想できます。
なので、1円玉は10枚または、15枚のどちらか。
試行錯誤の力で、範囲を狭めていけますね。
第2問の答え
答えの解説
3つのスイッチをそれぞれ「A1」「A2」「A3」としましょう。
まず、「A1」のスイッチだけオンにする。このとき「A2」と「A3」はオフにしておきます。
数分経過した後、「A1」のスイッチを切り、「A2」のスイッチを入れる。その後、すぐに部屋Bに行くのです。
灯りがついている電球は、「A2」スイッチとつながっています。
灯りが消えていて冷たい電球は「A3」スイッチとつながっており、灯りが消えていて温かい電球は「A1」スイッチとつながっているのです。
「点灯」「発熱」という特性を持つ電球を、うまく活用することで、「視覚」に加え「触覚」のパラメータを増やす。賢いですね。
第3問の答え
答えの解説
64%が正解です。
95を3で割って、32%くらいなのではありませんよ(*_*)。
30分以内に車が通る確率は0.95です。一方、通らない確率は0.05。
なので
(10分以内に車が通る確率)=1-(10分以内に車が通らない確率)です。
ところで、
「30分以内に車が通らない」⇒「10分以内に車が通らない」×3。
これを数式で表現すると、
(10分以内に車が通らない確率)の3乗=(30分以内に車が通らない確率)
この右辺が0.05になるので、(10分以内に車が通らない確率)=0.36となります。
よって、(10分以内に車が通る確率)=1-0.36=0.64が正解。
第4問の答え
答えの解説
晴れだったらA君の家で、雨だったらB君の家で、曇りだったらC君の家で会う。
第5問の答え
答えの解説
これは、ある学校で実際に出題された問題です。
このテストを受けた受験生たちも困惑したのです。
この問題を見せられた周囲の人々も同じでした。この短すぎる不可解な問題は、いったい何を問いにしているのでしょうか?
「船長は大人でなければならないので、少なくとも18歳である」という答えがありましたし、積載量の重さと、それに見合う船の免許最低年齢とを算出して、23~28歳という回答もあったそうです。
答えは、「分からない」。これが正解です。しかし、回答者の中には、2つの数字を足したりして、もっともらしい答えを書いた人が少なくなかったのです。
正解を導くには、情報が足りない。知能が高いということは、理性の教えるところに、忠実に従うということです。そこには、意志も関係してきます。どんな権威も、誤る場合がある。知性は、暴力や組織に屈服してはいけないのです。
第6問の答え
答えの解説
三人の子どもの年齢の組み合わせは、全部で12通りです。
(1・1・72)(1・2・36)(1・3・24)(1・4・18)(1・6・12)(1・8・9)(2・2・18)(2・3・12)(2・4・9)(2・6・6)(3・3・8)(3・4・6)
この中で、足し算をして「今日の日付と同じになる」に対して、Aさんは答えを導き出せなかったということは、和が同じになる2組、(2,6,6)と(3,3,8)のどちらかが正しい。
そして、子供の最高年齢者は1人だけであるということから、正解は(3,3,8)となります。
第7問の答え
答えの解説
間違いなく黒玉が残ります。これは、確率の問題ではありません。
玉を取り出したとき、次のように入れ替わります。
①白・白→白
②黒・黒→白
③白・黒→黒
注目する点はは黒玉の減り方。
カバンの中から黒玉が減るのは、②のみです。
黒玉は、2個同時の時にしか減りません。はじめの時のカバンは白が20個、黒が13個。
つまり、黒玉は絶対に奇数個がカバンの中に残ることになります。
黒玉は2個ずつ減っていき、最終的には白が1個、黒が1個になります。
その後、とりだす玉の色が白と黒になるので、黒玉をカバンへ。
ちなみに、白玉は必ず1個ずつ減っていきますね。これも、あれこれ場合分けする間に、本質を見抜く種類の問題でしたね。
第8問の答え
答えの解説
どの人も自分の切手が何色なのかわかる組み合わせがあります。
「自分以外の2人の切手が、すべて同色」の場合です。このとき、解答順が回ってきた人は、すぐに自分の切手の色が分かります。これがすべてのはじまりになります。
最初の発言から、BとCの4枚の切手は「すべて同一色」という訳ではないということ。BとCの発言からも、そのことだけしかわかりません。この時点で分かっていることは、「同一色4枚の切手を持つ2人の組み合わせは存在しない」ということ。
しかし、2度目のAが「分からない」と言った瞬間、Bは以下のように考えます。
「もし自分が赤・赤の場合、Aは2回目の解答で『もし自分が赤・赤だとすれば、赤は4つ出ており、Cは自分の切手が緑・緑だと分かる。でも、Cは分からないと発言した。ということは自分は赤・赤ではない。そしてこのことは、緑・緑の場合も同じだ。自分の切手は赤・緑』となり、2回目の時も「自分の切手は赤・緑」という正解になるはずだ。
でも、Aは2回目も『わからない』と話した。となると『自分が赤・赤の切手を持っていれば』という仮定が間違っていることになり、これは『自分が緑・緑の切手を持っていれば』という仮定も同じ。よって、自分の切手は「赤・緑」となる。
二重仮定でも、パターンが限定されているので、突き詰めることが可能なのですね。これはかなりの歯応えでした。
第9問の答え
答えの解説
まず、コインを「10枚グループ」と「それ以外のグループ」の2つにわけます。
ここで、10枚グループにある表のコインの枚数をaとします。すると・・・
・10枚のコイン:表がa枚
・残りのコイン:表が10-a枚
この状態で「ランダムに選んだ10枚のコイン」グループのコインを全てひっくり返します。
表のコインがa枚ある10枚のコインを裏返すと、表のコインの枚数は10-a枚になります。
これで、見事に2つのグループの表のコインが同数になっています!
2つのグループはお互い「表のコインの枚数」が同じにならなければいけないとありますが、それは「表が5枚ずつのグループに分けなければならない」という意味ではないことを見抜く柔軟な発想が必要です。
第10問の答え
答えの解説
消しゴムの値段は、5円です。
10円だと思われた方、注意力を発揮して、踏みとどまりましたよね?!それだとボールペンが110円になり、合計で120円になっちゃいますね。もし検算する癖がついている方なら、すぐにカラクリに気づいたでしょう。あら、ちょうど問題の参考IQが、ボールペンの値段になっていますね。
以上、IQクイズ10問でした!お疲れさまでした!
いかがでしたでしょうか?
人間の脳は、鍛えれば鍛えるほど、強く深くなっていくものです。
生まれつきの才能は、もちろん関係しますが、知能は訓練することで、ある程度強くなっていくもの。
ぜひ、難しい問題に出会ったときでも、ここで覚えた論理力や発想力を利用して、対応してみてください。
メンサでは、知能を深め、平和に有効に利用することを目的としています。せっかくの優れた知能も、人類の益のために使わなければ、意味がありません。
知能の深い人ほど、正しい人であってほしいものです。
そんな思いを込めながら、今回は閉じることにしましょう。それでは!