今回は論理パズルクイズ問題を紹介します。
論理パズルとは複雑に考える必要がなく、与えられた条件を整理して考えれば解けるようになっているクイズです。
しかし、人間には先入観というのがあり、素直に考えれば答えが出るような問題でも、迷路にはまって分からなくなってしまうことがあります。
それこそ論理パズルの楽しさであるので、皆さんも迷宮に迷い込むことなく答えまで到達して下さい。
目次
簡単・論理パズルクイズ!!初級問題!【前半5問】
第1問
道路にバスが止まっていました。どちらが前になるでしょうか?
第2問
三人の子供A・B・Cがいます。同じ服装と同じ髪形で全員男の子のように見えますが、一人だけ女の子がいます。
そこでAに誰が女の子なのか聞いたところ、「他の二人のうちの一人が女の子だよ」と言いました。
Bは「女の子なんていないよ」と言い、Cは「この三人で嘘ばかり言う子が一人だけいる」と言いました。
この子供たちは本当のことを言う子供2人と嘘を言う子供が1人います。このAの性別は?
第3問
ある北海道の川にはたくさんの鮭が遡上することで有名でした。
そのために熊も出没する頻度が高く、2回に一度は出会ってしまうため普通なら一日に25匹取れるのですが、警戒しながら取るため一回行くごとに5%ずつ取れる数が減っていきます。
100匹の紅鮭を捕獲したい場合、何回行けばいいでしょうか?
第4問
詐欺事件が発生し、警察は元詐欺師だった三人のA・B・Cを容疑者として任意同行をかけました。
聴取の中でAは「犯人はBだ」と言い、Bは「犯人はCだ」と言いました。Cは「私が犯人だ」と言いました。
この中で真実を言っているのは犯人だけで、犯人でない人は元詐欺師なので嘘を言っています。
犯人は誰でしょうか?
第5問
25巻まで発行されている漫画の単行本が10巻から20巻までありました。
単行本は何冊あるでしょうか?
簡単・論理パズルクイズ!!初級問題!【前半の答え】
第1問
答えの解説
道路が左側通行の国なら左側、右側通行の国なら右側になります。
第2問
答えの解説
女の子が一人いる前提なので、Bは嘘を言っていることになります。他の2人は本当のことを言っているので、Aの発言からBかCが女の子になるのでAは男の子になります。
第3問
答えの解説
これは引っ掛け問題でした。一生懸命計算した人はごめんなさい。紅鮭は日本には遡上しないので、何回言っても捕獲できません。
第4問
答えの解説
Cが犯人だとすると本当のことを言っていますが、Bも本当のことを言っていることになるので、この二人は嘘を言っていて犯人ではありません。Aは犯人がBと言っていますがBも犯人ではないため、これも嘘になります。全員が嘘を言っているので犯人はいません。
第5問
答えの解説
11冊です。20-10では11巻から数えなければいけないため、10巻からあるので11巻になります。
簡単・論理パズルクイズ!!初級問題!【後半5問】
第6問
5分が計れる砂時計と4分が計れる砂時計がありました。
この2つの砂時計を使って正確に2分計るにはどうすればいいでしょうか?
ただし、1分ずつの砂を2回分貯めるという方法は使ってはいけません。
第7問
花束をもらい見ると白い色以外が二本、赤い色以外が二本、黄色い色以外が二本ありました。
この花束の本数は何本でしょうか?
第8問
A、B、C、Dのコインがあり、その4枚のコインのうちの1枚を観客が指定し、後ろを向いていたマジシャンが当てるという手品をしていました。
このマジシャンは相手にコインを選別させて当てるという方法を取っていましたが、実は後ろを向いていましたがどれが客が指定したコインか知っていました。
どうすれば客に選ばせて指定されたコインを当てられるのでしょうか?
第9問
何枚かの表と裏の図柄が違うコインを適当に投げ、更にその内の何枚かを同じコインを複数回裏返すことはせずに裏返して一枚を取り出します。
コインを取り出す前に一度だけコインの状態を見る機会はあり、取り出した後の状態も確認できますが、それだけで取り出したコインが裏か表か確実に分かる方法はあるでしょうか?
第10問
10階建てのビルの1階と10階の荷物を5階に移動することになりました。
荷物の個数は同じで移動速度も同じだとすると、荷物の移動が速く終わるのは1階からでしょうか?
それとも10階からでしょうか?
簡単・論理パズルクイズ!!初級問題!【後半の答え】
第6問
答えの解説
5分と4分の砂時計を同時に砂を落とすと、4分の砂が落ちたところで5分の砂時計には1分の砂が残ります。次に4分の砂時計に砂を入れて5分の残りの砂と同時に落とすと、5分の砂時計が無くなった時点で4分の砂時計には3分の砂が残ります。最後に5分の砂時計に砂を入れて4分の残りの砂が落ちるまで同時に砂を落とすと5分の方には2分の砂が残ります。
第7問
答えの解説
単純に考えれば答えがでます。三本でした。
第8問
答えの解説
仮に客がAを指定したとします。そこでマジシャンはコインを2つずつに分けて客にどちらの方か指定してもらいます。客がAのある方を選べば「これですね」と言って取り、Aが含まれていなければ「ではこちらは捨てましょう」と言って外します。残った2枚のコインも1枚ずつ分け、同じ方法を使えばいいのです。
第9問
答えの解説
一見すると不可能に思えますが、見るのは裏返す前に見て何枚が表で何枚が裏かを確認します。そこで裏返した回数で奇数回なら見た時よりも一枚が裏返っていて、偶数回なら元に戻っています。最後に取り出した後の状態と取り出す前の状態との相違点から取り出したコインが裏か表か分かります。
第10問
答えの解説
1階からの方が早く終わります。同じように感じますが、1階から5階までは4階分上がればいいのですが、10階からでは5階分降りることになります。
以上、論理パズルクイズ初級編でした!
論理パズルは難解なものは条件が多すぎて問題文が長くなり、見るだけでうんざりする場合があるので、条件が少なく文章も短い問題を出してみました。
特別な知識は必要ない論理パズルは頭の体操には最適なので、空いた時間などに頭をリフレッシュしてみて下さい。