
お盆の期間は、全国各地でご先祖様を迎え入れて送り出すためのお祭りやイベントが各地で開催されます。
お盆と言えば夏の風物詩でありご先祖様をお迎えする大切な期間でもあります。家族や友人とお過ごしされる方も多いと思います。
お盆の時期は、イベント事が沢山あって忙しいですが、まだまだ暑くて夏バテしそうですよね・・・!
熱中症で体調を崩されている方も多いのではないでしょうか?出来れば、少しでも涼しく快適にお盆の期間を過ごしたいですよね!
今回は、そんな暑いお盆に解きたい雑学クイズを20問ご紹介します。
クイズを通してお盆の事や夏の雑学を楽しく学んでいただけたら嬉しいです。
それでは、クイズスタートです!
目次
高齢者向け!!お盆に解きたい雑学クイズ問題【前半10問】
第1問
8月上旬に眠気を人形(ひとがた)の形代(かたしろ)に移して川に流す祭りをなんというでしょうか?
① 布団流し
② 睡魔流し
③ 眠り流し
第2問
盆菓子として並べられるお菓子で、デンプンの粉に水飴や砂糖を混ぜて着色して乾燥させた干菓子(ひがし)の名前は?
① 落雁(らくがん)
② 八ツ橋
③ 石衣(いしごろも)
第3問
日本で花火を初めて観た人物は誰でしょうか?
① 織田信長
② 徳川家康
③ 豊臣秀吉
第4問
お盆のお供え物でキュウリは馬をナスは何を表しているでしょうか?
① 牛
② 鳥
③ 亀
第5問
お盆が始まる13日を何というでしょうか?
① 初入り盆
② 送り盆
③ 迎え盆
第6問
五山の送り火は、どこで行われる行事でしょうか?
① 青森県
② 京都府
③ 愛知県
第7問
熱中症対策として冷やすと良い場所はどこでしょうか?
① 頭
② おでこ
③ 首筋
第8問
8月中旬に観る事が出来る流星群の名前は何でしょうか?
① しぶんぎ座流星群
② ペルセウス座流星群
③ ふたご座流星群
第9問
夏に人気のかき氷は何時代から食べられていたでしょうか?
① 江戸時代
② 平安時代
③ 明治時代
第10問
お盆が始まる13日の夕方に先祖が道に迷わないように門前で火を焚くことを何というでしょうか?
① 案内火
② 迎え火
③ 仏の火
高齢者向け!!お盆に解きたい雑学クイズ問題【前半の答え】
第1問 ③ 眠り流し
答えの解説
眠り流しは、8月上旬に各地で開催される七夕行事の一つとなっています。
暑い夏の日の農作業中に襲ってくる睡魔を人形(ひとがた)の形代(かたしろ)に移して川や海に流します。特に東北地方で盛んに行われます。
第2問 ① 落雁(らくがん)
答えの解説
落雁(らくがん)は盆菓子として盆棚によく並べられる干菓子の一つです。
しかし宗派によって異なる為、団子や違うお菓子が供えられている場合もあります。
悩んだ場合は故人の好物を供えても良いと言われています。
お盆の時期になると色とりどりの落雁(らくがん)が売られています。
第3問 ② 徳川家康
答えの解説
日本で初めて花火を観た人物は徳川家康だと言われています。
1600年代外国製の花火が日本に持ち込まれ徳川家康は、城内で花火を見物しました。
江戸の花火といえば「鍵屋」と「玉屋」が有名です。鍵屋は、民間の花火業者で徳川幕府の御用達。玉屋は、その分家でした。夏になると、この二つの両家が夜空で競演をしました。
当時の花火は橙色(だいだいいろ)で華やかな色になったのは明治時代に入ってからです。
第4問 ① 牛
答えの解説
ナスは牛を表しています。
キュウリの馬は、ご先祖様が馬に乗って早く来てくれるように。ナスの牛は、帰る時は牛に乗ってゆっくりと帰ってくれるようにという願いが込められています。
第5問 ③ 迎え盆
答えの解説
お盆の期間は8月or7月の13日~16日までの間です。
お盆が始まる13日の事を「迎え盆」
お盆が終わる16日の事を「送り盆」と呼びます。
間の14日、15日には法事や供養などの儀式が行われます。
第6問 ② 京都府
答えの解説
五山の送り火は、16日の夜に京都を囲む5つの山で巨大な火文字を灯して先祖の霊を送る行事です。
火文字は、有名な「大」のほかに「妙」「法」といった文字もあります。
第7問 ③ 首筋
答えの解説
熱中症対策で冷やすと良い場所は首筋です。
首筋は露出していて冷やしやすいですし、首の両側には頸動脈という太い血管が通っていてすぐに冷えやすくお勧めです。
首筋以外では、わきの下や膝裏、うちもも、などを冷やすと良いです。
第8問 ② ペルセウス座流星群
答えの解説
8月中旬はペルセウス座流星群が活発に活動する時期です。
8月の13日前後になると1時間に30~50個もの流星が夜空に広がり極大夜と呼ばれています。観測する際は、防虫グッズを忘れずに!
第9問 ② 平安時代
答えの解説
なんと、かき氷は平安時代から食べられていました!!
しかし、当時のかき氷は超高級品で貴族の人しか食べられませんでした。
氷にブドウ科のツタ植物の樹液を煮詰めてシロップを作りそれを氷に食べていたそうです。
第10問 ② 迎え火
答えの解説
13日の夕方にご先祖様が道に迷わないように門前で火を焚くことを迎え火といいます。
麻の菊を乾燥させた麻幹(おがら)を焚く地域が多く燃えている麻幹(おがら)をまたぐと病気を防ぐことが出来ると言われています。
現在は、火を焚く代わりに盆提灯が代用されていることが多いです。
続いて後半です!!
高齢者向け!!お盆に解きたい雑学クイズ問題【後半10問】
第11問
土用の丑の日にうなぎを食べる習慣を作ったのは誰でしょうか?
① 平賀源内
② 黒田官兵衛
③ 宮本武蔵
第12問
暑中見舞いは、8月何日までに送ればいいのでしょうか?
① 8月1日
② 8月7日
③ 8月11日
第13問
扇風機が日本で発売されたのは何時代でしょうか?
① 大正時代
② 昭和時代
③ 明治時代
第14問
世界一重いスイカとしてギネス認定されたスイカの重さは何㎏でしょうか?
① 111kg
② 159kg
③ 209kg
第15問
先祖の霊魂とともに盆棚の供え物を小舟に乗せてあの世へ送り返す行事をなんというでしょうか?
① 精霊流し
② 小舟流し
③ ひな流し
第16問
蚊取り線香の生産量が日本一なのはどこでしょうか?
① 和歌山県
② 東京都
③ 沖縄県
第17問
猛暑日とは何℃以上の日の事をいうでしょうか?
① 25℃以上
② 30℃以上
③ 35℃以上
第18問
群馬県で32夜に渡って開催される日本最長の盆踊りの祭りをなんというでしょうか?
① 阿波踊り
② 郡上おどり
③ 新野の盆踊り
第19問
この中で熱中症対策として一番良い帽子の素材は何でしょうか?
① ナイロン
② 綿
③ 麦わら
第20問
日本三大盆踊りの一つである阿波踊りは約何年の歴史があるでしょうか?
① 200年
② 800年
③ 400年
高齢者向け!!お盆に解きたい雑学クイズ問題【後半の答え】
第11問 ① 平賀源内
答えの解説
土用の丑の日にうなぎを食べる習慣が出来たのは1700年代の後半の江戸時代からです。
暑い夏の日に、うなぎがなかなか売れない事に悩んだうなぎ屋が蘭学者である平賀源内に相談したのがきっかけです。
相談を受けた平賀源内は、うなぎ屋の店先に「土用の丑の日うなぎの日」という看板を立てました。すると、それまでは素通りしていた人々がこの看板を観てうなぎ屋にどんどん入って行き店は大繁盛となりました。
この噂を聞いた他のうなぎ屋も真似をしていき土用の丑の日は、うなぎを食べるという習慣が広まりました。
第12問 ② 8月7日
答えの解説
暑中見舞いは、暑い夏の日の相手の様子を気遣い送るものですが、暑中見舞いは、梅雨が明けてから立秋の前日である8月7日までに送るようになっています。
立秋の8月8日~9月上旬までは、残暑見舞いとなります。
第13問 ③ 明治時代
答えの解説
明治27年、日本で初めて扇風機が発売されました。
発売したのは、東芝の前身である芝浦製作所で、今のように軽い羽根がついている扇風機ではなくて厚い頑丈な金属の羽根がついている扇風機でした。
風量も今よりもかなり少ない微風だったそうです。
第14問 ② 159kg
答えの解説
世界一重いとしてギネス認定されたスイカの重さは159kgです。
このスイカは、アメリカ・テネシー州に住んでいるクリス・ケントさんが作ったスイカです。クリスさんは、スイカが大好きで子供を育てているような気持ちでスイカを大切に育てたそうです。
第15問 ① 精霊流し
答えの解説
お盆の終わりに先祖の霊魂と飾り物やお供え物を小舟に乗せてあの世へ送り返す行事の事を精霊流し(しょうろうながし)といいます。
地域によっては、灯籠を流すところもあります。
第16問 ① 和歌山県
答えの解説
夏に欠かせないものといえば蚊取り線香ですよね!
蚊取り線香の生産量が日本一なのは和歌山県です。
有名な金鳥の蚊取り線香は、全部和歌山県で製造されています。
第17問 ③ 35℃以上
答えの解説
猛暑日は35℃以上の日の事をいいます。
ちなみに、25℃以上は夏日、30℃以上は真夏日です。
第18問 ② 郡上おどり
答えの解説
岐阜県郡上市で32夜にも渡って開催される日本最長の盆踊りの事を「郡上おどり」といいます。踊りの種類は10種類もあり市内のあちこちで行われます。
一番有名なのは13日~16日のお盆の期間に徹夜で踊り続ける「徹夜踊り」です。
第19問 ③ 麦わら
答えの解説
帽子の中で一番通気性が良く夏の暑い日におすすめなのは麦わら帽子です。
麦わら帽子には麦稈真田(ばっかんさなだ)という紫外線に強く熱を遮断する素材が使われている為、麦わら帽子をかぶる事で熱中症対策にもなるだけではなく紫外線防止にも役立ちます。
第20問 ③ 400年
答えの解説
日本三大盆踊りの一つとして有名な徳島県の阿波踊りは約400年の歴史があります。
特に徳島市で行われる阿波踊りが最も規模が大きく四国を代表する祭りとなっています。「連(れん)」と呼ばれるグループごとに分かれて町中を三味線や掛け声に合わせて踊り歩きます。
以上でお盆に解きたい雑学クイズ20問は終了です!
いかがでしたでしょうか?
お盆の期間は、各地で様々な祭りやイベントが開催され私も小さい頃はよく浴衣を着て盆踊りを踊りに行っていたのを思い出しました(*^-^*)
お盆の時期は、忙しいですがまだまだ暑い時期なので熱中症には気を付けて下さいね。
クイズで学んだことをコミュニケーションに役立てていただけたら嬉しいです!