突然ですが、『小銭貯金』って、されていますか?
私は1日いくらと予算を決めて、余ったお金を小銭貯金に回しているのですが・・・
実はこの『小銭貯金』が『お宝の山』かもしれないと言ったら、みなさんどう思います?
古銭や記念硬貨にプレミア的な価値が付くのは有名ですが、実は現在流通している硬貨にも貨幣価値以上に価値のある硬貨が出回っているんです。
レアな100円玉はこれ!財布の中をチェック
価値のあるレアな100円玉は主に2種類あります。
1⃣ 銀でできた100円玉(百円銀貨)
2⃣ 発行数の少ない年の100円玉
ここからは、それぞれのレアな100円玉について説明していきます。
百円銀貨とは?その価格はいくら?
現在流通している100円玉は『百円白銅貨』とも呼ばれ、素材は銅75%、ニッケル25%で製造されています。
諸外国に銀貨があったように、日本でもこの100円硬貨が、銀を基に製造されていた時期がありました。
昭和30年代に発行された旧硬貨の100円玉は、『百円銀貨』と呼ばれ、
素材は銀60%、銅30%、亜鉛10%で製造されており、100円の価値以上の銀が含まれています。
それでは、この『百円銀貨』は現在の価値はいくらなのでしょうか?
『百円銀貨』ですが、『百円白銅貨(普通の百円)』とサイズなどの条件は変わっておらず、重さ4.8g、直径22.6mmで製造されています。
6割が銀なので、4.8×0.6=2.88gが銀の含有量と分かります。
2018年2月現在の銀相場の買取価格は約\60/gでしたので、¥60×2.88=\172.8が『銀』としての『百円銀貨』の価値と言えそうです。
もともと、古銭としても人気のある硬貨なので、『銀』としての価値も、『古銭』としての価値も比較してみます。
『百円銀貨』には2種類の図柄が使用されており、『鳳凰』が描かれたものと、『稲穂』が描かれたものがあります。
『鳳凰』の銀貨は2年間で約1億枚発行されていたので流通量が多く、『銀』としての価値の方が高くなりそうです。
『稲穂』の銀貨で、昭和36年、39年発行のものは共に流通量が少ないため、使用感があっても¥500以上の価値がつくことがあるようです!
発行枚数がこんなに価値を左右するとは驚きです。
発行数の少ない年の100円玉!その価格はいくら?
昭和36年、昭和39年、平成13年、平成14年のものは発行数が少なく、希少価値があります。
中でも、平成13年は約800万枚、平成14年は約1060万枚となっており、とても希少価値が高いと言われています。
それではどのくらいの価値があるのでしょうか?
平成13・14年の発行数がすくないものは、使用感や状態にもよるようですが、¥120~¥800の値が付くこともあるようです。
(昭和36年、昭和39年はそれ以下)
『百円銀貨』の『稲穂』に比べると、インパクトに少し欠けますが、それでも100円玉が数倍の価値をもっているかもしれないなんて、なんだかロマンがありますね。
まとめ
以上の内容をまとめるとこうなります。
1⃣ 銀でできた100円玉(百円銀貨)
⇒ 『銀』としての『百円銀貨』の価値は約170円である
⇒ 昭和36年、39年発行の『稲穂柄』の銀貨については500円以上の値がつく
2⃣ 発行数の少ない年の100円玉
⇒ 昭和36年・39年、平成13・14年のものについて希少価値がある
⇒ 平成13・14年の発行数がすくないものについては、120~800円の値がつく(昭和36年・39年はそれ以下)
さて、今回は『レアな硬貨』の中でも『100円玉』に着目して、ご紹介してきましたがいかがでしたか?
あなたのお家にあるお財布の中や、小銭貯金の中にも、レアな硬貨が眠っているかもしれません。
これを機会に、お買い物あとの小銭をチェックしてみるのも楽しいかもしれませんね!
ご覧いただき有難うございました!