今回は、昔懐かしい!小学生向けに『回文の作り方』をご紹介します。
「回文を作りたいけど作り方が分からない…」という方はぜひ本記事を参考に回文作りにチャレンジしてみてください。
目次
回文ってなに?
みなさんは回文って、ご存知ですか?
『上から読んでも、下から読んでも同じ言葉や文章』
またまた、左から読んでも右から読んでも同じ言葉や文章になるものを回文と言います。
例えば、『新聞紙』や『トマト』…文章ではないですけども。有名なのは『竹やぶ焼けた』や『私、負けましたわ』などがあります。
ぱっと見ただけ、読んだだけでは分からないものの、逆から読んでみて、回文になっていることが分かると面白いものがたくさんあります。
色んな回文
・何でだ、みな私だけ避けだしたわ…涙出んな。
(なんでだ、みなわたしだけさけだしたわ…なみだでんな)
・来てもよい頃だろ、来いよモテ期!
(きてもよいころだろ、こいよ もてき!)
・夜鳴くなよ、柴犬。居場所無くなるよ。
(よなくなよ、しばいぬ。いばしょなくなるよ)
いかがですか?回文になっている!!って、気づけたときの何とも言えない楽しさがありませんか?
こうして読んでいることも、自分で回文を作ってみることのどちらも、頭の体操になるそうです!
小学生向け!!回分の作り方
頭の体操になるとは言っても、いきなり回文なんて作れませんよね。
しかし、世の中に色んな回文があるってことは、誰かが作っているということ。誰かが作っているってことは、私たちにも作れるということです。
ここからは本題の回文の作り方をご紹介していきます。
1、まずは好きな言葉を選ぶ
・けっこん
2、『1番の言葉』を逆さにする
・んこっけ
3、『1番の言葉』と『2番の言葉』をつなげてみる
つなげる時、前後に入れ替えたり、真ん中の1文字は省いたりすることができます。
・けっこん んこっけ
・けっこ ん こっけ(←1文字省き)
・んこっけ けっこん
・んこっ け っこん(←1文字省き)
意味が通っていれば、回文が成立していると言えますが、この状態では未完成です。
4、今度は、前後や間に言葉をはさんでから、くっつけてみる
・けっこん が んこっけ
『が』を挟むと…『結婚・頑固・っけ』になる。
…うーん、難しい。
5、後ろにも言葉をつけて、長くしてみましょう
・けっこん が んこっけ いさ
後ろに『いさ』を付けると…『結婚・癌・滑稽さ』
…もぅ、何が何だか…。
6、このままだと回文にならないので、『5番で足した言葉』を逆さにした言葉を、頭に加えます
・さい けっこん が んこっけ いさ
頭に『さい』を付けると…『採決・懇願・滑稽さ』
……えーっと、野党が必死に法案を通そうと採決を懇願するけど、誰にも相手にされない様子が滑稽な様子?…何とも意味が分からない回文?単語の羅列ができてしまいましたが、なんとなく、作り方が分かってきました。
最初のキーワードを『結婚』が行けなかったのかも知れません。
もっと短くシンプルな言葉で再挑戦します。
みんなで回文を作ってみよう!(私も再チャレンジします)
ではでは、気を取り直して、新しく回文を作っていきます。みなさんも、好きな言葉を思い浮かべて、一緒に作っていきましょう!
1、好きな言葉を選ぶ
・とり
鶏肉が好きなので、とりを選びました。
2、『1番の言葉』を逆さにする
・りと
3、『1番の言葉』と『2番の言葉』をつなげてみる
つなげる時、前後に入れ替えたり、真ん中の1文字は省いたりすることができます。
・とり りと
・と り と
・りと とり
・り と り(←次はこれを使います)
4~6の手順を色々試してみる。
・り すく と くす り
間に『すく』・『くす』を挟むと…『リスクとくすり』
…お、なんかそれっぽい!けど、意味的には…
今度は前後に『くす』・『すく』をつけてみます。
・くす り と り すく
今度は『くすりとりすく』。こちらの方が、語呂がよさそうです。…このままだと、味気ないので、もう少し長めに挑戦…。間に『のるう』・『うるの』を挟んでみます。
・くすり のるう と うるの りすく
『くすりのルート、売るのリスク』!おぉ!裏稼業の人が言いそうな、セリフが出来上がりました。
さいごに
ここまで、ご覧いただき有難うございます。
みなさんは、どんな回文が作れましたか?うまく作れましたか?
今回は、『回文』について、ご紹介してきました。
他の人が作ったものを見ていると、あーなるほど、と思えるものの、いざ作ってみようと思うと難しい『回文』。
そして、最初のキーワードに『結婚』という今年の野望丸出しな選択をした私から、とっておきの回文を最後にご紹介します。
世の中ね、顔かお金かなのよ
(よのなかね、かおかおかねなのよ)
おあとがよろしいようで!この記事をご覧いただいて、少しでも皆さんの参考になれば、幸いです。