【高齢者向けジェスチャーゲーム】おすすめ!!やり方やコツ&注意点・簡単お題30選を紹介

 

みなさんはジェスチャーゲームに挑戦したことはあるでしょうか。

 

その名のとおり、回答者は出題者がおこなうジェスチャーを見て、それが何を表しているのかを考えて回答するゲームです。

 

動きを見ることで、答えと結びつけるという流れは少ないヒントから記憶を引き出すことになるため、脳への良い刺激にもなってくれます。

 

今回は、そんなジェスチャーゲームのコツやお題の例についてご紹介していきます。

 

ジェスチャーゲームのコツ

 

ジャスチャーゲームのコツは、「大きな動作でジェスチャーをおこなうこと」です。

 

施設でやるとなれば、回答者も多くなってくるため回答者全員に見えやすくする必要があります。

 

また、高齢者は視力の低下もあるため細かい動作では何をやっているのか分かりづらい場合もあります。

 

多少オーバーになってもかまいませんので、出題者は恥ずかしがらずに「自分は○○(答え)の動きをしています!」と動作で訴えるような勢いでやってみましょう。

 

利用者さんの回答が、職員さんが想定していた答えと違ってもそれがあながち間違いではない場合、それもOKにするといいでしょう。

 

(例:答えを野球と出題したが、利用者さんが野球選手の名前を答えた など)

 

ジェスチャーゲームの注意点

 

注意点は上記にも述べたように、細かい動きの場合は高齢者に見えづらくなってしまう点です。

 

ジェスチャーが少し離れた位置から見て、分かりにくいものになりそうな問題は避けるのがいいでしょう。

 

また、あくまでジェスチャーゲームですので、出題者はジェスチャー中に声を出さないように注意しましょう。

 

ヒントを出す場合も、出題者以外の職員さんが時間ごとに少しずつヒントを出す形にできると、程よい難易度として楽しんでいただけるでしょう。

  

高齢者向け!!ジェスチャーゲームお題【30選】

 

それでは、ここからはジェスチャーゲームのお題を30つ紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。 

 

①野球

「ボールを投げる動作」、「バットでボールを打つ動作」などをおこなってみましょう。

 

他にも一本足打法などの、「昭和に活躍した選手を象徴する動作」をするとピン!と来る方も多そうですね。

 

スポーツのジェスチャーの中ではかなり分かりやすい方に入るでしょう。

 

②相撲

四股を踏む動作だけでも、答えが分かってしまう方が多そうですね。

 

決定的な答えになってしまうので、その前に「髷をイメージした動作」、「まわしを巻く動作」を入れると良さそうですね。

 

③サッカー

人気の高いスポーツなので、高齢者にも分かりやすいジェスチャーになるかとは思います。

 

しかし、足での動作がメインになるため後の方から見ると分かりづらい可能性があるためその点には注意です。

 

④水泳

「クロール」、「平泳ぎ」といった動作は手を大きく使った分かりやすいジェスチャーになりますね。

 

⑤バスケットボール

「ドリブル」、「シュート」といった一連の動きは高齢者にも伝わりやすい動作かと思います。

 

テレビではあまり見かけないので、中にはピンと来にくい方もいるかもしれませんので、簡単すぎず程ほどの難易度になるでしょう。

 

⑥テニス

若い世代だけではなく、比較的年配の方がやっているのも珍しくない上に大阪なおみ選手の活躍により、注目している方も少なくないであろうスポーツですね。

 

「サーブ」や「スマッシュ」などの上半身を大きく使った動きで伝わりやすいでしょう。

 

⑦柔道

「背負い投げ」のような大きな動きをすることで、すぐに伝わるかもしれません。

 

柔道に詳しくなくても分かるような技の動作をするのがおすすめです。

 

⑧剣道

竹刀をかまえ、技を繰り出す動作から「侍」と答える方も多いかもしれませんね。

 

その場合でも、当たらずとも遠からずなので正解にしてもいいでしょう。

 

面を被る動作を入れると良さそうですね。

 

⑨ボウリング

施設での行事でおこなうことも多いゲームの1つかと思いますので、かなり伝わりやすいのではないでしょうか。

 

ボールをかまえる姿勢の時点で気づく方も見えそうです。

 

かつてのブームで上手かった方も見えるかもしれませんね。

 

⑩ゴルフ

特に男性の方は若い頃にゴルフを経験した方も少なくないのではないでしょうか。

 

有名な選手の動きを見て、ジェスチャーの参考にできるといいですね。

 

⑪麺類

「湯切り」、「冷ましながら啜る」といった動作をすることで伝わりやすいでしょう。

 

落語家は扇子を使い、音を立てながらうどんや蕎麦を食べる様子を表現しますが、それをジェスチャーでやるとなると、少し難しいかもしれませんね。

 

⑫お寿司

「お寿司を握る動作」はすぐに分かる方が多そうなので、難易度としては低めでしょう。

 

その前に「魚をさばく動作」、「酢飯をつくる動作」を入れてみると良いかも知れません。

 

⑬バーベキュー

「串に肉や野菜を刺して焼く」という動作がありますね。

 

岐阜県だとバーベキューセットを持っている人が多いと言われているため、地域によって連想しやすい・しにくいの差が出そうです。

 

⑭キャンプ

「テントを組み立てる」という動作は分かりやすい印象がありますね。

 

アウトドア好きな方には伝わりやすそうです。

 

⑮畑仕事

「鍬で耕す」、「種を植える」といった動作を取り入れるといいでしょう。

 

⑯バンド

世界的に人気のパフォーマンスでもある「エアギター」をジェスチャーの1つとしてやってみてもいいでしょう。

 

「ドラム」をイメージした動作もおすすめです。

 

⑰電話

利用者のみなさんにとっては、「黒電話のダイヤルを回す」動作を入れると懐かしさも感じていただけるでしょう。

 

⑱魚釣り

レクの時間に魚釣りゲームをしていると、より連想しやすそうですね。

 

「餌を付ける動作」からやってみましょう。

 

⑲コマ回し

伝統的な遊びですので、懐かしさを感じると共にすぐに答えていただけそうです。

 

「紐を巻く動作」からの一連の流れでやってみましょう。

 

⑳電車

「切符を買う」、「改札を通る」などの一連の流れから、「つり革に掴まる」動作をすると分かりやすそうです。

 

特に電車をよく活用する都市部の方には分かりやすい問題かと思います。

 

温泉

湯船に入る前のマナーである「掛け湯」も忘れずに取り入れ、「頭にタオルを乗せる」仕草もやってみましょう。

 

ゴリラ

人に近い姿をした動物なので、再現はしやすそうです。

 

ちなみにゴリラが胸を叩くドラミングの際の手は、グーではなくパーが正解です。

 

乗馬

「馬にまだがる」、「馬のお尻を叩く」という動作はイメージしやすいものになるでしょう。

 

競馬と連想された方もOKとしましょう。

 

歯磨き

日常的にみなさんが必ずおこなう動作そのものですので、伝わりやすいでしょう。

 

洗濯

「洗濯機を回す」、「洗濯物を干す、畳む」動作も良いですが、あえて「洗濯板を使う」動作にするのもありですね。

 

食器洗い

これも日常的な動作そのものであるため、分かりやすいでしょう。

 

お皿を洗っていることが伝わりやすいよう、「丸いものを持っている」ことをアピールしてください。

 

㉗料理

「材料を切る」、「炒める」などの動作をしてみましょう。

 

具体的な料理名をイメージせずジェスチャーをおこない、料理名を答えても正解としてもいいでしょう。

 

医者

「聴診器を当てる」、「喉の状態を確認する」動作はおそらくみなさんも診察を受ける際に体験する動作なので、分かりやすいでしょう。

 

アイドル

「歌ったり、踊ったり」という動作がポイントです。

 

昭和に人気だったアイドルの動きを実際に真似してみるといいでしょう。

 

その具体的なアイドル名を答えられても正解にしましょう。

 

ボクシング

シャドーボクシングをするかのような動作だけでも、十分伝わるでしょう。

 

昭和に活躍したボクサーの動きを、真似する感覚でやってみましょう。

 

さいごに

 

このように、一見簡単そうなお題であっても動きから連想して考えるだけで脳への良い刺激になります。

 

逆に難しい問題を出そうとすると、利用者さんの世代的に伝わりにくいネタになったり、ジェスチャーをする側も分かりやすく伝えるのが難しくなったりします。

 

大きな動きで分かりやすく伝えられるようなお題を選べるといいですね。